「1日2,300円」でどこまでも「青春」「18」というネーミングから何となく若者向けの切符という印象を持ってしまいますが、決してそんなことはありません。年齢制限は一切なく、誰でも購入・利用することができます。子供用はありませんので、子供も大人も同額です。 「青春18きっぷ」は、旅客鉄道会社線(JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)の全てで使用できます。全国のみどりの窓口やおもな旅行会社等で「青春18きっぷをください」と言えばすぐに発券してくれます。ただし駅によっては深夜早朝など窓口等が開いていないこともありますので、できるだけ事前に購入しておくことをおすすめします。 発売額は11,500円で、5回(日)分で1枚になっています。すなわち1日分(1回分)が、2,300円。これでJR全線の普通列車の普通車自由席が1日乗り降り自由になるというわけです。 「青春18きっ
「青春18きっぷ」は、全国JRの普通・快速列車の普通車自由席が1日中乗り放題。しかし乗り放題といっても、1日分=2,300円だけで一体どこまで行けるのでしょうか?この切符の基本性能を探るべく、東京駅から西へ、上野駅から北へ、という二つのパターンを検証してみました。 ■検証ルール ※始発駅を当日の始発列車に乗って出発します。 ※次に乗り継げる一番早い列車に乗り継いで進みます。 ※1日分の有効期限が切れる駅、または乗り継げなくなる駅まで行きます。 ※旅行開始日は「2006年3月4日土曜日」としました。 ※< >内は、列車番号・列車種別・列車の行先です。 ※列車時刻等は、すべて「JR時刻表2006年3月号」によります。 東京駅から東海道本線で西へまずは東京駅から東海道を西へ向かってみましょう。もちろん「青春18きっぷ」の旅ですから、新幹線は一切使いません。JRの普通列車と快速列車の普通車自由席だ
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