アメリカ陸軍協会年次総会「AUSA2022」で展示された同国の次世代戦車・エイブラムスX (Brendon Smith/Breaking Defense) アメリカのベトナム戦争介入中、当時のヘンリー・キッシンジャー政府報道官は、「慣習的な意味では、軍隊は戦争に勝った時にのみ勝者となる。それ以外の場合は、常に敗者となる。しかし、パルチザンはその逆で、戦争を放棄した時にのみ敗者となり、それ以外の場合は常に勝者である」と述べました。 このキッシンジャー氏の発言は、南ベトナム解放民族戦線(通称:ベトコン)に対し米軍が八方塞がりであることを匂わせており、現在振り返れば、彼らの勝利を暗示したものでした。しかし今日、この経験をもとにパルチザンのように行動しているのは、米軍の側です。 ベトナム戦争から数十年を経た現在、この戦争の間「ベトナムのパルチザンの裏をかく」ことに失敗してきたアメリカ国防総省は、こ