富士通は10月1日付で製造業関連のシステムエンジニア約400人を子会社3社に再配置する。業種ごとにノウハウを蓄積し、クラウド関連を含むサービスをきめ細やかに提供する体制を整え、収益確保を狙う。 富士通は9月24日、製造業向けシステムインテグレーション事業の強化を狙い、10月1日付で組織再編を行うと発表した。業種を軸にシステムエンジニア約400人を3つの子会社に配置し、ノウハウの蓄積や顧客対応の迅速化につなげる。 再編するのは製造業における3つの分野。製造(首都圏)分野、製薬分野のシステムエンジニア約250人を、富士通システムソリューションズに統合。約500人規模の体制にする。また関西の製造分野のシステムエンジニア約50人を富士通関西システムズに統合し、約200人の体制を作る。自動車分野でも統合を図り、約100人のシステムエンジニアを富士通中部システムズに組み入れ、約250人体制にする。 グ