入間川の水害シナリオで最悪の展開は多摩川の流路変遷だろうね。多摩川の流れが入間川に突っ込めば川沿いは大変となる。落合橋以南の荒川も無事ではすまないだろう。 青梅のあたりは多摩川の扇状地となっている。頂点は宮の平駅付近だ。今の多摩川はその南端を通っている。 そして、その多摩川扇状地の北端に霞川が流れている。これは入間川の支流だ。距離は1kmも離れていない。 なにかの機会で川筋が入れ変わる。例えば台風の大雨の中で南岸側山地が崩れて川筋を埋める。そうなると多摩川上流の水は霞川に流れ込み入間基地のあたりでそのまま入間川に流れ込む。 その場合には大洪水となるだろう。入間川の河川断面積、まずは堤外地(堤防の川側)間の面積では捌ききれない。まあ南北両岸が台地のあたりならあまり浸水域は広がらない。一段低いところが水をかぶるだけで済むだろう。ただ八瀬大橋以南は大変で落合橋以南は川島も川越低地も大変となりその