シャッターが目立っていた基山町宮浦の基山モール商店街に、小さな子どもたちが元気よく遊ぶ声が響く。商店街の一角に昨年4月に移転した「ちびはる保育園」の園児たちだ。商売の場から地域の交流拠点へ。全国のモデル例として、経済産業省がまとめた冊子にも取り上げられ、注目が高まっている。
故郷の佐賀県基山町に新しい図書館が完成し、それが4月1日に開館する。オープン前の図書館内部を特別に見させていただいた。古い図書館は高校時代に足繁く通って受験勉強をした場所で、すなわちそれは現在の自分がここにいることと重要な繋がりがある。新築の木の匂いがする新しい図書館は有名な武雄図書館などを手がけた設計者によるデザインがとても印象的。オープン準備のために本を移したり新しい本を仕入れたり職員の皆さんが忙しく駆け回っていた。 若者が勉強できるようなスペースがあったりWi-Fiスポットがあったり最新の設備を見るにつけ、こんな小さな街でこんな充実した図書館があるなんて羨ましいな、と思った。古い図書館で勉強に飽きてはぼんやりと書棚の間を散歩し、様々なまだ見ぬ世界への入り口を眺めてから25年近くが経った。書物がいかに人生を豊かにしてくれるものかということを僕らは子どものころから知っているけれど、すぐに
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