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ブックマーク / www.infraexpert.com (12)

  • Ethernet LAN - イーサネットフレームのフォーマットとMACアドレス

    ◆ イーサネットフレーム イーサネットフレームは、イーサネットLANの通信を行う際に使用するデータのフォーマットのこと。 TCP/IPでいうパケットという用語の代わりに、イーサネットではフレームという用語を使用します。 そのイーサネットフレームのフォーマットを紹介します。イーサネットフレームは複数のフレームが 存在しますが、代表的な EthernetⅡフレーム と IEEE802.3フレーム を紹介。現在、最も使用されて いるイーサネットフレームはDIX仕様です。つまりイーサネットフレームといえば EthernetⅡ を指す。 現在、TCP/IPが完全に主流ですが、NetwareやNetBIOSを使用しているならIEEE802.3フレームを使用している場合もあります。

  • STP - スパニングツリープロトコルの動作

    ◆ スパニングツリープロトコルの動作 ① ルートブリッジの選出 スパニングツリーでは、スイッチネットワークのループ構成をツリー状にするために、ツリー状の中心となる ルートブリッジを先ず始めに選出します。ルートブリッジにはブリッジIDが最も小さなスイッチが選ばれます。 先ず、スパニングツリーが有効なスイッチはBPDUを送信します。そのBPDUにはブリッジIDの情報が入って います。各スイッチは、隣接スイッチから受信したBPDUのブリッジIDと自身のブリッジIDを比較し合います。 ブリッジIDを比較する際に、先ずブリッジプライオリティ値を比較して、この値が同じ場合にはMACアドレス を比較します。従って下図の場合、ブリッジプライオリティ値が最も小さいSWAがルートブリッジとなります。 ◆ スパニングツリープロトコルの動作 ② ルートポート(RP)の選出 スパニングツリーではルートブリッジの選出

  • STPとは

    ブリッジングループとは 下図では、スイッチを経由して端末AからBに到達できるパスは2つあります。下図の両方のスイッチで端末の MACアドレスをMACテーブルに学習していない状態で、端末AがBへフレームを送信する状況を考えて見ます。 最初に端末AがセグメントAにフレームを送信します。セグメントAの両方のスイッチでフレームを受信するので、 スイッチAのF0/1、スイッチBのF0/5で端末AのMACアドレスをMACアドレステーブルに追加する事になります。 次に、両方のスイッチがセグメントBへフレームを転送する事から、端末Bがフレームを2回受信するだけでなく 両方のスイッチがもう一方のスイッチからフレームを受信します。結果、スイッチA F0/2、スイッチB F0/6でも 端末AのMACアドレスがMACテーブルに追加されるという誤った学習が行われます。スイッチは互いの存在を 認識して

  • 無線LAN - BSSIDとESSID

    ◆ 無線LAN - BSSとESS 無線LANのインフラストラクチャモードで、1つのAPとそのAPの電波内にいる配下の無線LANクライアント で構成されるネットワークを BSS(Basic Service Set)といいます。複数のBSSで構成される無線LANの ネットワークは ESS(Extended Service Set)といいます。これらのIDが無線LAN通信で重要となります。 ◆ 無線LAN - BSSIDとESSID BSSIDとは文字通りBSSのIDです。無線LANにおけるネットワーク識別子の1つであり48ビットの数値です。 このBSSIDは通常、その無線LANネットワークのアクセスポイントのMACアドレスと同じものとなります。 ESSIDとは文字通りESSのIDです。無線LANにおけるネットワークの識別子の1つであり最大32文字までの 英数字を設定できます。ESSIDは無線

  • STP ポートの役割

    STP ポートの役割 前回、STPのポートの役割はスイッチから送信されるBPDUのやりとりにより決められると解説しました。 以下はそのフォーマットですが、以下の青枠で示したフィールド値を見比べてポートの役割が決まります。

  • Proxy ARP(プロキシARP)とは

    ◆ Proxy ARP(プロキシARP)とは Proxy ARPとは、他のデバイス宛てのARP要求に対して、来の問い合わせ先に代わってARP応答する機能。 Proxy ARPはルータなどのL3デバイスで実装します。Proxy ARPはサブネット化されたネットワーク環境で サブネットマスクを認識しない旧式のホストが通信する時に、一般的に使用されていた機能ではありますが、 現在では、サブネットを設定できない旧式ホストは存在せず、またサブネットを適正に実装することからも この観点でのProxy ARPの実装例は少なく、単に、ARPの代理応答という観点で実装するケースがあります。 ◆ Proxy ARP(プロキシARP)の説明 - サブネットを認識できない旧式ホストが存在するケース 下図で、ホストAからBにパケットを送信する時、ホストAはネットワークアドレスを比較してホストBが同じ セグメントに

  • マルチキャストのアドレッシング

    マルチキャストアドレス 特定のグループを指定するアドレス ( マルチキャストアドレス ) とは、一体どのようなアドレスなのでしょうか。 マルチキャストアドレスは、クラスDアドレス ( 224.0.0.0 〜 239.255.255.255 ) を使用することになります。 このアドレスは、宛先アドレスとしてのみ使用され、送信元アドレスは常にユニキャストアドレスを使用します。 ※ ちなみにマルチキャストトラフィックはUDPを使用するので、マルチキャストの信頼性はアプリやQoSで管理する必要があります。 マルチキャストIPアドレスの構造 マルチキャストのIPアドレスは、32ビットのうち第一オクテットのトップビット 1110 を使用するのですが、 残りの28ビットはクラスA 〜 C のように階層構造となっておらず、残りはマルチキャストのグループIDを 識別するのに使用されます。例え

  • OSPF (Open Shortest Path First)

    OSPF OSPFとは、ディスタンスベクタ型とは異なる、クラスレスのリンクステートプロトコルです。( RFC2328にて定義 ) OSPFでは、クラスレスルーティング、VLSMのサポート、手動集約、OSPFネイバー認証、マルチキャストによる 差分アップデート、Dijkstraアルゴリズム(SPF)による高速収束、ホップ数の無制限、大規模ネットワークに対応 できる 「エリア」 の概念、Helloによるネイバー検出と隣接維持、ルーティングのループフリーなどが実現されて RIPv2のようなディスタンスベクタ型プロトコルの問題点を解決した、大規模ネットワークに適したIGPと言えます。 ※ OSPFのバージョンには v1、v2、v3 の3つがありますが、一般的にOSPFと言えばRFC2328で定義された 「OSPFv2」 を意味します。 リンクステートプロトコル OSPFはリンクステ

  • PPTP / L2F / L2TP とは

    ◆ トンネリングプロトコルについて インターネット上のIPネットワークで使用されている「IP」には、PPPのような認証機能はありません。 一方、「PPP」はWANのシリアル回線のように、2点間がポイントツーポイント接続されている回線 でしか利用できません。ではどのようにFlet's IP網で、PPPoEのPPP認証を行っているのでしょうか。 それは、PPPフレームをIPデータグラムに埋め込み、「カプセル化」して送信を行い、認証サーバーの 受信側でカプセル化解除を行うことにより実現しています。このようにある通信プロトコル上で異なる 通信プロトコルを透過的に伝送することをトンネリングと言います。PPPはL2のデータリンク層である ことから、この場合はレイヤ2トンネリングと言われます。L2トンネリングの種類には以下があります。

  • DHCPスヌーピングとは

    つまり、DHCPサーバからトラフィックが着信してくるポートのみを「trusted」としておけば、その他の untrustedポートに「正規DHCPクライアント」を接続しても「不正DHCPクライアント」が接続されても、 正規DHCPクライアントは正常にDHCPのやり取りができて、不正DHCPクライアントが不正なDHCP応答 パケットを送信したとしても該当ポートでパケットは破棄されるので、DHCPスプーフィングの心配はない。 DHCPスヌーピングではスヌーピングにより、DHCPクライアントのMACアドレス、IPアドレス、リース バインディングタイプ、VLAN、スイッチのポートから構成されるバインディングテーブルを構築します。 スイッチが「Untrusted」ポートでパケットを受信し、そのポートが属するVLANでDHCPスヌーピングが 有効な場合、スイッチは送信元MACアドレスとDHCPクライア

  • MTU / MSS / RWINとは

    ◆ MTU(Maximum Transmission Unit) MTUとは一回のデータ転送で送信可能なIPデータグラムの最大値のことです。EthernetLANでは Ethernetフレームが最大1518byteなので、Ethernetヘッダ(14byte)と FCS(4byte)を除く 1500byteがMTUサイズとなります。

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/01/23
    PPPoEのMTU・MSS
  • TCP/UDPポート番号一覧

    ①、②のポート番号はサービスを提供するサーバ側で主に使用されるのに対して、③はクライアント側で主に使用されるポート番号。 ①ウェルノウンポート番号はサーバのアプリケーションに割り当てられます。②登録済みポート番号は独自に 作成されたアプリケーションに割り当てられます。③のダイナミックポート番号はサーバとのプロセスに応じ クライアントのアプリケーションに動的に割り当てられます。②はクライアントに割り当てる時もあります。 TCP/UDPのポート番号について詳しく知りたい方、TCP/IPをはじめから分かりやすく知りたい方はマスタリングTCP/IPがお勧めです。 マスタリングTCP/IPはネットワークエンジニア、サーバエンジニアなど全てのIT技術者が大絶賛しているTCP/IP参考書のバイブル

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