富士フイルムが3Dカメラを開発、撮影・表示・印刷をすべて3D化 ― EE Times Japan図1 FUJIFILM FinePix Real 3D System 開発した「3Dデジタルカメラ」（右奧）は600万画素のCCDイメージ・センサーを2つ内蔵し、背面の3D液晶パネルにより、撮影した画像を3D表示できる。「3Dデジタルフォトフレーム」（左奧）と「3Dプリント」（手前）でも3D画像を裸眼視できる。 富士フイルムは、最終消費者向け3次元（3D）デジタル・カメラ・システム「FUJIFILM FinePix Real 3D System」を開発した（図1）。「3Dデジタルカメラ」、「3Dデジタルフォトフレーム」（写真立て）、「3Dプリント」から成り、2009年中の製品化を目指す。「デジタル・カメラは見たままを手軽に写せる機能の実現に向かって、カラー化、高精細化、手振れ補正機能、顔検出機能などを次々と備えてきた。次の一手が3Dであり、3Dの目的は写真の品質を高めることである」（富
