すべての画像を見る(全10枚) フィンランドの公共図書館は、日本の図書館とどのような違いがあるのでしょうか。 北欧に詳しいライターのルミコ・ハーモニーさんが現地レポートしてくれました。 フィンランドにある「世界一優れた図書館」。その魅力とは? 3階は私たちのイメージするような普通の図書館と同じような設備を有しており、約10万冊の蔵書が自由に楽しめるほか、雑誌・映画・楽譜・ゲームの貸し出しも行われています。 普通の図書館と違うのは、それ以外の空間や貸し出しアイテムが充実していること。 フィンランドの法律では、「図書館は趣味ができる場を確保する役割がある」と記載されていますが、それを体現するような場所です。 1階はおもにイベント用スペース・会議用スペース・シネマ・カフェスペース。2階には楽器の演奏や写真の撮影・現像などが可能な複数のスタジオが用意されているほか、3Dスキャナー・レーザーカッター