一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。 長野県・白馬の白馬岳(2932m)登山の目玉ルートである大雪渓の上部の葱平(ねぶかびら。標高2200m前後?)付近で19日午前に土砂崩れが発生し、それに30代の男性山岳ガイドと60代の女性客の2人組が巻き込まれてともに亡くなった、という報道があった。現在も新潟県・長岡高専山岳部の60代男性顧問がこれに巻き込まれた可能性があって行方不明でもある。ほかにも行方不明者がいるという報道もある。 実はホントに偶然なのだが、僕はこの前日と前々日(17日と18日)に大雪渓を往復して白馬岳を登頂している(17日に白馬村営白馬岳頂上宿舎のテント場にテント泊して、18日朝に空身で登頂)。その実際に通った道で翌日にこのような(ヒトが巻き込まれたことによる)「事故」が発生したというのはなんとも
氏名 塩飽雅彦(しわく まさひこ) 年齢 27歳 性別 男性 身長 171cm 体重 57kg 髪型 ショートの天然パーマ 服装 ベージュのズボンに黄緑色のTシャツ(推定) ザック オレンジ色のオスプレー (80L) 遺体が発見されました 9月26日、塩飽雅彦の遺体が発見されました。 北鎌沢左俣、天狗の腰掛下方200m地点 [写真] にて、別件で遭難救助活動中の警察ヘリにより偶然発見に至ったようです。 ザックと上半身衣類と胸部の遺骨の一部が警察により回収されました。 左俣に誤って入り、途中方向の違いに気づき天狗の腰掛に向かう枝沢に入り、その途中でクレバス・シュルンドに滑落したものと見られています。 ザックは無傷ですが、中まで泥が入っているところを見ると、長い間雪の下に埋もれていたことが想定されます。 10月9日から11日にかけ、都岳連救助隊の協力により、事故現場周辺で頭部遺骨を発見・回収し
岐阜県飛騨市神岡町打保の北アルプス寺地山(てらじやま)(1996メートル)で、大雪によって登山中に立ち往生していた東京都武蔵野市西久保、山岳ガイド山田哲哉さん(55)ら7人パーティーは4日朝、同県警のヘリコプター「らいちょう2」が救助した。 けが人はいないという。 同県警飛騨署の発表によると、救助されたのは、ほかに東京都八王子市高倉町、会社員安藤佳延さん(39)、神奈川県横浜市緑区、エンジニア井口達也さん(48)、千葉市花見川区、公務員金内佳子さん(36)、栃木県栃木市平柳町、会社員川合昇さん(42)、茨城県下妻市若柳甲、公務員古谷野淳さん(33)、神奈川県大和市中央林間、教員本郷順子さん(50)。先月29日から1日までの計画で入山していた。3日早朝、富山県警を通じて岐阜県警に救助要請があった。4日は午前7時前から捜索を開始、4人と3人ずつに分かれてヘリにつり上げ、救助した。
トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 北ア遭難の7人救助 関東のパーティー、けが人なし 2010年1月4日 夕刊 寺地山から岐阜県警ヘリ(左上)で救助された人たち=4日午前7時43分、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の鍋平ヘリポートで 岐阜県飛騨市の北アルプス寺地山(1、996メートル)を登山中に大雪で立ち往生していた関東地方の男女7人パーティーについて、岐阜県警は4日朝、救助活動を再開し、ヘリコプターで全員を救助した。飛騨署によると、全員けがはない。 一行は3日、山頂付近から自力で標高約1840メートルの地点まで下り、テントで一夜を過ごして救助を待っていた。7人は山岳ガイド山田哲哉さん(55)=東京都武蔵野市=と、東京や神奈川など33〜50歳の会社員や公務員らの6人。 救助後に報道陣の取材に応じた山田さんらによると、山田さんは専業ガイド16年目のベテランで、6人は山田さんが企画
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス奥穂高岳(標高3190メートル)に入山したまま行方不明になっている東灘勤労者山岳会(神戸市)の男女3人の遭難事故で、岐阜県警は4日午前10時44分、涸沢岳(3110メートル)近くの蒲田富士(2742メートル)の山頂から東に約300メートル近くの地点で、3人のうちの一人とみられる遺体を発見した。ヘリコプターから降下した山岳警備隊員が雪の中から掘り起こし、遺体を収容した。 遭難した3人は、▽神戸市東灘区向洋町中、本庄充さん(59)▽同区魚崎北町、銭谷美喜雄さん(52)▽同市長田区前原町、入江愛子さん(58)。 岐阜県警には3日、倒れている人を別の登山者が見つけたとの情報が入った。県警は4日、北アルプスの中でこの登山者と合流し、ヘリに同乗してもらって捜索を続けている。 3人については、同山岳会の4人も2日から入山し捜索している。3日午後1時半ごろには、3人
寺地山で救助され、鍋平ヘリポートに到着した登山者ら=岐阜県高山市奥飛騨温泉郷で2010年1月4日午前7時33分、奈良正臣撮影 岐阜県飛騨市神岡町打保の北アルプス寺地山(標高1996メートル)で、大雪のために下山できなくなり救助要請していた7人について、岐阜県警は4日早朝からヘリコプターで全員を救助した。7人にけがなどはなかった。 救助されたのは、東京都武蔵野市西久保、山岳ガイド、山田哲哉さん(55)ら、東京都や神奈川県など関東地方に住む30~50歳代の7人。県警ヘリで2回に分けて救助された。 7人は先月29日に北アルプスに入山し、寺地山などを登頂し、1日に下山する予定だったが、大雪のため動けなくなり3日、携帯電話で救助要請していた。7人は自力で標高1842メートル付近まで下山し、3日夜はテント泊していた。 リーダーの山田さんは、山岳雑誌に登山論を連載した経験のある著名な山岳ガイドで、登山教
岐阜県高山市の北アルプス・奥穂高岳(3190メートル)に登った神戸市内の男女3人が、予定日を過ぎても下山しないと、所属する同市内の山岳会から高山署へ届け出があった。 県警は3日、ヘリコプターで上空から捜索したが、悪天候のため発見出来ないまま、この日の捜索を打ち切った。午後1時半頃には奥穂高岳近くの涸沢(からさわ)岳西尾根(2400メートル付近)テント場で、3人のものとみられるテントを発見したが、人はいなかったという。4日以降、天候の回復を待って、捜索を続ける。 発表によると、3人は神戸市東灘区の無職銭谷美喜雄さん(52)、同区の会社員本庄充さん(59)、同市長田区の看護師入江愛子さん(58)。3人は先月29日、新穂高登山口から入山。涸沢岳を経由して奥穂高岳を登り、31日に下山する予定だった。 3人はいずれも登山歴約20年のベテラン。無線機や携帯電話を持っているが、不通状態という。
3日午前6時ごろ、岐阜県飛騨市の北アルプス寺地山(1996メートル)を登山中の男女7人から「大雪のため身動きできなくなった」と、携帯電話で救助を求める連絡があった。岐阜県警によると、7人にけがはなく元気な様子という。 県警によると、7人は山頂付近で救助要請しているとみられる。猛吹雪の悪天候に加え、登山口付近には約3メートルの積雪があるため、4日早朝からヘリコプターで救助に向かうという。7人は同じパーティーで12月29日に入山、1日に下山する予定だった。
トップ > 長野 > 11月16日の記事一覧 > 記事 【長野】 上高地、来春まで別れ 閉山祭に登山客ら200人 2009年11月16日 山へ感謝の祈りを捧げる参加者=松本市安曇で 北アルプスに冬の訪れと観光シーズンの終わりを告げる上高地閉山祭(同祭実行委員会主催)が15日、松本市安曇の梓川にかかる河童橋であった。 地元関係者や登山客ら200人が参加。穂高神社(安曇野市)宮司による神事の後、鏡開きをしたたる酒を川にまき、来春までの山との別れを惜しんだ。 上高地登山歴40年以上という木祖村の無職秋山勝美さん(70)は「今年も何度お世話になったことか。今日は山にお礼を言いに来ました」としみじみ。 同委員会によると、4〜10月の観光客数は約125万7500人で、昨年同期比約22万人の大幅減。長引く不況に加え、5月にあった県道上高地線の落石事故や新型インフルエンザの影響を受けたという。来年の開山祭
映画「剱岳 点の記」で初心者登山増加?富山県警が対策強化 6月25日付の読売新聞より。 WEB上からはじきに消えてしまうので、引用します。 富山県警は、山岳遭難が増加傾向にあることを受け、7、8月の夏山遭難防止の対策強化に乗り出す。 立山を舞台にした映画「剱岳 点の記」公開もあり、初心者の登山者が増加することも想定しており、ホームページ(HP)での安全対策の呼びかけや、県警山岳警備隊による講話で事故減少をめざす。 (中略) 富山県警地域室によると、夏山シーズンの同県内の遭難者数は、2005年以降増加しており、昨年は遭難者数76人、うち死者数8人と、いずれも過去5年間で最多を記録している。 また、今年初めから6月23日までの遭難件数は34件(昨年同期比5件増)、遭難者数42人(同2人増)、死者数10人(同6人増)と、いずれも昨年を上回っている。県警は、高齢世代の登山ブームが背景にあるとみてお
富山県警は、山岳遭難が増加傾向にあることを受け、7、8月の夏山遭難防止の対策強化に乗り出す。 立山を舞台にした映画「剱岳 点の記」公開もあり、初心者の登山者が増加することも想定しており、ホームページ(HP)での安全対策の呼びかけや、県警山岳警備隊による講話で事故減少をめざす。 24日の富山県議会予算特別委員会で、島田一委員(公明)の質問に答え、斉藤良雄・県警本部長が「遭難件数、死者などがいずれも昨年より増加している。本年の夏山警備は、対策に万全を期す」と述べた。 富山県警地域室によると、夏山シーズンの同県内の遭難者数は、2005年以降増加しており、昨年は遭難者数76人、うち死者数8人と、いずれも過去5年間で最多を記録している。 また、今年初めから6月23日までの遭難件数は34件(昨年同期比5件増)、遭難者数42人(同2人増)、死者数10人(同6人増)と、いずれも昨年を上回っている。県警は、
京都府立大パーティの遭難ですが、3名とも凍死という残念な結果になったようです。 京都府大院生と助教か…北アルプスで男性2遺体を発見 読売新聞 2009年4月28日 その昔、伊藤氏の山行記録や岳人での連載を読んだ者として、ショックな結果です。 3名の遺体はバラバラの位置で発見されています。リーダーの元にパーティがコントロールされているのなら一カ所でまとまって見つかるはずであり、おそらくめちゃくちゃな状態に追い込まれていたのだと思います。 単純に見れば、この遭難はメイストームに突っ込んだ典型的気象遭難なのです。が、どのような判断をもって伊藤氏が山に入ったのかが、すごく気になるところです。 この件については報道を見てもあまり情報がなく、これ以上のコメントは難しいのですが、ふと以前読んだ伊藤氏の連載に書かれていた言葉を思い出しました。 たしか、 「悪天候でも行動はできる。が、ビバークができないと
京都府立大山岳部の3人が北アルプスで行方不明になり、うち1人とみられる遺体が見つかったことを受け、竹葉剛学長らが28日記者会見し、「全体像はまだつかめていないが、大変残念な結果になりつつある」と沈痛な面持ちで話した。 山岳部顧問の牛田一成教授は、リーダーで大学院助教の伊藤達夫さん(51)について「18歳くらいから専門誌に記録が掲載されており、1990年代でナンバーワンに近い登山者だった。あの地域を庭のように知っているのは彼だけだ」と経験豊富だったことを強調した。 その上で牛田教授は「(遭難は)気象が原因とみられるが、正確に話せるような内容を持っていない」と述べた。 最後に現場のOBが伝えてきた話として、県警情報で遺体の近くに雪洞があったことを紹介し、かすかに望みをつなぐような表情をみせた。
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