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ブックマーク / www1.odn.ne.jp (7)

  • 『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』『路上からできる生活保護申請ガイド』

    湯浅誠『当に困った人のための生活保護申請マニュアル』 ホームレス総合相談ネットワーク『路上からできる生活保護申請ガイド』 湯浅誠『当に困った人のための生活保護申請マニュアル』は一般市民の生活保護観、というか生活保護申請観(どんな観だ)を変える革命的なだ。ぼくもこので学ばされることがいっぱいあった。不明を恥じる他ない。 もっとも革命的なことは、「申請に対応する役人は平気でウソをつく。そしてウソの連続である」ということだった。 湯浅は、彼らを便宜的に「敵」と呼ぶ。もちろん「福祉事務所職員は血も涙もないのか?」というコラムを書いているとおり、彼らを「絶対的な敵」だと考えているわけではない。だが、わかりやすく心構えをつくるうえでは、彼らを乗り越えるべき障害と見なす以外にないのだ。 したがって、湯浅のこのは、まさに窓口職員との「戦闘」をするためのマニュアルである。章立てをみればそれがわかろ

  • 蓮池透『拉致』

    蓮池透『拉致』 拉致被害者の兄であり、かつて「家族会」の事務局長を務めた人物の、驚くべき、というか貴重な手記である。たんなる回想やエッセイではなく、完全にゆきづまりを見せている拉致問題、日朝交渉について、被害者家族の視点からみての問題点の剔出になっているのだ。 100ページほどの短いパンフレットであるが、拉致問題の解決を考える人であれば一読して、これにどう応えるべきかを真剣に考える必要があるものだと思う。 サブタイトルの〈左右の垣根を越えた闘いへ〉というのは、「右派も左派も共同してやりましょうね」といったような一般的なスローガンではない。蓮池の主張には右派が陥りがちな議論への批判が入っており、同時に左派が陥りがちな論点に対する批判をも込めている。そのことをただの議論ではなく、運動の体験にもとづいて書いているところに、書の貴重さの基軸がある。 右派が陥りがちな点としては、拉致被害者の救出の

    Doen
    Doen 2009/06/07
  • 間瀬元朗『イキガミ』 紙屋研究所

    間瀬元朗『イキガミ』 漫棚通信ブログ版でとりあげられていて、触発された。 http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_6654.html ずっと前に1巻を読んだとき、どっちつかずの読後感が残っていたんだけど、その正体がつかめない感じで、そのままにしているうちに忘れてしまっていたのだ。 あらすじ紹介は、面倒なので同ブログの紹介文をコピペ。 〈パラレルワールドの現代、日。国家繁栄維持法は、国民に命の尊さを認識させるため、無作為に選ばれた国民を1000人にひとりの確率で死亡させるという法律。小学校入学時に注射されたナノカプセルが肺動脈にひそみ、18歳~24歳で破裂して若者を突然死させる。人にその死亡予告証=「逝紙(イキガミ)」が届くのは死亡の24時間前です。 主人公は死亡予定者に「イキガミ」を届ける公務員。24時間後の自分

    Doen
    Doen 2008/09/14
  • 特殊記号の読み方

    キーボードの記号 日語の読み方は一般的なもので、必ずしも英語とは一致しません。 また、英語は一般的に使われる名称です。 全 角 半 角 読 み 方 英   語

  • 2008/6/14 近況13 釜ヶ崎でこういう光景をまた見るとは思わなかった

    めったに更新しない(だろう)近況 (文中で、野宿者問題の授業に関して「いす取りゲーム」と「カフカの階段」の譬えがどうだ、とよく書いていますが、それについては「極限の貧困をどう伝えるかを参照してください。) スパムメールを毎日多数削除してますが、間違って知り合いや用事のメールも削除してしまうかもしれません。「返事があって当然なのに、1週間しても返信がないな〜」というときは、(その可能性があるので)お知らせ下さい。 最新の「近況」はこちらです。 ■2008/9/21■ 反貧困キャラバン岡山集会 8月21日以来、なんか忙しくてホムペをやってるヒマがなかった。 ようやく時間が空いたので、しばらく前の報告から幾つか。 9月6日(土)、「反貧困全国キャラバン2008in おかやま」で、講演「現代の貧困をどう理解するか −経済の貧困と関係の貧困と−」を依頼され、1時間半ほど話をした。 ぼくの

  • 紙屋研究所

    とあるマルクス主義者による、マンガ、、路傍の広告にたいする、批評・感想をアップしています。感想や批判をメールなどで気軽にいただけるとうれしいです。

  • 貧困なる精神(121)本多勝一「石原慎太郎の人生」(『週刊金曜日』 2000年7月7日)

    石原慎太郎と同世代になる私などのように、石原の若いときからの生態を観察してきた者からみると、今の若い世代には石原の基的性格が理解されていないのではないかと思う。石原が都知事選に立候補したときの 「風速計」 で簡単にふれたが、ここでもう少しくわしく解説しておくことにしよう。 「ウソつき」 と 「卑劣な小心者」 とをこねて団子にしたような男。 これは誌去年3月26日号の拙文 (風速計) からの引用ですが、東京都知事選に再び立候補して二四年ぶりに目的を果たした石原慎太郎 (敬称略、以下同) の基的性格は、こう表現するのが適切でしょう。しかしこの人物に直接接したり具体的問題にかかわったことのない人々が、このへたくそな小説家のハッタリ人生にだまされて、そんな事実を知らないのも無理はないかもしれません。 この人が最初に世間に売り出したのは、小説家としてでした。株式会社文藝春秋が、自社の 「ショー

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