9月1日は1923年に関東大震災が起きた日だが、日本の子どもたちは授業で学ばないという その理由は日本の地学教育の空洞化で、教師も学んでいないので教えられないとか 地学は自然災害の猛威や歴史も学ぶ科目だが、多くの高校で無視か軽視されているそう 9月1日は100年近く前の1923年に関東大震災が起こった日である。しかし、日本の子どもたちはこのことを授業で学ばない。防災訓練の前後の挨拶で触れるくらいで、実際に起こった大震災の原因も被害の状況も教訓も学ぶことができない。教師も学んでいないので教えることができないのである。 その理由は、日本の地学教育が空洞化しているからだ。 私は、5年前に、『防災の日に思う・・・地学教育を空洞化させた文科省と教育委員会の責任は重い』を書いたが、この5年間、状況は全く改善されておらず、地学教育が消滅に向かう負のスパイラルはさらに進んでしまっている。 ■9割以上の高校