昨年は『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)で、サブカル界のみならず、いよいよお茶の間の人気者となった星野源。女性週刊誌では、少し珍しい彼の青春時代を深掘りする企画が多く立てられたが、そのなかでしばしばクローズアップされたのが、埼玉県飯能市にある私立校「自由の森学園中学・高等学校」出身であるということだ。 星野源という俳優にミュージシャン、さらには文筆業までこなすという時の文化系スターを生み出した自由の森学園とは、いかなる学校なのか。 自由の森学園は1985年の創立以来一貫して学力偏重の画一的な教育にアンチテーゼを唱え、「定期テストを行わない」「数字で成績をつけない」など、独特な教育方針をとっていることで有名な学校。長男が通っていた縁もあり、菅原文太が理事長を務めていた時期もある。 そんな自由な校風ゆえ、卒業生はバラエティに富んでおり、SAKEROCKの元メンバー(星野源、浜野謙太、田中馨、