【読売新聞】 日本初の営業時速300キロを達成したJR西日本の新幹線車両「500系」が数年以内に「引退」する。航空機との競争を意識して開発され、近未来的な外観で人気の高い車両。現在は山陽新幹線で各駅停車の「こだま」で運行している。6
東海道新幹線京都駅の中央乗換口を出て、すぐ隣のエスカレーターを降りると、JR西日本の奈良線ホームである。主力のクロスシート車221系とともに、関東では姿を消しつつある国鉄型205系も出発を待っている。 JR奈良線は木津―京都間の通勤路線で、「みやこ路快速」が京都駅と奈良駅を44分で結ぶ。近年、利用が特に伸びた路線である。2019年度の輸送密度は2万9752人で、1987年度比で2.8倍となった。 沿線には東福寺、伏見稲荷、宇治、奈良と有名観光地が点在しており、観光シーズンになると、国内外の観光客で電車はすし詰めになる。 2023年3月に複線化第2期事業が竣工して1年。関西でも影の薄い存在だったJR奈良線は、どのように変貌しているのだろうか。
●自民府議、原生林影響や工費懸念 北陸新幹線敦賀以西の整備を巡り、現行の「小浜ルート」から「米原ルート」への再考を求める声が京都府で強まっている。小浜ルートは巨額の工費や環境への影響が懸念されるためだ。とりわけ駅ができない京都北部への恩恵は薄く、地元の自民府議は「米原ルートが現実的」と強調する。「米原」「小浜」で主張が入り乱れる中、このまま「敦賀止まり」が長期化すれば北陸と関西の双方にとってマイナスだとする指摘もあり、議論の促進が望まれる。(政治部・作内祥平) ●国定公園突っ切る 2016年に与党が合意した小浜ルートは、敦賀駅から小浜市を経由し、京都駅まで南下する。福井県境を越えて京都府に入ると、長いトンネル区間が続く想定で、国内有数の原生林「芦生(あしう)の森」を含む京都丹波高原国定公園を突っ切っていく。ここは多様な生物が生息する京大の研究林でもある。 「北陸の人には伝わりにくいかもしれ
JR西日本は5月7日、「みどりの券売機プラス」と「JR西日本お客様センター」について、オペレーター応対時間を短縮すると発表した。労働人口の減少やコロナなどの環境変化を踏まえたとしている。応対時間の変更は6月1日から。 みどりの券売機プラスは、午前5時半から午後11時までオペレーター対応を行っていたが、計5時間半短くして午前8時から午後8時に変更する。券売機自体の機能は現行通り午前5時半から午後11時に利用可能。一部の駅では、営業時間が異なる場合がある。 お客様センター(電話0570-002-486)は、現行の午前6時~午後11時から7時間短縮し、午前9時から午後7時に変更。踏切の異常や線路内の倒木、架線のトラブルを発見した場合など緊急の連絡は現行通りの時間で受け付ける。 同社は、利用者が多い昼間の時間帯の体制を強化し、応答品質の向上を目指すとしている。
JR東日本は、経営効率化のために削減してきた「みどりの窓口」について、削減の方針を凍結することを明らかにしました。繁忙期に激しい混雑が発生しているためで、当面は窓口の数を維持し、繁忙期には臨時の窓口も設けるとしています。 JR東日本は、新型コロナウイルスの影響で厳しい経営が続いていた3年前、対面で切符などを販売する「みどりの窓口」を2025年までに7割削減する方針を示し、集約を進めてきました。 しかし、ことし3月下旬から4月上旬にかけて、一部のみどりの窓口では、定期券を購入する人や、訪日外国人などで激しい混雑が発生し、多くの利用者から苦情が寄せられたということです。 これについてJR東日本の喜勢陽一社長は、8日の定例会見で「お客様に多大なるご迷惑をかけていることを重く受け止めている。深くおわび申し上げる」と謝罪したうえで、削減の方針を凍結することを明らかにしました。 会社では、3年前には4
―[シリーズ・駅]― 3月下旬、仕事で九州に行く用事があった筆者は、せっかくだから鉄道を乗り継いで北海道まで帰ろうと計画。時刻表で調べたところ、新幹線や特急もアリという条件だと1日(始発~終電)で移動可能な距離の限界は、山川駅(JR枕崎線・鹿児島県指宿市)から旭川駅(北海道旭川市)の2813.9km。そこで今回はこのルートで戻ってみることにした。 ⇒【写真】山川駅に入線した鹿児島中央駅行きの始発列車 出発は日本最南端の有人駅 出発地の山川駅は北緯31度12分に位置し、切り立った崖下にあり、目の前は海というロケーション。だが、着いたのは朝5時過ぎだったこともあり、辺りは真っ暗で何も見えない。おまけにあいにくの雨だ。 この駅の2つ隣には、JR日本最南端駅で有名な西大山駅があるが、同駅が開業する1960年3月までその称号を持っていたのは山川駅。現在は“JR日本最南端の有人駅”で、駅前には記念碑も
1998年に週刊ダイヤモンドに「阪急電鉄が背負うバブルの重荷 数千億円土地開発計画の破綻」なる記事が掲載されました。この土地開発計画についてネット上でのうわさ程度に聞いていたのですが、国会図書館に当時の週刊ダイヤモンドがあることがわかり、数年前に国会図書館へ行った際記事を確認していました。 掲載されたのは週刊ダイヤモンド1998年6月27日号です。バブル崩壊から癒えぬまま阪神淡路大震災という天災により阪急電鉄の経営状態は悪化、記事では阪急電鉄の"側近秘密経営"(記事より)が批判の対象となっていました。 この記事の核となる阪急電鉄の経営方針について特に批評するつもりもありませんが、その記事の中で取り上げられていた中島マンハッタン構想は非常に興味深いものでした。 そんなわけで今回はこの計画について書いてみたいと思います。 マンハッタン構想の舞台 中島とは? 大阪在住の方でも中島という地名を
阪急電鉄は、京都線の新型特急車両2300系と、同社初という座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」の報道内覧会を4月16日に実施した。今回の取材を通じて感じた「PRiVACE」および2300系の特徴や魅力について紹介したい。 阪急京都線の新型特急車両2300系。座席指定サービス「PRiVACE」を提供する ワンコインで利用できる座席指定サービス「PRiVACE」 座席指定サービス「PRiVACE」は、京都線特急車両の大阪梅田方から4両目に連結され、2024年7月に京都線の特急・通勤特急・準特急でサービスを開始する。導入当初は1時間あたり2~3本の頻度でサービスが提供され、2025年頃には1時間あたり4~6本の頻度となる予定。参考までに、2024年4月現在、日中時間帯における京都線特急は1時間あたり6本運行されている。「PRiVACE」はすべて2300系として製造され、2300系だ
JR東日本の3月のダイヤ改正で、宇都宮線快速ラビットの運転本数がほぼ半減し、仕事などで本県と東京方面を往来する利用客から「不便になった」とため息が漏れている。JR東はこれまで快速が通過していた駅の利用者に配慮した形として、理解を求めている。「将来的には全廃になるのではないか」。今回の見直しをそう捉える鉄道ファンらもおり、ラビットの愛用者らは行く末を注視している。 「ずっと乗ってきた快速が減るのはさみしい。どうしても不便を感じる」。本県と都内を頻繁に行き来する都内在住、会社経営永井彩華(ながいあやか)さん(33)=小山市出身=は残念がる。同市近郊では自身が経験したように都内まで通学する大学生も珍しくないとして「(快速が減って)都内での1人暮らしを選ぶ学生もいるのでは」と推測する。 快速ラビットは朝と夜の通勤時間帯に運行し、宇都宮-上野駅間の所要時間は約90分。各駅停車より20分ほど早く移動で
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ゴールデンウィークがいよいよ始まります。 去年はまだコロナが明ける前でしたが、今年のゴールデンウィークは行動制限が解除されて迎えるため、各地で混雑が予想されています。 去年までと違うのは鉄道会社が各社揃って自由席をやめて全車指定席として走らせる列車が多くなってきていることだと思います。 東海道・山陽新幹線の「のぞみ」はすでに今日から全車指定席で運転されていますし、在来線でも会社別にみると、 「JR北海道」 ・北斗 札幌~函館 ・すずらん 札幌~東室蘭・室蘭 ・おおぞら 札幌~釧路 ・とかち 札幌~帯広 「JR東日本」 ・しおさい 東京~佐倉・成東・銚子 ・わかしお 東京~茂原・上総一ノ宮・勝浦・安房鴨川 ・さざなみ 東京~木更津・君津 「JR東海・西日本」 ・しらさぎ 名古屋~敦賀 「JR西日本」 ・やくも 岡山~出雲市 ・スーパーいなば 岡山~鳥取 ・スーパーはくと 京都~倉吉 ・サンダ
利用客減などを背景に、JR駅構内にある「みどりの窓口」などの有人の切符販売窓口が減少し、毎日新聞が集計したところ過去3年で35%が閉鎖されていた。大型連休(ゴールデンウイーク)は混雑が予想され、「不便」と感じる人もいるだろうが、JRは「むしろ便利になった部分もある」としている。 ◇JR東日本は半減 毎日新聞が全国のJR6社に2021年4月と今年4月時点のみどりの窓口(JR東海は「きっぷうりば」)の設置駅数を聞いたところ計1183駅から計760駅へと、35%も減少していた。JR東日本、西日本の2社は今後も削減を進める方針で、減少傾向は当面続く見込みだ。 減り幅が大きかったのはJR東日本(440駅→209駅)、JR西日本(360駅→173駅)、JR四国(32駅→16駅)の3社で、いずれも半減していた。 削減理由についてJR西日本は…
鉄道の乗務員や駅員などが乗客から罵声を浴びせられるなどのカスタマーハラスメントいわゆる「カスハラ」が後を絶たないとして、JR東日本は初めて「カスハラ」への対処方針を策定しました。 JR東日本によりますと、乗務員や駅員などに対するいわゆる「カスハラ」は多い時で月に30件ほど報告されていて、例えば、グリーン券を持たない乗客に普通車を利用するよう伝えたところ乗務員室のドアを蹴られたり、切符を紛失した乗客に再度、購入するよう促したところ「名刺を出せ」などと罵声を浴びせられたりするケースがあったということです。 JR東日本は「カスハラ」は社員の尊厳を傷つけ、職場環境の悪化を招くとして初めて対処方針を策定しました。 この中では「カスハラ」に該当する行為を、執ような言動や社員の個人情報などのSNSなどへの投稿、不合理または過剰なサービスの要求などとしていて、こうした行為が確認された場合、サービスの休止や
JRの運賃・料金の体系は、過去につくられた制度が幾重にも折り重なり、複雑な様相を呈している。運賃だけでも、幹線の運賃と地方交通線の運賃があり、さらに東京・大阪に限っていえば電車特定区間の運賃もある。東京山手線内や、大阪環状線内といった特定のエリアだけの運賃も定められている。また、路線によっては加算運賃が適用されることがある。 特急などに乗らないで近距離の普通列車に乗るだけでも、これだけ違いがある。 さらにその上、私鉄との競合区間では、「特定区間」というのが定められており、規定よりも安くなっている。 こういった事情から、乗車券を複数に分割して通しで買うよりも安くする、ということをやっている人もいる。 そんな複雑な運賃体系に、JR西日本がメスを入れようとしている。 JR西日本、京阪神エリアで運賃体系の統一へ「アーバンネットワーク」という言葉はもう死語になってしまったが、JR西日本は京阪神エリア
山陽新幹線に「行こっか!こだま」という新しい格安チケットが登場しました。「ぷらっとこだま」の西日本版で、基本的なしくみは同じです。買い方、使い方などを詳しくみていきましょう。 「行こっか!こだま」とは 山陽新幹線には、「のぞみ」「みずほ」「ひかり」「さくら」「こだま」の5種類の列車が走っています。最も速いのが「のぞみ」「みずほ」で、最も遅いのが「こだま」です。「こだま」は、山陽新幹線の全ての駅に停車します。 「行こっか!こだま」とは、その「こだま」を利用する格安チケットです。「のぞみ」「みずほ」に比べると時間はかかりますが、そのぶん山陽新幹線を格安で利用できます。 正確には「EX旅パック 行こっか!こだま」といいます。東海道新幹線の格安チケットとして有名な「ぷらっとこだま」と基本的な仕組みは同じです。「ぷらっとこだま」の山陽新幹線版といってもいいでしょう。 2024年4月22日から、EX旅
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