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出版流通に関するEoH-GSのブックマーク (23)

  • 書店員を辞めることにした

    新卒で入った書店を辞めた。 10年働いて、書店の仕事自体は好きだし、出会った職場の人は驚くほど良い人達ばかりだった(だから続けられた)。けど辞めた。 小さい時からが好きで屋でバイトをしたりして、労働は当に嫌だけどに救われて支えられてきたからに関われるなら耐えられるかもと思いインターンまでして入った会社だ。 最初に配属された店舗は、都市中心地にある店舗で毎日走り回って忙しかった。 大量の品出しと客注と問い合わせとレジを処理しながら、無茶振りしてくるお客様を相手し営業さんの対応と発注を時間内に終わらせたり終わらせられなかったりしていたらあっという間に数年が過ぎた。腑が煮え繰り返るような腹が立つお客様もいたし、理不尽なクレームには泣かされることもあって辛かったけど、毎朝大量の新刊を目に出来て、自分が並べたが売れていくのは単純に楽しかった。 幸いにも上司には恵まれてパワハラ等も受けるこ

    書店員を辞めることにした
    EoH-GS
    EoH-GS 2022/10/01
    お疲れさまでした。
  • 本屋が思わず懇願「学校の生徒さんの持参する課題図書リストが絶版だらけ。せめて買えるものにして」

    屋のお仕事。 @kuroi_since1991 書店勤務でコミック担当。そうですオタクです。他にもジャンル掛け持ちで担当しています。主にオススメのや新刊案内、パブ情報、拡材(特典情報)、書店の仕事についてつぶやいています。を売るのが生甲斐です。 屋のお仕事。 @kuroi_since1991 ありとあらゆる学校の先生方にお願いなんですが、課題でいくつかを指定して読ませるなら、絶版になってないものを指定してあげて下さい…。 毎年、同じ文面のプリント持参される学校の生徒さんが来店されますが、絶版だらけのリストじゃ可哀想ですよ。 2020-04-27 01:35:10

    本屋が思わず懇願「学校の生徒さんの持参する課題図書リストが絶版だらけ。せめて買えるものにして」
    EoH-GS
    EoH-GS 2020/04/29
    絶版なんて問題起こした本くらいでほとんどないよ。問題は品切重版未定。
  • 【悲報】やっぱり『日本国紀』、在庫過剰の「押し本」状態だった【在庫7箱も…専門誌の報告】 | 論壇net

    業界人の裏話 増刷につぐ増刷で累計60万部に達している『日国紀』。 ところがネット上では、「そんなに売れていないのに、どんどん配されてくる」といった書店員の声が相次いで紹介され、「押し紙」ならぬ「押し」状態ではないかと噂されていました。 この「押し」の噂に、なぜか『日国紀』関係者は過敏に反応し、人格攻撃にまで発展する不可解な状況が続いていました。 【日国紀】幻冬舎側が書店にを押し付けていると指摘【配談合】 2019.01.13 業界誌『の雑誌』 このような在庫過剰、「押し」を裏付ける新たな証言が、「」の専門誌『の雑誌』(2019.2号)のコラム「黒い昼会」に載っていました。 次のような内容です。 C でも増刷に次ぐ増刷でバックヤードに送り込まれた在庫が7箱ですよ。 A 7箱!? D もう売れ行きは弱まっている気がする。 B  50万部も刷ってどうするんですかね。セ

    【悲報】やっぱり『日本国紀』、在庫過剰の「押し本」状態だった【在庫7箱も…専門誌の報告】 | 論壇net
    EoH-GS
    EoH-GS 2019/01/15
    本の流通は新聞と全く違うので、押し紙みたいな安易な例えはやめといた方がいいと思うぞ。
  • メモ(26) | URGT-B(ウラゲツブログ)

    アマゾン・ジャパンが日販や版元に申し立てている「引当率」の根拠がいかに(版元にとっては)ずさんなものかが分かる証言がここ最近改めて出始めています。某版元営業さんのツイートによれば「アマゾンより「貴社欠品状況と日販引当率をお知らせします」というメールがくるようになったけど、100点ばかりあげられている「需要高カート落ち商品リスト」の内容が、すべて旧版やVANでも品切れにしているものなんだが。日販に補充しろといわれてもな」と。 こうしたメールはまだ弊社には届いていませんが、他社さんからも同様の感想を聞いています。メールでお知らせが来るということは、おそらくベンダーセントラルに登録している版元を中心に、順次送っているのだと思われます。アマゾンはバックオーダー発注停止に伴う説明会の折に、数字を羅列しただけでまったく具体的な書名を挙げていない引当率のデータを版元に提示し、混乱した印象しか与えてきませ

    メモ(26) | URGT-B(ウラゲツブログ)
    EoH-GS
    EoH-GS 2017/07/29
    バックオーダー発注廃止の後日譚。理由が単なるいちゃもんだった可能性(分かってたけど)。
  • それでは計算いたしませう(続・アマゾンの「バックオーダー発注」廃

    前回記事はこちら。 【再掲】■アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、正味戦争の宣戦布告である https://anond.hatelabo.jp/20170601214849 いよいよアマゾンのバックオーダー発注廃止が迫ってきた。 ここまでに集まってきた情報を集約し、どう対応するのが出版社にとって得策なのかを考えたい。前回同様、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。出版社が死に絶えた先にの未来があると信じる人は、そう行動すればいい。私はそれに賛同しないし、その人たちのために論考を書く気もない。 5月から出版社に向けて五月雨式にアマゾンから「説明会」の案内が送られている。内容はここ数年繰り返されてきたのと同じ取次流通への悪口雑言と、「このままでは貴社の流通が危ない! さあe託契約を! 6月中なら特別条件で!」というものだ。 目新しい情報といえば、日

    それでは計算いたしませう(続・アマゾンの「バックオーダー発注」廃
    EoH-GS
    EoH-GS 2017/07/01
    全然集まらなくて相当焦ってるらしいと聞いた。ネットも監視してると公言してたとのことなので、前回のエントリーが消えたのもあるいは…… https://archive.is/Gvjkk
  • メモ(21) | URGT-B(ウラゲツブログ)

    ヤマト運輸と決裂しそうな雲行きによって、アマゾン・ジャパンの周辺では様々な変化が玉突のように連鎖しています。以下に取り上げる個人運送事業者の囲い込みもそうですし、今月で終了予定の日販へのバックオーダーの件も、業界内では連鎖の中に見る向きがあります(アメリカ社へのアピール)。なお、バックオーダーの発注終了および版元直取引の慫慂については、予定では日がアマゾン側の説明会の最終日です。ちなみに昨日は太洋社の債権者集会の第三回目でした。破産債権に対する配当は10月~11月頃の予定と聞いています。12月に計算報告集会が行われ、太洋社の件はようやく終結することになります。 「日経済新聞」2017年6月22日付記事「アマゾン、独自の配送網 個人事業者1万人囲い込み」によれば、「インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)が独自の配送網の構築に乗り出すことが分かった。注文当日に商品を届ける

    メモ(21) | URGT-B(ウラゲツブログ)
  • メモ(18) | URGT-B(ウラゲツブログ)

    文化通信」2017年5月22日付記事「アマゾンジャパン「バックオーダー」終了で出版社2000社余に説明会」で報道されている通り、今般のアマゾン通知についての出版社への説明会が先週から始まっています。曰く「4月21日に「バックオーダー発注」の終了を決定。同24日から、同社売り上げランキング上位20社ほどを書籍事業企画部・種茂正彦部長が直接訪問し、それ以外の上位50社ほどにも担当窓口などから説明を実施。/同28日には同社が年間1冊以上販売した出版社として登録されている約2500社から、出版社がアマゾンサイトの商品登録などを行う「ベンダーセントラル」の利用出版社と、名簿などで住所が確認できる出版社約2000社にメールもしくは郵送で通知送った。これに加え5月15日から説明会を開始。上位約600社には5月、それ以降についても順次案内している」。 弊社に届いているのは4月28日付のメール「重要な

    メモ(18) | URGT-B(ウラゲツブログ)
  • 「アマゾン、日販バックオーダー発注中止に思うこと」 (水曜社 佐藤政実) | 版元ドットコム

    4月28日に通達があったアマゾンのバックオーダー発注停止通告問題で、GW中も頭を抱えていた水曜社・佐藤です。 ちょうど版元日誌を書くことになりましたでこの問題の感想などを書いてみたいと思います。 簡単に言えば日販に在庫されていない商品についてアマゾンは今後e託以外で発注しないということに要約されるわけですが、水曜社書籍の日販Web倉庫在庫状況を再確認してみました。 日販三芳倉庫の4/21付在庫によると水曜社の登録書籍点数は296点。在庫ゼロは74点。 そのうちステータス32もしくは33は合計38点。 ステータス21=在庫僅少は6点。 ステータス11=在庫有にも関わらず在庫されていない商品は30点、その内13点は過去12ヶ月の稼働数が5冊以下。 更に過去12ヶ月の稼働数6冊以上の商品のうち毎月1回の補充リストに入っていたものが5点。 したがってステータス11にも関わらず補充されなかった商品は

  • アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、正味戦争の宣戦布告である

    結論:  アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善に名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社が個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。  また、直接取引をしたところで流通が改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。  在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。  長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。  その提案書には、いくつもの重要な点が省かれているからだ。 取引正味の現状  現在、出版業界の正味標準は以下のようになっている。  出版社から取次への引渡 

  • メモ(17) | URGT-B(ウラゲツブログ)

    アマゾンの版元直取引宣言が取次を含む業界再編の強力なトリガーになるのではないかと「メモ(16)」で予想しました。トリガーとまで言わなくとも、対外的な大義とはなりうるわけです。アマゾンに対するヤマト運輸の対応のように。そして連鎖の始まりともなりえます。他の宅配業者が値上げや業態転換へと進んだように。「日販=大阪屋栗田=日教販=出版共同流通」というまとまりと「トーハン=中央社=協和出版」というまとまりがそれぞれ一体化へと向かう可能性は以前からあったわけですが、いよいよ統合が加速するかもしれず、その要となるのはまず、日販と大阪屋栗田の関係性ではないかと思われます(とはいえ、取次とその株主である大手版元は少なからず同床異夢の関係にあるように見えて複雑です)。「新文化」の過去記事に今後の業界再編に繋がるヒントが隠されているかもしれません。 2017年4月5日付記事「大阪屋栗田、服部達也氏が代表取締役

    メモ(17) | URGT-B(ウラゲツブログ)
  • メモ(16) | URGT-B(ウラゲツブログ)

    故桑原武夫先生のご遺族が京都市に寄贈した蔵書1万421冊を一昨年、市右京中央図書館副館長だった女性職員(57歳、生涯学習部部長から課長補佐へ降任)が廃棄していた件の無残さは言うまでもありません(毎日新聞、京都新聞その1、その2、読売新聞、日経済新聞、朝日新聞)。おそらく蔵書家の多くはそもそも以前から図書館への寄贈に懐疑的だったはずですが、それを念押しする一例となってしまいました。 目下、出版業界をざわつかせているのは、「7月1日問題」です。版元営業の「記述師文庫堂」さんのツイートや、ひつじ書房のM社長のfacebookでの投稿をご参照ください。アマゾンから日販に日々飛んでいるバックオーダー(既刊書補充発注)の終了予定が6月30日なのです。この件については留意すべきことがドミノ式に増えていくため、まとめるのがしんどいのですが、しいてまとめると以下のようになります。

    メモ(16) | URGT-B(ウラゲツブログ)
    EoH-GS
    EoH-GS 2017/05/02
    “大取次にガチで無茶振りをするような会社を相手に、どの出版社が喜んで直取引をするというのでしょうか”まさにコレ。今回は日販を悪者にしてるが今度は版元を悪者にするだろう。
  • アマゾンジャパン、日販非在庫品の取り寄せ発注を終了へ - 文化通信デジタル

    アマゾンジャパンは4月28日、日出版販売(日販)が非在庫書籍を出版社から取り寄せる「日販バックオーダー発注」を6月30日で終了することを、出版社に通知した。これにより、一時的に売上機会減少のリスクがあるとしながら、出版社に対して同社との直接取引による商品供給を検討するよう求めている。 「日販バックオーダー発注」を終了したあとも、日販への新刊書籍発注や日販の在庫を仕入れる「日販スタンダード発注」、トーハンへのコミックス・雑誌の新刊発注は継続する。出版社に対して日販の在庫を増やすことと、直接取引を検討することを求めている。 通知の中で「日販バックオーダー発注」終了の理由について、アマゾンの発注に対する日販の在庫引当率が、日販非在庫書籍は「弊社が期待する数字を大幅に下回っている」ことから、日販と協議を続けてきたが「建設的な合意には至ることができなかった」とし、「日販バックオーダー発注」の継続が

    アマゾンジャパン、日販非在庫品の取り寄せ発注を終了へ - 文化通信デジタル
    EoH-GS
    EoH-GS 2017/05/02
    既刊本を取次通さないで直でやるってことは、Amazonと直でやらない版元の既刊商品はAmazonで売りません、というのと表裏一体。
  • バーナード嬢曰く。って漫画

    Amazonで見てみたら古しか売ってない。 出版社はアニメ放送にあわせて増刷したりしないのか。 まあ売れないんだろうな。 アニメの絵も萌っぽくなくて人気でなさそうだし。

    バーナード嬢曰く。って漫画
    EoH-GS
    EoH-GS 2016/10/10
    一迅社がAmazonと直取引してないから品切れしてるだけでしょ。Amazonを基準に考えるのやめろ。
  • 備忘録(23) | URGT-B(ウラゲツブログ)

    ◆2016年2月26日22時現在。 死神はこのところたいてい金曜日にやってきます。15時過ぎから業界内外に衝撃を与えている例の件、だいたい一通り日分の記事は配信され終わったでしょうか。少しずつまとめたいと思います。 「帝国データバンク」2月26日付の大型倒産速報「書籍・雑誌小売/「芳林堂書店」「コミックプラザ」を展開/株式会社芳林堂書店/破産手続き開始決定受ける/負債20億7500万円」に曰く「(株)芳林堂書店(資金2000万円、豊島区西池袋3-23-10、代表齋藤聡一氏)は、2月26日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日付で破産手続き開始決定を受けた」と。 今週月曜日に版元・書店各社にFAXされた太洋社の中間決算報告書を読んだ人々にとっては、ことさら驚くべき展開ではないものの、記事末尾の展開には眉をひそめた向きも少なくないようです。 また曰く「戦後、古販売業を目的に個人創業され、19

    備忘録(23) | URGT-B(ウラゲツブログ)
  • ことりつぎ

    ちいさなとりつぎ、ことりつぎ —誰でも屋がつくれる仕組み— 神楽坂に屋をつくった僕は、今、屋をふやす仕組みをつくろうとしています。 たちを、屋に届ける流通は「取次」と呼ばれますが、これから生まれる僕たちのサービスは、小さな取次。だから名前を「ことりつぎ」としました。 それは誰でも屋をつくることができる仕組みです。 この「誰でも」というのは、文字通り誰でも。が好きなすべての人たちです。 市区町村などの自治体が運営するオープンな屋から、週末だけ屋をやりたいという学生さん、お店も、企業も、既存の屋も、を自分の空間で売りたいすべての人たちを指します。 たとえば企業が、そのブランディングに棚を作ることはエレガントです。あらゆるジャンルを網羅した情報のパッケージとして、僕は以上のものを思いつくことができません。棚にはどのような哲学でも表現することができるという、リアルな力が

    ことりつぎ
  • トーハンの取引条件変更で、エロ系出版社が続々と破綻秒読みか…

    EoH-GS
    EoH-GS 2015/04/01
    これ、雑誌の話なの?いきなり配本無くなったら書店も困るし、帳合変更のリスクが高まるんでは?いくらトーハンでもそんな脅し方するのかなぁ、と思ったら昼間さんでしたか。
  • 『鈴木書店の成長と衰退』を読んで取次のことを考える(下の1) - 空想書店 書肆紅屋

    前回書いている途中で、アマゾンとトーハンの取引が来年1月7日から開始されるというニュースが流れたので、この際だから日販とトーハンのことも書こうと考えていました。ところが更新した翌日の31日に、大阪屋の大竹深夫社長が新体制と今後の計画などについて会見を開いたので、もう1回だけ大阪屋のことを書くことにします。中公文庫には塩谷賛著『幸田露伴』という伝記の名著がありましたが、全4巻が上、中、下の1、下の2の構成なっているので、それにならって今回は「下の1」にします。 大阪屋、新たに「執行役員会」創設へ=新文化ニュースフラッシュ執行役員会が船頭多くして船山に上るにならないことを祈っていますが、記事のポイントを二つに絞ります。一部引用します。37億円の使途・目的は、社売却益約40億円と合わせて債務超過分56億円を解消するためのもの。さらに情報システムなどに充てる。楽天や大日印刷とは、取引書店で楽天

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    EoH-GS 2014/11/10
    大阪屋2
  • 『鈴木書店の成長と衰退』を読んで取次のことを考える(中) - 空想書店 書肆紅屋

    小泉孝一著『鈴木書店の成長と衰退』(論創社)を読んで初めて知ったことに書籍の統一正味が導入された経緯がわかったことがあります。大型書店やチェーン書店などに対して掛率を一律にして取次が卸すことを統一正味といいます。取次の仕入れ値である正味は、取引版元別や定価別によって細かくわかれていますが、鈴木書店が取り扱っていた専門書は仕入れ正味が高い傾向にあります。したがって、ほかの取次に比べて鈴木書店のマージンが少なかったわけです。まだが売れているうちは資金が回っていたのでしょうが、出版市場が縮小に転じると返品率の上昇を招き、経営破綻した要因になったことがわかりました。なぜ、13年前に経営破綻をした人文書の専門取次だった鈴木書店が、現在の大阪屋などの中堅取次とオーバーラップしてしまうかといえば、出版市場の変化と無縁ではありません。戦後の取次経営は、継続的に発行され、売上も安定していた雑誌によって成り

    EoH-GS
    EoH-GS 2014/11/10
    大阪屋
  • 楽天が出版取次「大阪屋」に出資する事情

    「今まで応援してきた株主から、発言権を奪うとはどういうことか」。 10月28日、経営再建中で出版取次3位の大阪屋が開いた、臨時株主総会。楽天など、6社に対する第三者割当増資の議案が出されると、一部の株主から反対の声が上がった。しかし、最終的に拍手で賛意が確認され、株主総会は終了。楽天は14億円を拠出し(出資比率35.19%)、大阪屋の筆頭株主となる。 出版社と書店を結ぶ取次は現在、日出版販売(日販)とトーハンが他を大きく引き離す。大阪屋の場合、2012年にネット書店最大手のアマゾンが取次を日販に切り替えたことなどが響き、14年3月期には56億円の債務超過に転落。・支社売却や希望退職に追い込まれた。 なぜ今、一取次会社の再建に、楽天が名乗り出るのか。 鍵を握るのは物流とIT 「(取次とつながる)書店は出版のインフラ。ウチは物流の下支えなど裏方に徹して支えたい。書店に関心のないアマゾンとは

    楽天が出版取次「大阪屋」に出資する事情
  • 『鈴木書店の成長と衰退』を読んで取次のことを考える(上) - 空想書店 書肆紅屋

    小泉孝一著『鈴木書店の成長と衰退』(論創社)を読了。 鈴木書店の成長と衰退 (出版人に聞く)作者: 小泉孝一出版社/メーカー: 論創社発売日: 2014/10メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 小田光雄さんが聞き手となってインタビュー形式で構成された「出版人に聞く」シリーズの第15弾。小泉孝一さんは、取次・鈴木書店が創業されて間もないころ入社をされ、1996年取締役仕入部長退任するまで関わっていたので、創業者の故・鈴木真一氏の人となりを知り、「成長と衰退」を自ら経験されていることが読んでよくわかりました。鈴木書店は、栗田書店(現在の栗田出版販売)、戦後、GHQによって解体させられた国策会社・日出版配給などを経て、故・鈴木真一氏が1948年に創業し、2001年に自己破産により経営破綻をしています。鈴木書店といえば、岩波書店や筑摩書房をはじめとした人文系の版元に強いこと