昨日の毎日新聞一面トップでは、秋葉原通り魔事件の加藤容疑者の雇用状態を取り上げていた。以下に引用するが、彼の心が荒んでいく様子がよく伝わってくる。 加藤容疑者は東京都内の人材派遣会社に登録し、自動車組み立て・生産大手の関東自動車工業東富士工場(静岡県裾野市)に派遣され働いていた。工場の職場関係者によると、今年5月中旬から大量解雇のうわさが広まっていたという。そのため、責任者が先月30日、派遣社員十数人を集めて「(当面は)休まず働いてほしいが、派遣社員の中には解雇される人も出る」と説明した。加藤容疑者ら2人はこの説明会に遅れて参加。責任者に「急に言われても何と言っていいか分からない」と返答に困った様子だった。同じ塗装工程で働く同僚にこの後「青森に帰って時給の安い仕事でもみつけようかな」と皮肉っぽく漏らしたという。 ただ、今月3日に一転して雇用継続が伝えられ、加藤容疑者は翌4日「辞めなくてもよ
トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシーや公共交通のことを書いています……。 終着駅トヨタの街の風景はあまりにも悲しいものだった。 集団が孤独をつくり出す。多くの人はそのことを知っている。 ボクたちは夜行バスに乗って地の果てからやってきた。 トヨタの街に行く原因になったのも人間関係からだった。 挫折感や絶望感なんてものは、夜行バスに乗る前にあった。 眠れぬ夜がその感覚をさらに重いものにさせる。 そして名古屋駅の喧騒がボクと世間とを隔離してゆくように感じた。 職場ではあの薄暗い休憩室で沈黙が待っていた。 誰も声はかけてはくれない。 それはプラスに考えればみんな気を使ってくれていたのだろう。 マイナスに考えれば無視された…。挨拶もしない…。 4月に入る期間工はさらに辛い。 「歓迎」の垂れ幕が寮に垂れる。新
トヨタ自動車期間従業員であった筆者が期間工、派遣社員、非正規社員についてや雇用の問題そして1年間にわたる失業生活、その後のタクシーや公共交通のことを書いています……。 真相は究明されなければならないだろうけれど、犯人の心の中は、いったいどうやって解き明かされてゆくのだろうか。分かったことにしてしまうのだろうか。 掲示板の書き込みに「ひとり」というキーワード38回 「ぶさいく」が22回「女性」が42回、だったとしても、それはこのボクのブログでも似たようなもの…。「寂しさ」とか「孤独」なんて言葉は、ここにも多い。 こういう事件が起こると ・過去のこと 小学校、中学校、高校の同級生や知人の話や、あるいは卒業アルバムの内容が墓から掘り起こされるようにして吟味される。そして失敗した人生であるということが強調される。 ・親との確執 家庭内での問題、それは父親が厳しかったとか、母親が甘やかしていたとか、
秋葉原で理不尽な凶行に見舞われ命を落とされた方に哀悼の意を表し、治療中の方々の一刻も早い回復を祈ります。 これは天漢日乗様のところで見つけた秋葉原の事件に対する関東自動車のアナウンスメントです。 2008年6月9日関東自動車工業株式会社 6月8日秋葉原通り魔事件の報道について この度の事件で犠牲者となられた方々とその家族の方々に心から哀悼の意を表します。 また、怪我をされた方々の一日も早いご回復をお祈りいたします。 お騒がせして誠に申し訳ありません。 加藤容疑者は、人材派遣会社・日研総業株式会社の社員として、平成19年11月より弊社東富士工場の塗装工程に派遣されておりました。勤務態度は6月4日(水)までは欠勤も無く、真面目に仕事に取り組んでおりました。 また、日常のミーティングを通じコミュニケーションを図り、管理、監督に努めている中では変わった様子はみられませんでしたので、今回の事件に対し
なんか激しく放置プレイなんだけど、秋葉の事件について、犯人が働いていた工場は、父が正社員として長く勤めている会社のことなので、知っていることを書いておきます。 誰が見てくれるかわからないけど。 ミクシニュースでも書いたんだけど、瞬間最大風速で流れてしまうよりも、はてなに残しておいた方がいいだろうと。 関東自動車はトヨタの関連会社で、下請けではなく、トヨタ車の生産ラインそのものを請け負っている。自動車部品工場という表現をするマスコミもあったけれど、それは正しくない。 トヨタ車として売られている自動車のプレスをし、組み立てをし、塗装をする。 トヨタ本体の一部だと思っても間違いではない。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080609k0000e040040000c.html 工場での担当は塗装ライン。月曜から金曜の週5日勤務で1週間交代で日勤と夜勤に
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