あたかも大国の代理で当事国が戦っているかのように見える争いを代理戦争という。 自動車部品メーカーの2強であるドイツのボッシュと日本のデンソーが、ディーゼルエンジン技術の標準化を懸けて火花を散らす様は、まさに日・欧自動車メーカーの代理戦争そのものだ。 両者が熾烈な開発合戦を繰り広げているのは、シリンダー内に燃料を吹き込む装置「コモンレール・システム」。1995年、デンソーが開発に成功し、世界で初めて日野自動車製の大型トラックに搭載した。 日本で、ひっそりと開花したコモンレールはやがて、ディーゼルエンジンの世界を一変させる。「コモンレールがなければ、ディーゼルエンジンは死滅していたでしょう」。生みの親であるデンソーの宮木正彦常務役員は言い切る。実際に、欧州におけるディーゼル車の販売台数は、コモンレールの高性能化と比例して急拡大している。 宮木氏は85年から、新人社員の部下とたった2人だ
Capability ワールドテックにできること モノづくりは、お客様から選んでもらう 「優位性」と、継続的に選んでもらう 「信頼」が無ければなりません。 私たちは、モノづくりの第一線で豊富な経験を持つ約100名のスタッフよりクロスファンクショナルチームを組み4つの分野でお客様の課題解決を支援します。 ※図をクリックすると対象のページへ移動します。 Sekkei-Ryoku 車載製品を支える 「設計力®」 でモノづくりに貢献 モノづくりの基本は不具合を出さないこと。特に自動車では絶対条件です。その為車載製品においては、開発・設計・生産技術・生産等、あらゆる領域で品質の作り込みが行われています。ワールドテックは、品質作り込みについても、理論と実践の両面で支援いたします。 ワールドテックのスタッフは、大手自動車部品メーカー等でキャリアを磨いた出身者を配置。実務で培った豊富な知識・経験ノウハウを
「2005年から取り組んできだサーバーとストレージの仮想化プロジェクト。コスト削減の効果は大きく,サーバーが20%,ストレージは41%に上った」――。4月25日,都内で開催された「仮想化フォーラム2008」。壇上に立ったデンソーの小林公英氏(IT企画部 主幹 兼 デンソーアイセム ITサービス部 部長)は,仮想化の導入効果をこう報告した(写真1)。 同社が仮想化に取り組んだ理由は明確である。2000年を過ぎたころから同社のシステムは,異機種のサーバーが混在し,大規模かつ複雑になっていたためだ。小林氏は「2004年までの3年間で,コストは3倍,トラブル件数は2.7倍に膨らんでいた」と振り返る。新規開発や保守などにも,迅速に対応できない状況だった。「サーバーも老朽化しサポート切れも間近。低コスト,高品質,短納期を実現するITインフラを目指して“仮想化”に命運をかけた」(同)。 リソース配分を四
「われわれは2年先を行っている。他社が今回展示しているものはすでに2年前につくっていた。ようやく市場が追いついてきた」 デンソーの子会社、デンソーウェーブは東京ビッグサイトで開催された「IC CARD WORLD2007」(6日−9日)に自慢の非接触ICカードリーダライタを展示し、同社関係者はこう話した。 非接触ICカードリーダライタはEdyやSuicaなど電子マネーの急速な普及によって、その市場も急拡大している。しかし、これまでは複数のICカードを読めるリーダライタは少なく、コンビニなどへ行っても、数台のリーダライタが並んでいた。 それが最近になって複数のICカードを読めるリーダライタが登場するようになったが、それでも3種類ぐらいが主流だ。それに対し、デンソーウェーブのそれは「運転免許書、パスポートなど、ICカード類はすべて読み取れる」(同社関係者)そうだ。 デンソーウェーブはこの分野で
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