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書評に関するEoH-GSのブックマーク (10)

  • 都内の公園で亡くなった「ホームレス女性」が遺した大量の手書きノートをまとめた本 部数は1万部以上に(レビュー)(Book Bang) - Yahoo!ニュース

    二十年ほど前、見知らぬ中年女性に突然話しかけられたことがある。「昨日から何もべていないので百円貸してくれませんか」。当時、学生だった私の中にあった“ホームレス”像と、目の前の彼女の姿はまったく重ならなかった。 【画像】「4月28日 私は集団生活ができない。」写真で『小山さんノート』を見る 昨年十月に刊行されたこの『小山さんノート』を読んで愕然とした。あのとき自分に見えていなかったもの、想像しようとしなかったものをそのまま差し出されたような気がした。 「そうやって自分ごととして考えながら、生きてきた時間や経験にひきつけて読んでくれる読者が多いんです。嬉しいし、このの在り方が通じているような気がしています」(エトセトラブックス・松尾亜紀子さん) 2013年末、都内の公園で亡くなったホームレスの女性「小山さん」。彼女が暮らしたテントの中には、なにやら手作りのキラキラしたものと、大量の手書きの

    都内の公園で亡くなった「ホームレス女性」が遺した大量の手書きノートをまとめた本 部数は1万部以上に(レビュー)(Book Bang) - Yahoo!ニュース
  • 「知っているつもり」の人こそ読んでほしい本 - 集英社新書プラス

    いま一部フェミニストによるトランスジェンダーに関する言説がSNS上で物議を醸すことも多い中、これまで日フェミニズム理論に大きな役割を果たした江原由美子さんは、周司あきらさんと高井ゆと里さんの共著『トランスジェンダー入門』(集英社新書)をどう読んだのでしょうか。 書は、タイトルの通り、「トランスジェンダーについて知りたい」と思う人が最初に知っておくべきことを書いたである。いわゆる「LGBT理解増進法」の成立等の影響もあり、今年(2023年)においては、インターネットや新聞などのメディアには、トランスジェンダーに関する言説が溢れている。そうであればいまさら「入門」書でもないだろうと思う人がいるかもしれない。しかし、そう思った人こそ、ぜひ書を読んでほしい。いや読む必要があるとさえ、評者は思う。 なぜか。それは現在「トランスジェンダー」について溢れている言説の中には、正確さにおいてかなり

    「知っているつもり」の人こそ読んでほしい本 - 集英社新書プラス
  • 読書人WEB

    鈴木裕子 / 女性史研究者・日近現代女性史・日韓近現代史 週刊読書人2021年8月13日号 書は、つい先日亡くなった在日の朝鮮韓国近現代史の泰斗姜徳相氏の生い立ちから始まり、研究者としてまた在日韓人歴史資料館や文化センター・アリランの創設に関わり、館長として広く文化・社会活動を牽引された氏の側面を描いた著作である。興味深いのは、聞き手の八人が日人女性であると思われること、彼女らが姜徳相氏に敬愛の念を抱いていることである。このことは日韓における市民連帯の可能性を窺わせるものである。 わたくしたちは「日韓の女性と歴史を考える会」の公開学習会において姜徳相氏をしばしばお呼びし、お話を伺ったことがある。その内容は聞き手によってはかなり辛辣であり、ご自身もそれをよく認識されていた。いうならば朝鮮韓国史を通して日近現代史の在り方を厳しく問うものである。さらに「拉致」事件への対応をみるように、敵

  • 【第124回】小池百合子はモンスター?|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま

    ただいま話題のあのニュースや流行の出来事を、毎月3冊の関連を選んで論じます。書評として読んでもよし、時評として読んでもよし。「を読まないと分からないことがある」ことがよく分かる、目から鱗がはらはら落ちます。PR誌「ちくま」2020年8月号より転載。 7月5日の東京都知事選で予想通り、小池百合子知事が再選された。得票率59.7%。圧勝といえるだろう。 ところで都知事選の直前(5月30日)に出版された、石井妙子『女帝 小池百合子』が20万部のベストセラーになっている。著者は一躍時の人となり、新聞、雑誌のインタビューに引っ張りダコだ。SNSも絶賛の嵐。特に「リベラル系男性論客」の激賞ぶりはスゴかった。せっかくなのでツイートの一部を紹介しておく。 事実が虚飾をはいでいくサスペンスのようなノンフィクションです。(略)都知事選に向けてぜひにとお勧め。(参院議員・有田芳生) 「小池百合子」という人物

    【第124回】小池百合子はモンスター?|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま
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    EoH-GS 2020/08/06
    武田砂鉄も評価してたのか。意外。
  • 内田樹氏によるホ・ヨンソン詩集『海女たち』の書評に異議を表明します - ASANOT BLOG / アサノタカオの日誌

    2020年5月2日の西日新聞に、内田樹氏によるホ・ヨンソン詩集『海女たち』(姜信子・趙倫子訳)の書評が掲載されました。その内容に異議を表明します。以下は出版元にて書の編集を担当した立場にある、しかしながらあくまで一個人としての見解です。 個人や組織を非難・批判する内容ではありません。また、コロナ禍の大変な時期に書評掲載にご尽力いただいたすべての皆様への感謝の気持ちを片時も忘れたことはありません。今日の言論やメディアのあり方に対する問題提起として、投稿します。 . 内田樹氏による、韓国済州島の詩人であるホ・ヨンソンの詩集『海女たち』の書評は、率直に言って一語たりとも読むべきところのない内容で、この情報を共有すべきかどうか悩みました。私がなぜ、ここまで強い言葉遣いで語りはじめるのか、自身の考えを少し丁寧に述べさせていただきます。書の内容に関してはこちらを参照してください。 そもそも、80

    内田樹氏によるホ・ヨンソン詩集『海女たち』の書評に異議を表明します - ASANOT BLOG / アサノタカオの日誌
  • 原田憲雄訳注『李賀歌詩編』の草森書評をご紹介! - その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

    調べたいことがあって、先日日中国学会にお尋ねごとをしました。 いただいたご返事の中に、原田憲雄訳注『李賀歌詩編』(平凡社)の草森紳一による書評(『文学界』1999年8月号掲載)のコピーが入っていました。 なんとまあ、ありがたい! 原田先生は、草森紳一が26歳のときに荒井健先生からご紹介いただき、以後ずっと敬愛した李賀の研究者です。 90歳を越えていらっしゃいますが、回想集『草森紳一が、いた。』には追悼文を、『李賀 垂翅の客』(芸術新聞社)には跋文をお書き下さいました。 『李賀歌詩編』の書評をご紹介します。気を利かせて送って下さった事務局のMさん、ありがとうございました! (文末のお隣は田中真澄さんの原稿ですね。「週刊ポスト」で蔵書の中で亡くなった二人として草森さんと共に採り上げられた 映画史の研究家。お盆は終わりましたが、あちらで楽しくやってらっしゃるでしょうか)

    原田憲雄訳注『李賀歌詩編』の草森書評をご紹介! - その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ
    EoH-GS
    EoH-GS 2019/04/20
    草森紳一による“『李賀歌詩編』の書評”
  • 「普遍主義」における「内戦」――安心平和な公共圏への自壊――|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    近年の汎ヨーロッパ規模の「反動」的傾向を追いながら、それを第二次大戦前からの歴史的射程のなかで捉え直すフォルカー・ヴァイス『ドイツの新右翼』(新泉社・2018)を読めば、これを参照し舞台を日に移した仕事の必要性を思うが、それは欄の性格と異なるので、筆者の見解もまじえ書を敷衍しつつ、別のことを論じたい。 「夕べの国」とそのライヒReich概念は、現在ヨーロッパの新右翼が「大空位時代」なる現状認識とともにその克服のため大いに依拠するところとなった。ギリシャとローマの遺産を継承防衛する、民族及び文化的「伝統」をそなえた「夕べの国」にアイデンティティを賭けるため、新右翼はこれを脅かす時々の「異物」の排外に努め、またアメリカ文化をも唾棄している。 故郷を遠く離れた移民が同化せず特殊な文化を濃厚に保持しているのを、出自の土地から離れてもいないのに自文化を見失い「伝統」の復興を唱える新右翼は嫉妬交

    「普遍主義」における「内戦」――安心平和な公共圏への自壊――|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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    EoH-GS 2019/03/03
    これ新泉社なのか。買おうかどうか迷ってたけど担当編集Yだったらイヤだな。あいつの運動してる人間を小馬鹿にした態度本当に無理。
  • 【大塚英志氏書評】手塚治虫漫画を思想宣伝の道具にするな

    書評】『手塚マンガで憲法九条を読む』/マンガ・手塚治虫 解説・小森陽一/子どもの未来社/1500円+税 【評者】大塚英志(まんが原作者) 憲法九条を変えるべきではないという書の政治的立場にぼくは賛同する。しかし、その上で、書のようにその学習教材として直截の手塚作品を読ませることには違和を表明する。 手塚作品は確かに戦争を主題としたものが少なからずある。しかし手塚の表現は、まんががプロパガンダのツールであった歴史からの離脱として立ち上がった。例えば、書の解説で野上暁が言及した「勝利の日まで」は、手塚の戦争体験の反映としてのみ論じられるがそれは狭い理解だ。 この作品は大政翼賛会が主導した戦時下のメディアミックス「翼賛一家」の自発的な二次創作として描かれ、同時期の「防空」を題材とした教育映画のまんが版として目論まれている。そのことはいずれにまとめるが、「勝利の日まで」は、戦時下の少年で

    【大塚英志氏書評】手塚治虫漫画を思想宣伝の道具にするな
    EoH-GS
    EoH-GS 2018/08/20
    手塚の限界を示しつつ提示するというのは全然ありだと思う。だって彼自身がそういう思想の持ち主だったんだから。問題は手塚揚げのあまり聖人化した提示をやるときだと思う。反差別系のアレとか。
  • 保阪正康『戦場体験者 沈黙の記録』 - 紙屋研究所

    40数年もかけて4000人から話を聞いたということ、戦友会の抑圧構造が一般兵士の戦場体験証言の少なさに結びついているという新聞広告を見て書を手にとった。 兵士としての戦場体験を直接聞けたのは、ぼくの父方の祖父と、つれあいの父方の祖父の2人だけである。しかし、どちらからも詳しい戦場体験を聞くことはできなかった。一、二度、アウトラインのようなものを話してもらってそれで終わりだった。こちらも「お話につきあう」程度の心構えだったので、当然である。どちらも鬼籍に入ってしまい、もう後の祭り。取り返しがつかない。いかに貴重な機会を失ったかを今さらながら思い知る。 子どもとして空襲の被害に遭ったなどの「戦争体験」を語れる世代はまだ残っているが、保阪正康が書で書いているとおり、2015年現在、戦場を体験した人は90代以上ということになり、 戦後七十年という節目の年、実際の戦場体験は今では語れる人がいなく

    保阪正康『戦場体験者 沈黙の記録』 - 紙屋研究所
    EoH-GS
    EoH-GS 2015/08/19
    いわゆる「ブラック」企業の就業経験と従軍経験は、確かに共通項はあるものの後者の場合犯罪の共犯者という認識がある点で違うと思う。じゃないと「迷惑」という言葉の意味が通らない。
  • 『近代日本の戦争 台湾出兵から太平洋戦争まで』 歴史を再検証する重要性 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

    芸能・文化 『近代日戦争 台湾出兵から太平洋戦争まで』 歴史を再検証する重要性2010年8月22日  『近代日戦争 台湾出兵から太平洋戦争まで』 梅田正己著 高文研 1890円 明治維新によって誕生した近代日は「富国強兵」を掲げて欧米列強を目標に領土拡張政策を推し進めてきた。その結果、約80年の間に台湾出兵からアジア太平洋戦争まで、10余の戦争を引き起こした。戦後65年の平和は、その反省のもと“戦争の鎖”と決別するために設けた憲法9条がもたらしたものであった。  だが保守派を自認する政府高官からは、時折「近代日戦争と植民地政策」を肯定する意見が発せられ、社会問題となっている。日の侵略戦争に対する政府の公式見解を批判する論文を書いて更迭された元航空幕僚長・田母神俊雄氏の言動は記憶に新しい。  田母神氏の論文は稚拙で、歴史学者からはまともに相手にされていない。しかし、マスコミか

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