用途:戦闘機 設計者:ジャック・ノースロップ 製造者:ノースロップ 運用者:アメリカ陸軍 初飛行:1945年9月12日 生産数:1機 退役:1945年9月12日 運用状況:退役(大破) XP-79は、アメリカ合衆国のノースロップ社がアメリカ陸軍航空軍用に試作した戦闘機である。フライング・ラム (FLYING RAM:空飛ぶ衝角) の異名を持つ。 概要[編集] ノースロップ社は第二次世界大戦中に全翼機の研究を続けていた。アメリカ陸軍航空軍に対して、全翼機の採用を働きかけていたが、1943年1月にXP-79として3機の試作機の受注に成功した[1]。この機体は開発中のXCAL-200ロケットエンジン装備とされていたが、肝心のロケットエンジンの完成の見込みが立たず、結局キャンセルとなった。 しかし、「全翼型の小型高速迎撃機」というコンセプトそのものに対する陸軍航空軍の関心は強く、エンジンをターボジ