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本屋に関するhiroyukiokanoのブックマーク (158)

  • ビールの飲める本屋が、ゼロからはじめること|内沼晋太郎

    2020年4月1日、「屋B&B」は下北沢の「BONUS TRACK」に移転しました。 「B&B」は「BOOK&BEER」の略で、ビールの飲める新刊書店です。2012年7月にオープンしたのが「第2マツヤビル」。2017年12月に移転した先が「BIG BEN」。そこからさらに移転したのが、いまの場所です。下北沢をぐるっと回って、8年目になります。 そもそも、2012年のオープンのひとつのきっかけは、2011年の震災でした。そして2020年、新型コロナウイルスがやってきました。 移転初日の4月1日(水)から短縮営業を、そしてこの土日は休業をすることにしました。 苦渋の決断悩みました。新しい店舗は風通しもよく、天井際の窓からは光が差し込み、ゆったりと広く気持ちのよい、公園のような屋になりました。 この場所が、家にいることで息が詰まってしまった誰かの、文化的な深呼吸のための、つかのまの散歩の場所

    ビールの飲める本屋が、ゼロからはじめること|内沼晋太郎
  • いまこそ、日記をつけよう|内沼晋太郎

    2020年4月1日、「日記屋 月日」をオープンします。 場所は下北沢の「BONUS TRACK」という新しくできる場所です。自分が経営している新刊書店「屋B&B」も、出版社でもある「NUMABOOKS」の事務所も、ここに移転します。 「日記屋 月日」はその場所で、ぼくがもうひとつ新しくはじめる、日記のお店です。 「いまこそ」ということばに緊張しながらぼくは日記が好きです。自分の日記を書くことも、誰かの日記を読むことも、どちらも続けるほど奥深く、すばらしい経験だと感じてきました。 「日記屋 月日」は、その魅力を伝えるための拠点にしたいと考えています。 今日まで、たくさんの準備をしてきました。来であれば、その準備が整ったことを喜びつつ、「明日はぜひみなさん、いらしてください」という主旨のことを書けばよかったはずでした。 その途中で、新型コロナウイルスがやってきました。ぼくたちの準備期間を、

    いまこそ、日記をつけよう|内沼晋太郎
  • サイト閉鎖のお知らせ

  • 水戸駅ビルで書店と学校図書館がコラボ 生徒主体の展示ずらり

    「カワマタコーポレーション」(水戸市平須町)が茨城県内の学校図書館とコラボする高校生の読書活動支援展示「書店×学校図書館」が現在、水戸駅ビル内の「川又書店エクセル店」(水戸市宮町)で開かれている。 茨城キリスト教学園中学校高等学校の図書委員会の生徒ら 「高校生にを読んでほしい」と同社が企画。「書店×学校図書館」と題し、県内の学校図書館と連携。2019(平成31)年2月1日から約1カ月ごとに、県内の各校をリレーする形で始まり、今回で12回目。2月27日~、茨城キリスト教学園中学校高校(日立市)とのコラボ展示を行っている。 2018(平成30)年度に全国学校図書館協議会が発表した「第64回学校読書調査」によると、小・中・高校生の不読者(1カ月に読んだの冊数が0だった対象者)が多い傾向にあり、そのうち高校生の不読者の割合は調査対象のうち55.8%と、半数以上が1カ月に1冊もを読んでいない現

    水戸駅ビルで書店と学校図書館がコラボ 生徒主体の展示ずらり
  • 「本を置いたら客層が変わった」 静かに広がる“配本のない書店”

    「止まらない離れ」「街から屋が消える」……。暗い話が目立つ出版業界だが、そんな“衰退論”を覆そうとする人々がいる。顧客がに出合う場を変え、出合い方を変え、出合う意味までも根から考え直す。そこには他業界にとっても価値がある、人口減時代に生き残るマーケティングのヒントがある。 2020年1月31日~2月1日の2日間、東京・二子玉川駅直結の商業ビルに挟まれた半屋外広場「二子玉川ライズ ガレリア」が、大勢の人でごった返した。建物の間を冷たい風が吹き抜ける中にもかかわらず、来場者は昼から夜まで途絶えない。目当てにしているのは、その場に集まった40店の「屋」だ。 このイベント「二子玉川 屋博」は、二子玉川の蔦屋家電を中心とする実行委員会が、独自の選書や販売の工夫で知られる全国の書店の協力を経て初めて実現したもの。出店者はブックオフコーポレーションが展開する「青山ブックセンター」のような有名

    「本を置いたら客層が変わった」 静かに広がる“配本のない書店”
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2020/03/16
    「本を置くようになってから客層が変わったと話す取引先もいる」「出版業は本質的にマスコミではなく、ミニコミの集合体だと思う」
  • 〈二子玉川 本屋博〉の大成功にみる、書店と本と本好きの希望 - 大槻慎二|論座アーカイブ

    風は確かに冷たかった。けれどもそこにはいい空気が流れていた――それが〈屋博〉を訪れた際に抱いた率直な印象だった。 時は去る1月31日(金)と2月1日(土)。この冬でもっとも冷え込みがきつい2日間だった。所は東京・二子玉川駅の東口に広がる「二子玉川ライズ ガレリア」。ショッピングモールとオフィス棟の先に居住区が連なるファッショナブルな再開発区域である。そこに40の個性的な屋が一堂に会する初めての試みが〈二子玉川 屋博 2020〉だった。 来場者は3万3000人。とりわけそのうちの2万人を集めた土曜日は「立錐の余地なし」が決して飾り文句ではない活況を呈していた(新型コロナウイルスの脅威がまだ格化する直前のこと。たったひと月半前なのに、もはや隔世の感あり)。しかも特筆すべきは、どの店舗も一様に「売れて」いたのだ。2日間での販売総数は1万126点。これは実行委員会の予想をはるかに上回る数字

    〈二子玉川 本屋博〉の大成功にみる、書店と本と本好きの希望 - 大槻慎二|論座アーカイブ
  • カリスマ書店員・新井見枝香が「人嫌い」でも本を売りまくる理由:クラウドファンディングメディア「BAMP」

    を読む人が減っていると言われる時代。必要なAmazonでぽちっと買うというならまだしも、そもそもを読まない人が増えているなか、との出会いの入口でもある末端の書店が苦境に立たされているとはよく聞く話である。 しかし、そんな状況を意に介さず、現場でを売りまくる女性が三省堂書店のカリスマ書店員こと、新井見枝香(あらい・みえか)さんだ。 約10年前に三省堂書店にアルバイト入社。その後めきめきと頭角を表した新井さんは現在、正社員として神保町店に勤務し、文芸書を担当している。 彼女の取り組みが注目を集めるきっかけのひとつになったのは、2014年に文芸作品を独自に選考し、芥川賞・直木賞と同日発表する「新井賞」を設立したこと。彼女が選んだは芥川賞・直木賞受賞作よりも売れるといわれ、業界内はもとより、作家からも厚い信頼が寄せられている。 カリスマ書店員としてテレビやラジオにも多数出演する新井

    カリスマ書店員・新井見枝香が「人嫌い」でも本を売りまくる理由:クラウドファンディングメディア「BAMP」
  • 【体と心を整える】Hの微笑み【再掲】|本屋の時間|辻山良雄

    心をざわつかせるニュースが多いこの頃。不安のなかで、することに追われ、どこか気が急いて仕方がなかったとしても、自分を取り戻す時間をみなさんがどこかで見つけられますように。 *   *   * 普通なら会計が終わればそのまま帰っていくところ、お客さんがその場にとどまっているというのは、何か伝えたいことがあるというサインだ。その人はまだ小学生にもならないお子さんを二人連れたお母さんで、仕事できたようにも見えなかったのでなんだろうと身構えたが、すこしの間のあと「とても落ち着きました。よい時間をありがとうございました」とだけ話し、子どもを促して帰っていった。 三人を見送りながら、知り合いのHが、自分のためのを買うのは何年かぶりだと話したときのことを思い出した。かつては地方のテレビ局に勤め、どちらかといえば映画の話が多かった彼女は、学生時代は格的な社会科学のや外国文学も手に取っていたので、そう

    【体と心を整える】Hの微笑み【再掲】|本屋の時間|辻山良雄
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2020/03/01
    「「自転車をゆっくりこぐ」なんて、ここでわざわざ書くほどのことではないかもしれない。しかしそのような目的をもたない小さな動きにも、自分の全体性を回復させるヒントが含まれているように思う。」
  • Vol.3 楽天出身経営者が積み上げた「やめない工夫」の数々。東京・三鷹の無人本屋さんへ行ってみた

    こんにちは。PANTSの滝口です。ふだんは「思い込みを脱いじゃおう。」を合言葉に、映像・イベント・ゲームなどの企画開発を行っています。この連載は「思考のタガの外し方」をテーマに、これはタガが外れちゃってるぞ、という街おこし活動をされている方にインタビューして、タガの外し方のコツを探る、というもの。今回は、三鷹にある無人古屋さん。無人だから24時間365日年中無休で営業しているのですが、は盗まれないんでしょうか。さっそく行ってみました! 無人なのに盗まれないの? さっそくやってきました、三鷹にある無人古屋さん「BOOK ROAD」。三鷹駅から徒歩10分の商店街にある小さな店内。

    Vol.3 楽天出身経営者が積み上げた「やめない工夫」の数々。東京・三鷹の無人本屋さんへ行ってみた
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2020/02/23
    「ぼくは自分のお店を開きたいんじゃなくて、本屋さんを開くしくみを広げたいんです。でも、しくみを広げるにはまずだれかがやってみないとはじまらない。だから、ぼくが実験的にやってみた、という感覚です」
  • BOOK PARK miyokka!? |プレイパーク併設 家族のためのこれからの本屋 ブックパークミヨッカ

    【イベント内容】 日時  :2020年3月1日(日) 1回目 13:30~、2回目 15:00~ 参加費 :無料(※別途PARK入場料がかかります) 対象年齢:6歳~12歳 6歳以下のお子様でももちろん参加可能です。 保護者様が必ずお付き添いください。 参加人数:マジックグッズワークショップは1回につき10組までとさせていただきます。 当日レジで予約受付を実施いたします。 所要時間:45分(マジックショー&ワークショップ) 内容: 皇學館大 学生マジシャンの岡村真衣さんによるマジックショー& 今日から誰でもマジシャンになれる簡単なマジックグッズワークショップを実施します。 またマジックショーの中では、格的なマジックに加え、 絵「りっぱなマジシャンへの道」(文: マット・エドモンドソン 絵: ギャリーパーソンズ)あすなろ書房 のマジックを実演します。 ぜひお誘いあわせのうえご参加ください

    BOOK PARK miyokka!? |プレイパーク併設 家族のためのこれからの本屋 ブックパークミヨッカ
  • 55 実店舗で買う

    いつものように、Amazonで買おうとした。多分、屋で探すには微妙に置いてない可能性のだからという理由と、もちろん、結構すぐに届くということで。 向こうからがやって来てくれるということは、ガソリンや人の力を使っている。それを「便利」と呼ぶ時代はいつまで続くのだろう。飛躍して地球のことを心配するとしたら、屋に歩いていった方がいい。輸送する梱包材も減るし・・・・・。 そうして時間を使うことは、無駄だろうか。歩いて屋に行き、もしかしたら置いてないかもしれないから、事前に電話でもして、確認してから屋に行き、お金を払い、レジ袋を拒否してそのままカバンの中に入れて帰る。amazonでポチッとすると、その時間が浮く。浮いたら有意義な時間になるだろうか。歩いて電車に乗って屋に行くことで失う時間は、無駄なんだろうか。それを飛躍させて「人生」と考えたら、どっちが有意義なのだろうか、そう感じる

    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2020/02/17
    「いろんなことが、便利という言い方で、合理化されていく。もしかしたら不便と言いがかりをつけられたものの中にこそ、正しいことがあるのかもしれないのに」
  • 本屋の魅力は店主にあり! 書店の未来を先取りする“独立系”に注目を。|Pen Online

    紙の書籍の売り上げが年々減っていくなかで、店主のこだわりが詰まった独立系書店や、インターネットを中心に展開する古書店など、個性的な書店が存在感を増している。その最前線を走る3店を訪れ、これからの時代における書店のあり方を探った。 大型書店でさえも、各地で相次ぎ閉鎖に追い込まれている昨今。しかしその一方で店員のこだわりや独自の世界観を打ち出し、個性を武器にする書店が増えてきている。売れ線の新刊にとらわれないユニークな選書や、と一緒に雑貨も並べる売り場づくりなど、自由なスタイルでとの出合いの場をつくり出している。出版不況といわれる現在、彼らは何を考え、を売ることにどんな意味を見出したのだろうか。個性が光る3店に、その思いを尋ねた。

    本屋の魅力は店主にあり! 書店の未来を先取りする“独立系”に注目を。|Pen Online
  • 「吉原」の世界、覗いてみませんか?日本初、遊郭専門の書店「カストリ書房」店主に聞く魅惑の世界。|P+D MAGAZINE

    東京都台東区千束に店舗を構え、遊郭・赤線に関連する書籍を取り扱うカストリ書房。「遊郭ってどんな場所?」「カストリ書房ではどんなが売られているの?」といった疑問の数々を、店主の渡辺豪さんにお聞きしました。 2017/10/04 東京の台東区、千束3〜4丁目。この地域はソープランド街として知られており、かつては遊女を囲う遊郭(妓楼)が立ち並ぶ「吉原」と呼ばれていました。 樋口一葉は吉原の近くに居を構えており、吉原で働く少女たちに見聞きした経験が『たけくらべ』執筆につながったとも言われています。実は吉原の存在は文学にも大きく関わっているのです。 そんな吉原の一角にある「カストリ書房」は、遊郭に関する書籍を専門的に取り扱う書店。店主の渡辺豪さんは以前、遊郭・赤線[※1]跡の調査、撮影、聞き取り取材を行ったほか、遊郭に関連する書籍を復刊した「カストリ出版」を立ち上げました。 2016年9月3日には

    「吉原」の世界、覗いてみませんか?日本初、遊郭専門の書店「カストリ書房」店主に聞く魅惑の世界。|P+D MAGAZINE
  • 家族経営の老舗書店になぜ5万人のフォロワーが? SNS担当者に聞く「顧客増につながるInstagram運用術」 | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア

    家族経営の老舗書店になぜ5万人のフォロワーが? SNS担当者に聞く「顧客増につながるInstagram運用術」 | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア
  • 移転のお知らせ(現店舗は3/17まで、新店舗は4/1から) | 本屋 B&B

    屋B&Bは、このたび移転いたします。 そのため現店舗での営業は3月17日(火)までとなります。 また3月18日(水)から3月31日(火)までの間は移転期間ということで休業となり、4月1日(水)12時より新店舗での営業を開始します。 移転先は、同日にオープンする下北沢の新スポット「BONUS TRACK」です。 他に入居するテナントも近日中に発表される予定ですが、とても刺激的なラインナップで、私たちもご一緒するのが楽しみです。 ぜひ続報をご期待ください! また、移転を前に、一部の棚のセールも実施中です! は30〜60%オフ、棚は30%オフで販売しています。 3/17までの期間限定となりますので、ぜひご覧ください! 今後共、屋B&Bをどうぞよろしくお願いいたします。 【移転先住所】 155-0033 東京都世田谷区代田 2-36-15 BONUS TRACK 2F

    移転のお知らせ(現店舗は3/17まで、新店舗は4/1から) | 本屋 B&B
  • 読点magazine、 - 読点magazine、

  • 「地元で本屋」とフリーマガジン創刊 愛知出身の女性:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

  • 朝日新聞デジタル:漁村の食堂 活気呼ぶ - 三重 - 地域

    ぐるり東海 三重尾鷲通信 漁村の堂 活気呼ぶ 網干場は魚を味わいながら、海が一望できる絶好のロケーションだ=2018年11月24日午後0時27分、三重県尾鷲市九鬼町、広部憲太郎撮影 豊田宙也さん=2018年11月7日午後3時20分、三重県尾鷲市九鬼町、広部憲太郎撮影 今年7月、古民家にトンガ坂文庫を開いた沢結香さん=2018年11月24日午後1時37分、三重県尾鷲市九鬼町、広部憲太郎撮影 熊野灘に面したリアス式海岸沿いに、漁港が点在する三重県尾鷲市。毎週末、観光客らが訪れるようになった人口約430人の漁村がある。地域住民と移住者が協力して開いた堂が原動力だ。 ■九鬼町 地元と移住者力合わせ 尾鷲市中心部から南に延びる山道を下ると、突然視界が開け、太陽の光を浴びた海面がきらきらと輝いていた。 同市九鬼(くき)町は、戦国時代に武力を誇った九鬼水軍発祥の地とされ、今も漁船が行き交う。11月

  • 入場料のある本屋『文喫』を手掛けたブックディレクターが考える「出会いのリデザイン」 | 株式会社リクルート

    これまでにないの楽しみ方や、と人との出会い方を社会に提案している、「YOURS BOOK STORE」有地和毅。その発想の源泉をたどり、新たな価値のつくり方を学ぶ 屋×宿泊という発想で箱根にオープンしたホテル「箱根箱」、入場料のある屋「文喫 六木」。一般の書店ともネット通販とも異なる、新たな人との出会い方が人気を集めている。 これらを手掛けてきたのが、「YOURS BOOK STORE」だ。出版取次会社最大手の日出版販売(日販)が展開するブックディレクション事業。単に選書するだけではなく、のある空間のコンセプトから提案し、と人との出会いをデザインしている。その大胆な発想はどこから生まれるのだろうか。 そこで今回は、「YOURS BOOK STORE」の有地和毅さんに話を伺い、彼のキャリアから、その大胆な発想が生まれた背景を訊ねた。 「ジャンル」のこだわりに意味はない 有

    入場料のある本屋『文喫』を手掛けたブックディレクターが考える「出会いのリデザイン」 | 株式会社リクルート
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2020/01/16
    「どこにも入らないと迷ったときは、新しい視点を獲得できた証だと思うといいですよ」
  • スペースに価値をつける「有料書店」という取り組み-東京・六本木「文喫」

    で初めての有料書店が東京・六木に登場したのは2018年12月11日。それから1年、1500円もの入館料を支払ってでもやってくる「好き」たちは引きも切らない。有料書店の試みは、今後書店が生き残っていくための課題を示すものである。 入館料をとる書店  幾重にも書棚が並ぶ空間は「選書室」と名づけられている。棚にはジャンルを示すサインがある。「文学」「哲学」「旅」「経済」「建築」などだ。 棚は徹底してテーマによって編集されている。文庫かハードカバーかといった分け方はない。作家ごとにまとめられてもいない。 デコボコと異なる判型のが並ぶ棚を眺めていくうちに、選書者の企みに誘われの森に迷い込んでいる、そんな錯覚に陥った。書名の流れに目を託すひとときで、を一冊読んだかのような充足感を覚えた。 ここは東京・地下鉄六木駅の真上の書店「文喫」。2018年12月に開業した。同じ場所にはその半年前

    スペースに価値をつける「有料書店」という取り組み-東京・六本木「文喫」