愛知県小牧市の新図書館建設計画を巡る住民投票が4日、投開票された。反対が賛成を上回り、レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と連携した市計画は、見直しを迫られることになる。当日有権者数は11万6624人で、投票率は50・38%。 20歳以上の有権者が、計画に「賛成」「反対」に○を付ける形で投票し、反対は3万2352票、賛成は2万4981票だった。無効票は1427票あった。 小牧市は、既にCCCの提案を反映した基本設計案を策定。「ツタヤ図書館」として話題を呼んだ佐賀県の武雄市図書館と同様、書店やカフェを併設し、CCCは開館後の指定管理者候補の一つだ。新図書館の延べ床面積(5770平方メートル)は現図書館の2・6倍で、最大収容冊数も2倍強の50万冊を計画。建設費は42億円で3年後の開館を目指していた。 山下史守朗(しずお)市長は、名鉄小牧駅前の再開発を踏ま
豊橋となりの田原市、その中央図書館の豊田高広(とよだ・たかひろ)館長とお話する機会があり、めちゃめちゃおもしろいお話が聞けました。 豊田館長ってこんな方。 1958年、静岡市生まれ。 静岡市役所入所後、94年から図書館。 開設準備にあたった御幸町図書館(ライブラリーオブザイヤー2007優秀賞)で、06年から館長を務める。 愛知県田原市図書館長の公募に応募し、10年4月より館長として単身赴任。 著書(共著)『図書館はまちの真ん中』『市場化の時代を生き抜く図書館』 ■ さて、僕は図書館の「司書」という人たちが何をやっているのか、さっぱりわからず、その疑問を率直にぶつけてみました。 もちろん、見えないところで、図書館の運営に尽力をされているとは思うのですが、国家資格にまでなっている「司書」という方々が、どういう特殊技能を身につけているのか、さっぱりわからなかったのです。
トップ > 特集・連載 > 変わる知の拠点 > 記事一覧 > 記事 【変わる知の拠点】 <第3部>揺らぐ司書像(4) 正規職員 Tweet mixiチェック 2013年9月17日 名古屋市瑞穂図書館のグランパスコーナー。田中敦司館長は「観戦記を書くのも大変」と笑う=名古屋市瑞穂区で 望ましい司書像とは-。 「本が好きなら司書になれると思う人が多い。でも、本以上に人が好きじゃなきゃだめ。人と本の間をつなぐのが司書なのですから」。名古屋市瑞穂図書館長の田中敦司さん(54)は、こう語る。 名古屋市は鶴舞中央図書館を含め、市内に二十一の図書館がある。同市では今春から指定管理となった一館を除く二十館が今も直営。その全館に司書の正規職員がいる。田中さんは一九八二年に採用されて以降、市内のさまざまな図書館に勤めながら、経験を積んできた。 瑞穂図書館は市中心部に立地。建物は古いが人の出入りは多い。二階の
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