ラトビア発の卒業生寄付金調達プラットフォーム「Funderful」。日本だけでなく、世界でも大学の経営難が問題になっている。 少子化で苦しむ大学 財政難を救うのは「寄付金」か 日本の大学の多くが少子化の煽りを受け、定員割れや経営・財政難の問題に直面している。特に、地方私大の状況が深刻といわれている。このまま少子化が進めば、有名校でもいずれは定員割れが常態化するのは必至だ。 大学が生き残るには、ニーズの高い学部の設置や設備の充実、留学生の受け入れなど、さまざまな対策が必要になってくる。 対策の1つとして考えられるのが「卒業生からの寄付金」だ。日本ではまだ広く浸透していないが、米国や英国の大学では卒業生からの寄付金が重要な財源の1つとなっている。