【香港共同】2日の香港メディアによると、香港の九竜半島で起きた1日のデモ隊と警官隊との衝突で警官に左胸を撃たれて重体となっていた高校2年の男子生徒(18)は手術を受け、命を取り留めた。
7月1日に起こった香港立法会へのデモ隊の突撃に驚き、疑問を抱いた人は少なくなかったと思う。だが、日本のメディアを見回しても、その疑問にきちんとした答えを差し出す報道はまだない。 香港でもあの突撃は衝撃的な事件としてとらえられている。だが、その「衝撃」は日本人が目にして疑問を抱いたその行為だけではなく、その動機や行動を支えた考え方、さらには膨れ上がった同行者たちの数、そしてその撤退に至るまでの一連の行動が引き起こしている。 その背景は複雑で一言で伝えるのは難しい。わたしもこの出来事を今週末の「ぶんぶくちゃいなノオト」にまとめるつもりにしているが、まずは今、香港の、そして中国国内で静かに香港情勢を見守っている人たちに広く拡散されているコラムを、作者の許しを得た上で日本語に翻訳してご紹介する。 その前に一つ、7月1日に起こったことで日本メディアがあまり触れていない事前知識を記しておく。 7月1日
6月9日に香港で「逃犯条例」(犯罪人引渡条例)改正に反対する大規模デモが起きたことは、世界中のメディアにトップで報じられた。主催者発表103万人、警察発表24万人という規模は、1997年に香港が中国に引き渡されて以来、最大規模だ。香港人口を約748万人とすると、およそ7人に1人がデモに参加したということになる。2003年には、香港基本法(香港ミニ憲法)23条に基づいて国家安全条例(治安維持条例、中国に対する国家分裂活動や政権転覆扇動なども取り締まることができる法律)が議会に提出されようとしたことに反対するデモが起きた。このときは50万人デモだったので、今回は倍の規模である。 続いて、この条例の審議が再開される予定だった6月12日、香港立法会(議会)を数千人のデモ隊が未明から包囲。香港政府は5000人の警官隊を投入し、睨み合う状況が続いていた。それは2014年の雨傘運動(民主化を求めた反政府
6月20日に「仮放免者に在留資格を!」デモをおこないました。 【告知】6・20「仮放免者に在留資格を!」デモ / MARCH AGAINST IMMIGRATION BUREAU - 仮放免者の会(PRAJ) 6・20仮放免者の会デモへ参加 - BOND(外国人労働者・難民と共に歩む会) デモについては後日あらためて報告したいと思いますが、今回は、東京入管などの被収容者の動きを紹介します。 今回のデモは、品川駅前を出発して、最後に東京入管を1周するというコースでした。東京入管のまわりでは、デモ参加者が路上から上階の収容場にむかって声をあげ、収容場からもこれに答える声が聞こえました。 また、このデモにあわせて、この日、東京入管に収容されたおよそ100人がハンガーストライキをおこないました(その一部は翌21日までハンストを継続しました)。 以下は、東京入管Jブロックの被収容者30名が、局長あて
天皇制に反対の意思を示すとどういうことになるのか、お分かり頂けると思います。果たしてこの国に「表現の自由」などというものが本当に存在するのでしょうか?
今年9月19日未明、安全保障関連法が参議院で可決され、成立した。それに先立ち、同法の廃案を求める抗議行動(以下、反安保デモ)が大規模に展開されてきたことも記憶に新しい。今回の抗議行動は、脱原発関連デモをはじめ2010年代に盛り上がりを見せてきたリベラル系の社会運動の集大成といった観があった。 反安保デモの特色のひとつは、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)という学生組織が盛んにメディアに登場した点だ。日本では実に1996年の薬害エイズ問題抗議運動以来、ほぼ20年ぶりに学生運動が政治の第一線に登場した事件だった。 この手の原稿を書く際のマナーとして、不粋を承知で自分の立場を先に述べておこう。まず、私は中国国家や軍部の安定性を基本的に信用していないので、日米同盟を強化する防衛政策の方向性にはおおむね賛成だ。現在、中国の軍事的なターゲットは南シナ海で、リスクに見合わない東シナ海への
国会前の安保法制反対抗議に行ってきた。 前に反原発デモでちょっと不愉快な思いをしたことがあり(これはブログとかフェイスブックにも書いたはずだが)、元気がある時でないとちょっと日本のデモに行く元気が出ないので、今回は学者の会に入るだけでプロテストには出かけていなかったのだが、首相のパフォーマンス等々があまりにもバカバカしいのと(なんだあの人魂は)、デモ参加者に対する性差別的な言動があまりにも目に付くので(学生団体のSEALDSに美人が多いことを売りにするとか)、学生時代に戻ってフェミニストっぽい簡易プラカードを作って行ってきた。 なお、マッドマックスのやつはともかく、裏側は日本語のスローガンにしようと思ったのだが、漢字を使うと黒っぽくなってしまい、小さいプラカードだとかなり見栄えが悪くなるので、あきらめて両面英語にした。プラカードに英語が多いのを批判する向きもあるようだが、実際に作ると漢字を
SEALDs @SEALDs_jpn お疲れ様です。今日は3000人も集まったそうです。いや、暑い中、暑苦しくコールを挙げた皆さん本当にリスペクトです。選挙権があっても、無くてもはっきり、おかしな事にはNOです。言ってやりましょう。私たちの番です。いう事聞かせる番なんです。やってやりましょう。 2014-08-03 01:01:42
11月9日(水)に、東京入国管理局にむけてデモをおこないます。 昨年度に法務省は、前例のないチャーター機による集団送還を実施し、マニラに75名、バンコクに46名を強制送還しました。 今年度も、法務省はそのための予算をとってチャーター機送還を計画しています。 いっぽう、東京入管では被収容者による集団でのハンガーストライキがあいついでいます。無期限の収容や劣悪な処遇に抗議してのハンストです。このハンストには、仮放免されたものの東京入管に再収容された私たちの会の仲間も参加しています。 東京入管で集団ハンスト:被収容者76名が参加 こうして仮放免者や被収容者がたたかわなければならない理由をつくっているのは、法務省であり、入管にほかなりません。 3,500人におよぶと推定される仮放免者。入管は、この増大した仮放免者を、集団送還によって、あるいは劣悪な環境下での長期収容・再収容という肉体的・精神的な拷
*おしらせ:第二弾は都合により延期になりました(7/24) 詳細こちら http://d.hatena.ne.jp/kokuminyamero/20140723/1406131532 *おしらせ:だいにだんは つごうにより えんきに なりました(7/24) しょうさい こちら http://d.hatena.ne.jp/kokuminyamero/20140723/1406131532 7がつ20にちの (つうしょう)はんにちデモの しょうさい ならびに だいにだんの かいさいに ついて (ひらがなバージョン、したに あります) 7月20日 12:30 三条河川敷集合(京阪三条駅より西に徒歩三分、三条大橋下) 13:00 デモ出発(〜円山公園) 14:00 解散予定 雨天決行 *当日の問い合わせ先などは追ってブログで告知します。 *万が一弾圧があった場合に備えて、携帯・IDの類はできるだけ
★(ぜんぶん ひらがなの きじは こちら→ http://d.hatena.ne.jp/kokuminyamero/20140620/1403236573 より) ★デモ詳細こちら→7月20日の(通称)反日デモの詳細ならびに第二弾の開催について 自由と人権は「国民」の占有物ではないと考えるひとびとです。きたる7月20日に、(通称)反日デモと銘打って京都でデモ行進をおこないます。 詳細については、7月初旬にお伝えすることになりますが、以下はなぜ私たちが今回7月20日にデモをすることになったのかその趣旨となります。ぜひご一読をよろしくおねがいします。 ************************************************* 7月20日は、(通称)反日デモ 1.在特会とは何者だ 新大久保で、鶴橋で、ウトロで・・・各地でおもに在日朝鮮人を対象とした排外主義デモが近年猛威を
「反日の会(仮)」を結成しました。 初めての行動として、本日行われる「解釈で憲法9条を壊すな! 4.8大集会・デモ」にて問題提起のビラまきを行います。ビラの内容は以下の通りです。 「反日の会(仮)」 アピール 2014年4月8日 「集団的自衛権」にだけではなく (戦後)日本の植民地主義に反対しよう! 今日は、「集団的自衛権」に反対するデモ・集会です。私たちは、「集団的自衛権」に反対します。でも、「解釈で憲法9条を壊すな! 4.8大集会・デモ」には、かけている問題意識があると考えています。 1. 戦後「平和主義」を美化する歴史修正主義 「解釈で憲法9条を壊すな」。しかし、9条のもとで続いてきた戦後体制は、はたして守るに値するものでしょうか? 今回の集会にも参加する「戦争をさせない1000人委員会」アピールには、戦後「日本は一度も戦火を交えること」がなかったと書かれています。でも、それはまった
3月5日に、法務省にたいして仮放免者に在留資格を出すことをもとめ、デモをおこないます。デモは、関東だけではなく、関西および東海地区の仮放免者の会からも仮放免者・支援者が参加する予定です。 仮放免者当事者はもちろん、仮放免者問題に関心のある外国人・日本人にひろく参加をよびかけます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【日本語(ひらがな・カタカナ)】 かりほうめんしゃに PRAJデモ/示威/DEMONSTRATION 3がつ5にち(すいようび) 3 がつ 5 にち、「かりほうめんしゃのかい」は、デモをします。わたしたち は このデモで、ほうむしょう に たいして 「かりほうめんしゃ に ざいりゅうしかく を!」と ようきゅう します。わたしたち かりほうめんしゃ には、くに に かえらない、かえれない じじ
2013年06月30日00:05 by ohne_ende 「反原発」運動内部の看過し難い否定的傾向(月刊「社会民主」2012年9月号投稿転載) カテゴリ 以下の文章は「月刊社会民主」2012年9月号の読者投稿欄に掲載された拙文の転載です。 内容的に全く不十分な点の多い稚拙な文章ですが、この時期に社民党内部にも、末端党員ではあれこうした主張があったという「記録」として、敢えて転載することにしました。 ---------------------------------------------------------------- 「反原発」運動内部の 看過し難い否定的傾向 中川龍也(47歳) 東京都練馬区 7・16の17万人集会をはじめ、今や反原発運動は大きな盛り上がりを見せているが、この空前の高揚に さる6月29日に総理官邸前に20万人(主催者発表)を結集させた通称「官邸前行動」とその主催
3月31日、東京・日比谷で行われた「朝鮮学校はずしにNO! すべての子どもたちに学ぶ権利を! 3.31全国集会&パレード」 に参加してきた。集会とパレードの模様は朝鮮新報で報道されているので、そちらを見てもらいたい。http://chosonsinbo.com/jp/2013/04/0401rn/ ここで書きたいのは、集会とパレードの間、ずっと「朝鮮人は帰れ!」などというヘイトスピーチを撒き散らしていた排外主義者たちのことである。 私は11時半ごろに会場の日比谷野外音楽堂に到着した。集会開始の1時間ほど前になると、排外主義者たちの街宣車が会場周辺に集結し、大音量でがなり始めた。言っている内容は、朝鮮人は祖国へ帰れ、日本から出て行け、「高校無償化」の適用などとんでもない…というようなことである。 相当にうるさくて、リハーサルをやっている会場の声がよく聞こえないほどであった。排外主義者たちの大
法務省がチャーター機をつかって「不法滞在者」を一気に強制送還する方針をたてている。『毎日新聞』が昨年末にそう報じています(2012年12月19日付の記事。『毎日』の記事は、末尾に転載しました)。 入管が従来おこなってきたような、送還者ごとに航空券を一枚一枚買って一般乗客も乗り合わせる飛行機でひとりずつ送還する方法だと、大声を出して抵抗されるなどするので、航空会社が協力するのをいやがる。コストもかかる。一方、入管が退去強制令を出したにもかかわらず送還できずに仮放免になっているひとの数は、この5年で3倍の2500人にものぼっている。そこで飛行機をチャーターして、一気に送還してしまおう。 このような方針を法務省幹部が『毎日新聞』の記者に語ったのだそうです。 ということなので、仮放免者の会としては、これに反対する行動を3月6日(水曜日)におこないます。 東京の日比谷公園に集合してデモ行進をおこない
2011年9月11日 反原発デモ。デモが新宿駅南口前を超えてすぐに、多くの警察官がデモ参加者に一斉に襲いかかり、一方的に暴力を振い続けた。引っ張りまわし、引きずり倒し、突き飛ばすなど映っている通りだ。そうしておいて、一人を無理やり逮捕し、警察車両に押し込み、連れ去って行った。警察車両の前部の後ろで逮捕されている人が(その人の顔は映っていません。) この日のデモは、最初からデモコースの一方的変更など権力の好き勝手な横暴で始まり、ついにこのような事態が衆人環視の中平然と行われ、こうして、この日は12名が逮捕された。7名は数日で釈放され、9月22日には全員が釈放された。
8/30に引き続き9/6にも、「ぶっ通しデモ実行委員会」との共催で『朝鮮への「制裁政治」に反対! 新宿デモ』をおこないました。 くばったビラ 8/30の報告 途中、拡声器を持った少数のグループが沿道に現れ、デモ隊に対して聞くにたえない暴言を浴びせる場面がありました。 デモコースを先回りしているのか同じ集団が複数回現れ、民族差別的な暴言と合わせて「日本から出ていけ」というような主張をしていたようです。 負傷者や弾圧がなかったという点では大きな混乱もなくデモ行進を終えましたが、あのようなヘイトスピーチそのものは絶対に容認できません。 そして(繰り返し書いていますが)注目すべきは、あのようなヘイトスピーチを垂れ流す"草の根の排外主義者"たちの主張に見える予断と排除のロジックは決して特殊でもめずらしくもなく、現在の日本社会に広く共有されており、さらに最も重要な点として、(国家などの)権力の中枢から
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