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出版流通に関するhiroyukiokanoのブックマーク (8)

  • バリューブックスは本の新しい生態系を模索する

    ある程度、長いあいだを読んできた人ならば、一度や二度、蔵書の整理について思い悩んだことがあるはずだ。放置すればはどんどん増え、居住空間を圧迫する。床が抜ける心配をするほどではなくとも、このまま放置してはおけない、という局面に至るのは時間の問題である。なぜなら、日人は滅多にを捨てないからだ。 そのかわりにを「売る」人が増えた。 日の出版業界は1990年代半ばまで右肩上がりで成長しつづけた。その原動力は主に雑誌だったが、文庫や新書といった、いわば英米のペーパーバックに相当する廉価も読者の裾野を大いに広げた。20世紀後半は大量生産・大量消費の時代であり、出版をマスマーケットに向けたビジネスに変えたといっていい。 また日の文庫や新書、並装の書籍等は欧米のペーパーバックとくらべて印刷・造・用紙等の品質が高く、一度や二度読んだ程度では、ほぼ新品と同様である。こうして良質な過去の出版物

    バリューブックスは本の新しい生態系を模索する
  • 「本屋は本を売るだけじゃなくて、本をつくる一つの工房にもなりえる」:「今、本屋で図書館を考える」トークイベントレポート2 : BIG ISSUE ONLINE

    <「今、屋で図書館を考える」トークイベントレポート1を読む> 土田: 「帯ワングランプリ」「書店VS図書館」「伊丹屋大賞」、どれもすごく面白いなと思ったんですけど、福嶋さん、今のお話聞かれていかがでしょうか。 私がここへやってまいりました一番の理由は、僕自身が図書館のかなりのヘビーユーザーだからなんです。 「図書館のせいでが売れない」ということはない 21世紀になった頃に、図書館は無料貸屋であり、そのせいでが売れないとターゲットにされた時期がありました。 しかし、元浦安市立図書館長で、今、立命館大学文学部教授の常世田良 先生 は「浦安では図書館が充実すればするほど、そこでを好きになった方が、屋でもを買っている。はっきりと数字に出ている」ということを随分前から主張されています。 私自身もそう思います。私は図書館でもを借りるし、屋でもを買いますので、そういう方はおそらく多

    「本屋は本を売るだけじゃなくて、本をつくる一つの工房にもなりえる」:「今、本屋で図書館を考える」トークイベントレポート2 : BIG ISSUE ONLINE
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2017/07/13
    「図書館というのは本をつくる場所でもある」「図書館はいろいろな人の才能を引き出して、それを社会に還元するための媒介」
  • 「誰でも本屋さんになれる」新サービス 小さな書店、街に広げる

    新刊書の仕入・販売は、書店にしかできない---。その常識を変えるサービスがある。国内出版取次3位の大阪屋栗田が手がける書籍少額取引サービス「Foyer(ホワイエ)」。雑貨店・カフェなどの一角を「書店」に変え、街の中にとの出会いの場を増やしている。 「Foyer」は、ユニークなお店の数々に利用されている。京都四条河原町の路地裏にある、呑める屋『レボリューションブックス』。・珈琲・酒肴一式を提供する不思議な店舗 街に書店が1軒もない「書店空白地」と呼ばれる市町村は、全国・約1700自治体の約3割にあたる552ヵ所。また、スマートフォンやタブレット端末、電子書籍など、さまざまな代替メディアの登場により、が紙である必要はなくなりつつある。 こうした状況にあって、書店以外の店舗でを扱いたいというニーズと、書店空白地をなくしたいという出版取次会社の思いから、書籍少額取引サービスが実現した

    「誰でも本屋さんになれる」新サービス 小さな書店、街に広げる
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2017/06/21
    「いつか、生花店には園芸の本、鮮魚店には魚料理の本、といったように街全体が大きな書店のようになれば面白い」
  • 近代書物流通マップ

    国文学研究資料館「近代書誌・近代画像データベース」からピックアップした明治17~21年発行の書籍747点について、奥付から発行元・印刷所・売捌所に関する所在地を新規に採録し、位置情報(緯度・経度)を使用して Google マップ上に座標を表示しています。 「近代書物流通マップ」は、書物の作成・出版・流通にかかわる情報を空間上に描出することで、近代日の書物をめぐる動態を可視化し、近代知の伝播と啓蒙の軌跡を新たに捕捉することを目指すものです。 地図に表示されるレイヤーについて レイヤーは10(設定上限値)からなり、デフォルトビューは以下の2レイヤーです。 1 流通マップ(業種別)_明治17~19年 2 流通マップ(業種別)_明治20~21年 レイヤータイトルの チェックボックス操作により、表示を切り替えることができます。 3 流通マップ(文献別)_『檜垣山名誉碑文』(1884) 4 流通マッ

    近代書物流通マップ
  • 「本は本屋で買うもの」という常識を打ち破れ!ある書店員が起こすイノベーション | AdverTimes(アドタイ)

    『編集会議』2016年春号では、「出版産業の未来を考える」を特集。「屋で買うもの」という、これまで疑われることのなかった常識を打ち破ろうとする動きがある。の可能性を広げるべく、小さな取次をスタートさせたのは、校正・校閲を事業とする鴎来堂 代表であり、書店 かもめブックスの店主の柳下恭平氏。「誰にでも屋がオープンできる」イノベーションに迫る。 柳下恭平  Kyohei Yanashita 鷗来堂 代表 /かもめブックス 店主 1976年生まれ。書籍校閲専門の会社「鷗来堂」代表であり、書店「かもめブックス」店主。世界各地を旅した後、校閲者となり、28歳のときに「鷗来堂」を設立。2014年11月に「かもめブックス」をオープンさせた。 他業態の店に「屋機能」をプラス ──“小さな取次”という新たな流通サービスとして、昨年から事業を始められた「ことりつぎ」とは、どういったサービスなのでし

    「本は本屋で買うもの」という常識を打ち破れ!ある書店員が起こすイノベーション | AdverTimes(アドタイ)
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2016/07/05
    「お店というのは目的を持ち、かつそこでお金を使うつもりで行くところです。そのお店に行く目的に合致する本があれば、買ってもらえる可能性は高いはず」
  • 2 図書館にとってパブリックとは?

    デジタルならではの「生みの苦しみ」 内沼:さきほどのケヴィン・ケリーの「とは持続して展開される論点やナラティヴである」という定義(※Part 1を参照)は、ウィキペディアで定義されているような「とは冊子である」というのとは別の話で、最初のほうで話題に出た「とは生みの苦しみである」という話に似てる気がします。そもそも生むのが苦しくなかったら、論点とかナラティヴが持続しないと思うんですよ。 ――ただケヴィン・ケリーの言葉だと、紙のかどうかという話は抜きになるんですよね。紙だからこそ「生みの苦しみ」があるとしたら……ああ、こっちも紙か電子かは関係ないのか(笑)。 吉:紙のほうが「生みの苦しみ」がより強制的に……。 内沼:そう、比較的に起こりやすい、というだけの話で(笑)。 河村:それに、紙のほうが手触りや雑誌のレイアウトによって、行間に込められた「苦しみ」が分かりやすいんですよ。デジタ

    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2014/06/06
    この座談会の内容の濃さがすごい。
  • タダでしか本を読まん連中は、タダで読めなくなったら買うようになるか?→社会実験で答えが出た! - 書物蔵

    最近わちきはレファレンスのために「図書館資料論」を再編すべぇとて、日出版史にかまけておるのぢゃが。。。 ひさびさにネットで図書館論そのものに重要な情報を見かけたので論評してみん(゚∀゚ ) 著作物の無料使用は厳罰に( ・`ω・´)b これぢゃ!(σ・∀・)σ 刑事罰適用1年 売り上げ回復せず 9月29日 16時44分 www3.nhk.or.jp/news/html/20130929/k10014898651000.html これは、「違法な音楽・動画をDLしたら死刑、ぢゃなかた、その手前の懲役・罰金にしたらどーなったか」という報道。 昨年の改正著作権法(施行2012.10.1)で、ネットの違法な音楽・動画をDLしたら厳罰(2年以下の懲役or/and200万円以下の罰金)にすれば、正規のサービスでの売上が上がるんぢゃないかとギョーカイの方々が期待していたもの。 今回、測ってみたら、違法D

    タダでしか本を読まん連中は、タダで読めなくなったら買うようになるか?→社会実験で答えが出た! - 書物蔵
  • 電子書籍版『岩波文庫』が2012年4月から配信開始

    岩波書店が『岩波文庫』を電子書籍化し、2012年4月26日に夏目漱石の「こころ」をはじめとする28点(32冊)の配信を開始すると発表しました。岩波書店のウェブページにタイトル一覧が掲載されています。電子化においては固定レイアウトではなく、リフロー型(画面サイズに合わせてレイアウトが最適化される)が採用されるそうです。 4月26日より配信(2012年)【28点32冊】(岩波書店) http://www.iwanami.co.jp/hensyu/bun/denshi.html 「岩波文庫」、28点を電子書籍化(新文化 2012/4/10付け記事) http://www.shinbunka.co.jp/news2012/04/120410-02.htm 電子書籍 : 岩波書店、「岩波文庫」の電子書籍化を決定……4月下旬より配信開始(RBB TODAY 2012/4/10付け記事) http://

    電子書籍版『岩波文庫』が2012年4月から配信開始
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2012/04/10
    『岩波文庫』の電子書籍版が4月から配信開始か。
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