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家族に関するhiroyukiokanoのブックマーク (19)

  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった|岸田 奈美

    私が住んでいる東京という大都会に、母と弟が来た。 ひろ実と良太が来たとも言う。 母からのリークによると、新幹線の中で、弟は何度も「奈美ちゃんは?奈美ちゃんは?」と、母に聞いていたそうだ。 なるほど、なるほど。 それはそれは猛烈な歓迎を受けるに違いないと、相応の準備をしていたら。 弟に真顔で「よう」と言われた。 ちょっとちょっと。話が違うじゃないか。 弟心は、秋の空ほど移り変わる。 さて、目ざとい皆さんは、お気づきだろうか。 写真が、ことごとく、ばかみたいに泣ける。 私と母は、これらの写真を3回は見て、ばかみたいに泣いた。 写真家の幡野広志さんに、撮影してもらった。 私は今日まで、幡野さんに会ったことはなかった。 ただ、幡野さんが「奈美にできることはまだあるかい?〜赤べこ姉弟は滋賀に来た〜」を読んでいた同時刻に、私が「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」を読んでいた。 きっかけは、それ

    家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった|岸田 奈美
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2019/11/09
    「人を大切にできるのは、人から大切にされた人だけやねんな」
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日 ※クリエイターの方へ ・支払調書に関する情報はこちら。 ・過去連載移管先のリンク掲載ご希望や各種お問い合わせは、こちらのフォームから情報をお寄せください。 ※読者の方へ ・そのほかお問い合わせはこちら ※よくあるご質問 ・FAQはこちら クリエイターの作品リンク集 cakesで連載していたクリエイターの作品は下記からご覧いただけます(50音順) ※過去連載の転載先についてリンク集への追加を希望される場合、こちらから作品名やお名前をお知らせください。

    cakes(ケイクス)
  • アニメグッズを捨てられ、36年間親を恨み続ける53歳男性… 鴻上尚史が勧めた「恨みを相対化できる唯一の方法」〈dot.〉

    鴻上尚史の人生相談。高校時代、趣味のアニメグッズを母親に勝手に捨てられた恨みがいまだに消えず、優しくできないという53歳の男性。老い行く両親への怒りをなくしたいという相談者に鴻上尚史が勧めた、恨みを相対化できる唯一の方法。

    アニメグッズを捨てられ、36年間親を恨み続ける53歳男性… 鴻上尚史が勧めた「恨みを相対化できる唯一の方法」〈dot.〉
  • アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)は有意義か?がん患者と緩和ケア医の安楽死をめぐる本音(3) | 看護roo![カンゴルー]

    写真家・がん患者の幡野広志さんと、緩和ケア医の西智弘さんによる音のやりとり。 最終回です(第1回・第2回はこちら)。 対談の写真は、ガラス反射を利用した幡野広志さんの撮影による。 ACP(アドバンス・ケア・プランニング、人生会議)は意味がない? 幡野:西先生は、「人生会議」って意味あると思いますか?(※) 西:1回の話し合いでは意味がないと思うんですよね。 「この人はどういう人なんだろう」と興味をもって、患者・家族・医療者で継続的に話し合うことには意味があると思います。 人生会議は、終末期の過ごし方や延命治療についてだけが注目されがちですが、来は「その人がどういう人か」知ろうとするプロセスです。 どういう価値観をもって、何が好きで、どんな考え方をする人だから、「最期はこうしたい」と言っているんだと、まるごとわからないと意味がない。 あとは、人生会議をファシリテートする人のコミュニケー

  • 「患者の希望」と「自分の感情」を分けられない医療者|がん患者と緩和ケア医の安楽死をめぐる本音(2) | 看護roo![カンゴルー]

    写真家・がん患者の幡野広志さんと、緩和ケア医の西智弘さんによる音のやりとり。 第2回です(第1回はこちら)。 対談の写真は、ガラス反射を利用した幡野広志さんの撮影による。 発言権を奪われた患者 幡野:最近、「患者は発言権を奪われてるんだ」とわかってきたんです。 とある中学校の校長先生に手紙をもらったんですよ。 その人は、がんになってから「必ず治りますよ」「先生良くなってね」と、安易な励ましを大量に受け取ってきたそうなんです。 僕は、(『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』)に、思慮が浅い優しさは、「優しい虐待」だと書いていました。 それを読んでくれたそうで、「私が言えなかったことを語ってもらった。心が軽くなったような気がする。どうしてもお礼が言いたい」と書いてきてくれたんです。 それくらいきっと「言いたいことを言えない患者の心情」は切実なんだと思う。 最近、たくさんのメディアか

  • 患者さんの命は誰のもの?|がん患者と緩和ケア医の安楽死をめぐる本音(1) | 看護roo![カンゴルー]

    対談の写真は、ガラス反射を利用した幡野広志さんの撮影による。 写真家の幡野広志さん(35)は、2017年に多発性骨髄腫を発病。 余命3年という診断を受け、最期は安楽死で逝きたいと表明しています。 西智弘さん(38)は、腫瘍内科と緩和ケアが専門で、在宅診療も行う医師。 日における安楽死の合法化に対しては慎重な立場です。 以前から親交があり、意見をぶつけ合ってきた2人。 「安楽死」についてさまざまな角度から音で話してもらいました。 病院の中で「死」は禁句 幡野:早速ですけど、なんで医師は安楽死に反対するんですかね? 看護師は9割が賛成していて、一般の方も7割が賛成している状況にあって、僕が話を聞くかぎり、医師は安楽死に反対している人が多い印象です(※)。 なんでなんでしょう? そもそも、医師同士って安楽死や死について日頃話してるんですか? むしろ禁句になってません? 西:「病院において患

  • 「家族」としての親子、「他者」としての親子 ――『親子の手帖』著者・鳥羽和久さんインタビュー | ダ・ヴィンチWeb

    福岡市中心部で、小中高生が通う学習塾「唐人町寺子屋」を経営する傍ら、文具・品・を扱うセレクトショップ「とらきつね」、そしてイベントの企画にも関わる鳥羽和久さん。塾の生徒やその親たちと接する中で蓄積してきた思いを、フィクションの形で『親子の手帖』(鳥影社)にまとめあげた。どのような思いで書の完成に至ったのか、お話を伺った。 思春期の子どもたちに「塾の先生」として接すること ――学習塾を経営されていながらも、書の内容がドキュメントではなくフィクションであるのが特徴的ですね 鳥羽さん:関わってきた子どもたちやその親たちを、私が書くことで誰も傷つけたくなかったのが、その大きな理由のひとつです。プライバシーの問題も当然ありますし、フィクションという形態をとらざるをえなかった面もあります。 しかし、私自身は、フィクションだからリアリティがないとは全然思っていなくて、むしろフィクションだからこそ

    「家族」としての親子、「他者」としての親子 ――『親子の手帖』著者・鳥羽和久さんインタビュー | ダ・ヴィンチWeb
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/05/12
    「「親子」はある意味メタファーで、ひとつの関係に名付けられた名前でしかないと私は思っています」
  • カレー沢先生、DB(ドスケベブック)の隠し方を教えてください! | キノノキ - kinonoki

    カレー沢先生、DB(ドスケベブック)の隠し方を教えてください! 2018.05.11 更新 中学1年生と小学4年生の息子がいるのですが、最近DB(ドスケベブック)の隠し場所に困っています。もちろんBLです。 一見ただのおもしろクエスチョンに見えますが、これはとても重要な話です。 私もこのお悩みを見て、強い衝撃を受け、そして猛省をいたしました。 何故なら「DB(ドスケベブック)を家族に発見される」と聞いたら、多くの人間が「思春期の息子が隠したエロをお母さんが発見する」という構図を想像するでしょう。 少なくとも私はそうでした。 ここで、娘を想像する人は息子よりは少数派でしょうし、まして「お母さんのDBを息子が発見する」というのを瞬時に想像するのは、息子にDBを発見されたことがあるお母さん以外いないのでは、とさえ思えます。 しかし、それこそが、ジェンダーによる偏見、何より「お母さんと言えど、一

    カレー沢先生、DB(ドスケベブック)の隠し方を教えてください! | キノノキ - kinonoki
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/05/12
    「お母さんという生き物はいない。ただの、BLDB好きの一人の人間の女が、お母さんという役目もやっているにすぎないのだ」
  • 私の役に立った結婚に関する14のアドバイス|むぴー

    旦那とは出会ってから7年くらい、結婚して3年半くらい経つ。 私は恋愛経験がものすごく少なく、初めて付き合ったのが旦那で、旦那にとっても私が初めての彼女だった。まあ、そんなわけで私は付き合った後も「で、付き合ったけど何をすればいいんだ?ゆくゆくは結婚したい気持ちもあるけど、どうやって相手を見定めるんだ?」というような初歩的な疑問がたくさんあった。 そんな感じだったので、私は自分の親や兄弟、出会う既婚者たちに片っ端から「どうしてこの人と結婚しようと思ったの?どうしたら夫婦円満な家庭を築けるの?」と聞きまくっていた。幸い私の周りには幸せそうな夫婦がすごくたくさんいた。 たくさんもらったアドバイスの中から、役に立ったものや覚えておきたいなと思ったものを今回まとめておこうと思う。誰かの役に立つかもしれないし、書き出さないでいてそのうち忘れてしまうのも勿体ないと思うので。 ーーーーーー ・沈黙でも全く

    私の役に立った結婚に関する14のアドバイス|むぴー
  • 記者の目 育休取得で気付いたこと 負担重い「名もなき家事」=長岡平助(学生新聞編集部)

    「名もなき家事」。私は、そんな言葉があるとは知らなかった。そもそも、そんな家事があることも知らなかった。 私は38歳。も同じ会社に勤める共働き世帯だ。昨年9月に第1子が生まれたのを機に、育児休業と有給休暇を合わせて3カ月ほど休みを取った。夫婦ともに実家は遠い。出産直後から育児・家事を2人で担った。 子供が生まれる前から、家事はそれなりにしてきたつもりだった。しかし、泣きやまない子供を抱えての家事は、想像を超えていた。洗った器も、取り込んだ洗濯物も、棚や引き出しにしまうのがわずらわしくなる。やがて見えてきたのは、がする「名もなき家事」にあぐらをかいてきた自分の姿だった。

    記者の目 育休取得で気付いたこと 負担重い「名もなき家事」=長岡平助(学生新聞編集部)
  • 1級障害者の両親だが、最近「あの両親で良かったな」としみじみ思う。|椿原 ばっきー

    うちの両親は1級(重度)の障害者だ。 親に遊んでもらった記憶がほとんどなかったり、家族で出かけたという記憶もほとんどなかったりして、いろいろ不便だったり、よその家族に羨ましさを感じたりする部分も沢山あった。 しかし、自分が親になったせいか、あの両親で良かったなと感謝する機会が増えてきた。 ◼︎寝たきりだった母。 母は5年前に亡くなったが、子供の頃から首に腫瘍があって神経を圧迫していたそうで、私が物心ついたときに壁や手すりに手をつかないと歩けず、手には痺れがあり...と不自由だった。家の中には、いたるところに手すりや踏み台があり、車は手足の力が弱くても運転出来る特別仕様。 首の腫瘍は時間をかけて少しずつ大きくなり、近くにある神経を圧迫し、首からしたの力を奪っていった。腫瘍を手術で取り除こうとしたが、神経が集中している首にあるせいで全て取り除くのは不可能で、体が不自由な分、体力もなかったことで

    1級障害者の両親だが、最近「あの両親で良かったな」としみじみ思う。|椿原 ばっきー
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2017/08/16
    「親が子に与える影響は、そのまま受け取ることもあれば、反発したり反動のエネルギーを生むこともある」
  • 父の新しい趣味

    昨年、父が定年退職した。 父は40年以上ずっと運送会社で働いていた。趣味も車で、休みの日は必ずドライヴ。テレビも見ない、も読まない、ネットもやらない。昔はよく料理をしてたけど、今はぜんぜんしてない。 学生時代は映画監督になりたかったらしい。だからだろうか、私が小さいころはよくカメラを持ち歩いていろんなものを撮影しまくっていた。8ミリ? ハンディカム? くわしいことはわからない。とにかくビデオカメラで何でも撮ってた。旅行、運動会、七五三etc でもいつしかそれもやめてしまった。それからは車一筋。ドライヴだけが人生って感じだった。 私は父が心配だった。そんなんじゃボケちゃうよ。それにいくら車が好きだからって、もうなるべく運転は控えて欲しい。年なんだから。 父はひとりで暮らしている。母は私が2才の時に癌で亡くなった。それからずっと父娘で暮らしてきたが、私は3年前に26で結婚して家を出た。 私は

    父の新しい趣味
  • 絵本の世界「ワーママ」いない? 多彩な家族、描けぬ壁:朝日新聞デジタル

    目立つ「エプロン姿」 会社員であるがそう感じたのは、人気絵「よるくま」(酒井駒子作、1999年、偕成社)を読んだとき。母グマとはぐれて泣く子グマが登場する。実は母グマは夜空で釣りをする仕事に励んでいたのだ。 この展開を読んで「そう言えば、人間の家族を描いた絵で、母親が外で働く姿を見たことがない」と気づいたという。他のでは、お母さんはエプロン姿で家事、お父さんはスーツ姿で仕事へ。そんな両親の描かれ方が多いことに「違和感があった」のだと。 いまや共働き世帯数が専業主婦世帯数を逆転して20年がたち、その差は倍近くまで広がった。世の中、共働きの方が多いのだが――。 試しに自宅の絵の中で一番のお気に入り、「りんごかもしれない」(ヨシタケシンスケ作、ブロンズ新社)をめくった。2013年に出版され数々の絵賞を受賞した人気絵だ。 女性と男性の描かれ方に注目し…

    絵本の世界「ワーママ」いない? 多彩な家族、描けぬ壁:朝日新聞デジタル
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2017/08/07
    「男女の役割が固定された家族像ばかりを登場させることは、そこから外れる家族像を排除しかねない。そんな意識が広がってきています」
  • “いい人”が発する呪いワードに惑わされないで ラクに生きるために必要なこと|ウートピ

    私たち女性をよくも悪くも悩ます「結婚」。 そんな「結婚」をテーマに、江戸末期、明治大正、昭和と不思議な縁でつながる3人の女性たちを描いた歴史エンターテインメントが高殿円さんによる小説『政略結婚』(角川書店)です。 「結婚」をテーマに小説を執筆した経緯や3人のヒロインを描くことで伝えたかったことなど、高殿さんに3回にわたって話を聞きました。 【1回目】「誰も耕してない畑を耕してみる」自分の“得意”を仕事にするヒント 【2回目】「これが女子の生きる道」なんてありません 必要なのはインフルエンザの時におかゆを持ってきてくれる人 ——『政略結婚』は、江戸末期、明治大正、昭和と不思議な縁でつながる3人の女性たちを描いていますが、この3人のヒロインは血でつながっているわけではないんですよね。 高殿円(以下、高殿):そうなんです。激動の時代を生きる複数のヒロインというと祖母、母、娘の三世代ものというのが

    “いい人”が発する呪いワードに惑わされないで ラクに生きるために必要なこと|ウートピ
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2017/08/07
    「あなたは親より少なくとも十数年以上は若い。その十数年は、本来はあなたが一人で受け取るべきギフトなんです。無理に分け与えなくていい」
  • 「おとうちゃん、きょうたのしかったね」娘が教えてくれた“大切なこと”の話。

    ツイッタ―で大人気“あおむろひろゆきさん”の書籍「新米おとうちゃんと小さな怪獣」。全6回に分けて、エピソードをご紹介します。5つ目のお話は「子どもと過ごす日々」について。 妊娠しまして、 つわりでなかなか動けないこともあり、 子どもと二人きりで 過ごす時間が増えてきました。 慣れないことばかりで 毎日てんやわんやしています。 ケチャップライスを作れば 真っ黒になってしまうし、 掃除をしてもきれいにしたところから おもちゃで荒らされていきます。 買い物帰りに両手に荷物を抱えたまま、 子どもが蛙を観察しているのを 見守ることもありました。 延々と続く石拾いも、 子どもが納得するまでやらせないと 泣いてしまうので、 ひたすら待つしかありません。 そんな毎日を過ごすうちに 気持ちの余裕もなくなり、 感情的に子どもを叱る場面も増えてしまいました。 ある週末、とても天気が良かったので、 大急ぎでお

    「おとうちゃん、きょうたのしかったね」娘が教えてくれた“大切なこと”の話。
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2017/07/05
    「子どもにとって何が幸せなのかは私たちが決めることじゃなくて、子ども自身が決めること。あれこれ思い悩む前に、まずは子どもがどんな表情をしているかしっかりと見守るべきでした」
  • 議員が議場で「歴史的授乳」、規定改正で実現 豪

    (CNN) オーストラリア連邦議会の議場で9日、議員による授乳が初めて実現した。 歴史的授乳の主役になったのは、緑の党共同副党首ラリッサ・ウォーターズ上院議員(クイーンズランド州選出)の二女で、生後2カ月のアリア・ジョイちゃん。 ウォーターズ議員は産休明けの9日、子連れで議会に復帰し、アリアちゃんがお腹を空かせると、その場で授乳した。 「娘のアリアが連邦議会で授乳された初めての赤ちゃんになったことを誇りに思う。議会にはもっとたくさんの女性や親が必要です」。ウォーターズ議員はツイッターに授乳の写真を投稿し、そう書き込んだ。 オーストラリア議会では昨年、規定が改正され、女性議員が議場で授乳することが認められた。それまで議場に子連れで入ることは禁止され、授乳中の議員は代理による投票を行っていた。 既定改正に尽力したウォーターズ議員は昨年11月、「議会に若い女性を増やしたいのなら、もっと家族に優し

    議員が議場で「歴史的授乳」、規定改正で実現 豪
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2017/07/02
    「娘のアリアが連邦議会で授乳された初めての赤ちゃんになったことを誇りに思う。議会にはもっとたくさんの女性や親が必要です」
  • ゲイだが女と結婚した

    自分は物心ついた頃から同性を好きになる人間だと自覚があった。 思春期のときはそのことに真剣に悩んだこともあった。告白どころかアプローチも許されない辛さは筆舌に尽くし難いものだ。 一時期はゲイのコミュニティに顔を出していたこともあったし、ゲイの恋人がいたこともある。 でも、彼らのように極端にゲイであることを全面に押し出した生き方をする勇気も気力もなかった。 そうして、自分はある時に割り切った。ゲイであることをアイデンティティに結びつけるのはやめよう、と。 あるとき、感じのいい女性と出会った。もちろん、性的な意味での恋愛感情ではない。あくまで人として好感を抱いていただけだった。 いつしか彼女は自分に恋愛感情を抱くようになったらしく、友人関係を続けていくうちに彼女の側から告白された。 自分は彼女に自分がゲイであることを打ち明けた。すると、彼女はそれでも自分が好きだと言ってくれた。 だから、自分の

    ゲイだが女と結婚した
  • 自撮り棒とザシキワラシ

    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2016/03/13
    「自撮り棒は、日本人と写真の関係を回復するともに、撮影者を実際に〈幻〉にしてしまう矛盾をはらんだ道具なのである」
  • 失明した妻の笑いが消えた後 夫は20年 土を掘りつづけた。その色鮮やかな目標に 日本中が感動した。

    これは真実の愛の物語です。 宮崎県の新富町には、毎年春になると新聞やテレビで紹介される一軒の個人宅があります。新富町の小さな観光スポットとなっているのは、黒木邸です。4月になれば、この家のある庭一面に咲き誇るシバザクラを目当てに県内外から多くの見物客が訪れます。庭の維持管理はこの家の主人の黒木敏幸さん(87)が今でも1人で行なっています。一方、笑顔が素敵なの靖子さん(77)は、この庭のマスコット的存在です。 しかし靖子さんは、実は色鮮やかな濃いピンクが一面に広がる光景を一度も見たことがないのです。その理由とシバザクラの庭の成り立ちの物語を知り、日中が涙しました。 黒木夫は、昭和31年(1956年)にお見合い結婚。畑作での生活は収入が少なく苦しかったものの、明るくおしゃべり好きな靖子さんのおかげで小さな家庭には笑顔が絶えなかったといいます。やがて3人の子供に恵まれ、乳製品の需要が高まっ

    失明した妻の笑いが消えた後 夫は20年 土を掘りつづけた。その色鮮やかな目標に 日本中が感動した。
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