中日新聞:愛煙家に残された“聖域” 新幹線ホーム喫煙コーナー:社会(CHUNICHI Web)トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 愛煙家に残された“聖域” 新幹線ホーム喫煙コーナー 2010年5月29日 16時04分 全面禁煙化の申し入れがあった新幹線ホームの喫煙コーナー＝２９日午前、ＪＲ名古屋駅で ３１日は、世界禁煙デー。受動喫煙防止を定めた健康増進法の２００３年の施行後、鉄道でも禁煙化が進み、ＪＲ各社は都市圏の在来線ホームを全面禁煙とするが、新幹線ホームは「ニーズがある」として分煙化で対応している。今も喫煙可能だ。日本癌（がん）学会など１２団体でつくる禁煙推進学術ネットワークは、ＪＲ各社に新幹線駅構内の全面禁煙化を求め、５度目の要望書を出したが、路線の違いは埋まりそうにない。 路上喫煙が禁止されている名古屋駅周辺で唯一、愛煙家に残された“聖域”が東海道新幹線ホームの喫煙コーナー。「ここがなくなったらつらいね」。灰皿の前で一服した男性会社員がつぶやいた。地
