by 松尾 芳郎 • 2018年12月4日 • インドネシア、ライオンエアのB-737MAX墜落事故の原因 はコメントを受け付けていません 2018-12-04(平成30年) 松尾芳郎 図1:(Wikipedia) 10月29日、インドネシア・ジャカルタ空港を離陸した直後、海面に墜落したライオンエアのボーイング737 MAX 8と同型機の写真。インドネシアの事故調査委員会の中間報告によると、自動失速防止装置(MCAS)が誤作動をしたのが直接の原因。前日にも同種トラブルが発生したがパイロットがシステムの接続スイッチを切り、無事に目的地に着陸した。 (注)ボーイング737 MAX 8は737 NB (Next Generation) の後継として開発された狭胴型機で、就航は2017年5月から。エンジンは新しいCFM Leap-1Bに換装、ウイングレットがスプリット型に変更され、機体側も多少変っ