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社会と研究者に関するEoH-GSのブックマーク (1)

  • あとがき4 「造反教官」の1970年 : 佐藤進一『日本の中世国家』(岩波現代文庫、2007年) - あとがき愛読党ブログ

    佐藤進一(1916~)。日中世史の研究者である。饒舌ではないが、その篤実な仕事ぶりは良く知られる(その一例は、http://newclassic.jp/2072 )。書いた論文や著書は決して多くはない。「確実なことをできるかぎり少なく書く、という実証史家の道徳律*1」を体現している研究者である。 そのエッセンスがつまった『日の中世国家』(岩波現代文庫、2007年、原1983年)の「はしがき」に不穏な一節がある。 ところで、書を成すに意外の年月を要した原因と責任の大半はもとより著者の浅識と疎懶に帰せられるけれども、ひとつには一九六八年以来の東大文学部闘争との関わりが、数年に及ぶ課題の放擲を余儀なくさせたからである。(…)そしてまた、あの年の春ゆくりなく出逢い、やがてわが心への重い問いかけとなってしまったあの闘争への、ささやかな関わりがなければ、書はこのようなものにならなかったであろ

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