大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)コンテンツ科学研究系教授、佐藤 真一と同研究系特任研究員、松井 勇佑は、国文学研究資料館(国文研)(*1)の山本 和明 特任教授と松田 訓典 特任助教との共同研究で、深層学習などの最新の人工知能(AI)手法により手描きのスケッチや画像から類似の古典籍画像を検索できるシステムを開発しました。本システムは6月9日(金)、10日(土)に開催する「国立情報学研究所 オープンハウス2017」でデモンストレーションを行います。 図 1 古典籍画像データに対する画像検索機能 本システムは、国文研との共同研究「画像検索のための構造化問い合わせ言語による歴史的典籍画像検索システム」の研究成果です。本共同研究は、国文研がNIIとの協働で公開を進めている歴史的典籍の画像データなどのオープンデータセット「日本