野外で本と親しむ企画「BOOK PICNIC(ブックピクニック)」が十月十二日、多気町朝柄の勢和図書館の芝生広場で開かれる。書店や図書館がよりすぐりの本二千冊以上を開放的な空間に並べる。主催する近くの「少女まんが館TAKI(タキ)1735」のしむらさくら館主は「本と出合い人とつながる場にしたい」と話す。 昨秋に続くイベントでテーマは「木漏れ陽の下で読みたい本」。インターネットを使って本を手軽に購入できる時代に、屋外に出掛けて本好きの人たちと語り合い、本と巡り合う楽しさを知ってもらうのが狙い。昨年は五つの書店などが出展し、あいにくの雨だったが延べ千人が足を運んだ。