立憲民主党の泉健太代表は14日の記者会見で、次期衆院選の候補者調整を巡り、共産党が求める政策合意に後ろ向きな立民を「都合が良すぎる」などと批判した日本維新の会の藤田文武幹事長に反論した。維新が過去の衆院選で公明党と大阪、兵庫の計6選挙区で候補者をすみ分けたことに触れ、「維新は公明と都合の良い関係を続けてきた」と主張。「共産は維新に褒められる政党になったのだなと思っている」とも述べた。 藤田氏は12日の会見で、政策合意を求める共産の方が「言っていることが正しい」と指摘。立民を「共産のイメージをつけたくないから『政権を一緒にやるのではない』『政策も合意しない』というのは都合が良すぎだ」と批判していた。
次期衆院選における連携の在り方を巡り、立憲民主党と共産党がつばぜり合いを演じている問題で、日本維新の会の藤田文武幹事長は12日の記者会見で、「共産党が言っていることの方が正しい」と述べた。政策や価値観の違いから共産から「悪政の突撃隊」と忌み嫌われる維新が〝天敵〟の肩を持つのは異例だ。 共産を含む野党間の連携をめぐっては、立民は候補者調整を目指すとしつつ、1人の候補者を複数の政党が支援する選挙協力には否定的な考えを示している。これに対し、共産は政策合意を含めた「本気の共闘」が必要だと訴えている。 維新は候補者調整を行わないとしているが、それとは別に藤田氏は会見で立民の振る舞いを厳しく批判。「共産のイメージをつけたくないから『政権を一緒にやるのではない』『政策も合意しない』というのは都合が良すぎだ。そんなことをやっていたら国民からも他党からも信頼を失う」と強調した。
近畿2府4県の私学団体が集まり、大阪府が進める授業料の完全無償化について意見交換が行われた=大阪市都島区 大阪府が進める高校授業料の完全無償化をめぐり、近畿2府4県の私学団体でつくる近畿私立中学高等学校連合会は19日、大阪市内で臨時総会を開き、府が示す現時点での素案について「賛成できない」との意見を表明した。学校側の賛同が得られていないことに、大阪府の吉村洋文知事は同日、「1校1校の意見を聞き、理解を得られるようにしたい」と話した。 大阪府は来年度から府民が通う府内の私立高校の授業料について順次、所得制限を設けず無償化していく方針を表明。さらに、府民が、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県の私立高校に通う場合も無償とするように各府県に協力を呼びかけている。 私学側は学校側の負担が大きいことや、独自の教育がしにくくなることなどを理由に施策に難色を示している。臨時総会で、近畿私立中学高等学
地域政党「大阪維新の会」は所属していた大阪府議のパワハラ・セクハラ問題を受け、全議員へのハラスメント調査に乗り出し、近く被害申告の件数を公表する。維新を巡っては、先の統一地方選以降、不祥事が相次ぎ発覚し、党執行部の対応も迷走。橋下徹氏が代表だった際の「橋下チルドレン」のように、党勢拡大のたびに同様の事態が繰り返されてきた。国政では日本維新の会が次期衆院選で野党第一党を目指す中、こうした「体質」からの脱却が求められている。 「どんな形であれ、件数を速やかに公表したい」 大阪維新の横山英幸幹事長(大阪市長)は5日、記者団の取材に、所属議員を対象に始めたハラスメント調査で、被害申告が数件寄せられていることを明らかにした。 調査の発端は党府議団代表だった笹川理(おさむ)府議(42)のハラスメント問題だ。笹川氏は平成27年ごろ、宮脇希(のぞみ)大阪市議(36)にLINE(ライン)でのパワハラや付きま
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自民党は8日、日本維新の会とLGBTなど性的少数者への理解増進法案を修正することで合意した。9日午前に協議し、与党案に維新と国民民主党の案の内容を反映させる。与党案に対する自民内の根強い異論に配慮したほか、野党を巻き込み幅広い合意形成が必要だとの判断に傾いた。 自民の萩生田光一政調会長は8日に国会内で維新の馬場伸幸代表、遠藤敬国対委員長と会談し、修正を巡り協議した。その後、両党の実務者間や自民幹部間で断続的に協議が行われた。 維新と国民の案は、与野党で「性同一性」「性自認」と割れている表現をいずれにも訳せる「ジェンダーアイデンティティー」に改め、「全ての国民が安心して生活できるように留意する」との条文を新設した。自民内にはこの案に賛成すべきだとの声や、党議拘束を外すよう求める意見もあった。 与野党は与党案など計3案を9日に審議し、採決する日程で合意しているが、自民と維新の修正合意に対する立
「性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案」を衆院に提出した自民党の新藤義孝氏(左から3人目)ら=5月18日、国会内(矢島康弘撮影) LGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案を巡り、衆院内閣委員会の審議入りを控えた8日、自民党内では与党案への反発が改めて噴出した。法案は女性の権利侵害につながる可能性が指摘されているにもかかわらず、審議時間はわずか80分間。自民内には日本維新の会と国民民主党の法案を評価する声が根強く、党幹部は維新との協議など対応に追われる。 「党議拘束をかけないでほしい」 自民の中村裕之衆院議員は8日、国会内で開かれた党代議士会で、与党案について党幹部にこう訴えた。周囲から「そうだ!」との掛け声が上がり、拍手も沸き起こった。党幹部は与党案について再協議する考えを示したという。 法案を巡っては▽与党案▽立憲民主、共産、社民の3党案▽維新・国民案─
日本維新の会の京都府議2人がそれぞれ関係する政治団体が、複数年にわたって政治資金収支報告書を期限内に京都府選挙管理委員会に提出していなかったことが7日、分かった。これまでに久保田正紀京都市議(43)の収支報告書未提出が判明しており、党府総支部は6日付で計3人を3~6カ月の党員資格停止処分とした。 府議2人は、上倉淑敬(かみくら・きよゆき)氏(47)と西條利洋氏(34)。上倉氏は党府総支部の幹事長で、6日に幹事長の辞任届を提出し、受理された。 上倉氏側は平成30年と令和元年の報告書を、西條氏側は京都府長岡京市議を務めていた元年と2年、4年の3年分を、いずれも期限までに提出していなかった。党府総支部が久保田氏の問題を受け、府内の所属議員を調査していた。 産経新聞の取材に上倉氏は「提出を失念していた。議員として明確にしなければならない報告書を未提出にしていた責任を重く受け止めている」と話した。
日本維新の会の馬場伸幸代表は7日の党会合で、立憲民主党の憲法論議に関する姿勢や、国会での日程闘争路線を改めて批判した。「最近発刊の月刊誌のインタビューでも申し上げたが、立憲民主党をまず、たたき潰す。今日の(衆院憲法審査会幹事懇談会での)議論を聴いても、全く国会議員としての責務が分かっていない。国会でとにかく遅延工作をする先祖返りを起こしている。本当に国家国民のために、この方々は必要なのか」と述べた。 馬場氏は同日の憲法審幹事懇で論点整理のルールについて協議した際、立民の意見で議論が紛糾したと説明。「いろいろ理屈をおっしゃっているが、要は審査会を妨害したいと。またさぼり癖が出てきて、とにかく審査会を開かせないようにしようとの魂胆が見え見えの理屈だ」と批判した。
維新・馬場伸幸代表“政権奪取計画”を独占告白「組むなら菅さん&萩生田さん」「岸田さんはアカンなあ」 社会・政治 投稿日:2023.06.06 06:00FLASH編集部 「我々が政権奪取に“本気だ”と、国民のみなさんに感じていただけたからでしょう」 と、明るい声で語るのは「日本維新の会」の馬場伸幸代表だ。元気なのにはワケがある。この男はいま、政界の“台風の目”なのだから……。 「4月の統一地方選挙では、維新所属の地方議員が470人から774人に増え、まさに独り勝ちでした。岸田文雄首相は、G7効果で上昇した支持率に乗じた総選挙を狙っており、永田町では解散風が吹き荒れています。この選挙で維新がどこまで伸びるのかが、最大の焦点です」(政治部記者) 関連記事:今すぐやめてほしい「タレント議員」生稲晃子4位、今井絵理子3位、圧倒的1位の大御所は?【500人アンケート】 そこで本誌は、渦中の馬場代表に
研修会で所属議員らにあいさつする地域政党「大阪維新の会」の杉江友介総務会長=5日午後、大阪市中央区の党本部 地域政党「大阪維新の会」は5日、所属する議員や首長ら約340人を対象に、セクハラやパワハラといったハラスメント問題に関する研修会をオンライン形式で開催した。ハラスメント問題に詳しい弁護士が講師として出席し、議員らは対策などを学んだ。 杉江友介総務会長(大阪府議)は研修会の冒頭、「議員であることは24時間365日変わらない。しっかり意識を持って行動、言動をしていかないといけない」と強調した。 党に所属する議員や首長ら特別党員に対し、一斉にハラスメントの研修会を行うのは初めてという。 吉村洋文代表(大阪府知事)は5日、府庁で記者団に「セクハラ、パワハラはあってはならない。政治の世界でもなくしていくという観点から根絶を目指していく」と語った。 維新では、笹川理(おさむ)大阪府議(42)が同
日本維新の会公認候補として4月の福岡県飯塚市議選で初当選した藤間隆太氏(35)が、30日の市議会協働環境委員会で、女性議員を名指しし「セーラー服を着てしゃべれば(動画再生回数が)3千、5千回いくんじゃないか」と発言していたことが30日、藤間氏への取材で分かった。 藤間氏は取材に「女性議員をおとしめる意図はなかった。不適切な言葉を使ってしまった」と述べた。女性議員には謝罪したという。 江口徹議長は藤間氏を厳重注意。「不愉快な思いをさせてしまった皆さまに議会を代表しておわび申し上げます」とのコメントを出した。
地域政党「大阪維新の会」の吉村洋文代表(大阪府知事)は29日、所属議員へのパワハラを認めた笹川理(おさむ)大阪府議(42)について「政治家のけじめとして議員辞職するべきだ」と述べた。笹川氏は離党届を提出したが、受理せずに預かり、手続きに沿って処分を決めるとした。最も重い除名に相当するとの認識も示した。東京都内で記者団の取材に答えた。 笹川氏は、平成27年に宮脇希(のぞみ)大阪市議(36)に威圧的なメッセージを何度も送っていたとする報道を大筋で認めて謝罪。セクハラについても報じられ、22日付で府議団代表を辞任した。吉村氏によると、26日に笹川氏と面会して議員辞職するべきだと伝えた。笹川氏から28日に「辞職は考えていない」との返答があった。 大阪維新はパワハラ報道当時、笹川氏を厳重注意処分としていた。吉村氏は「初動が適切ではなかった。背景の事実関係を詳しく調べて判断するべきだった」と釈明。笹川
地域政党「大阪維新の会」の橋本和昌大阪府議(55)が代表を務める2つの政治団体が、令和3年と4年分の政治資金収支報告書について、それぞれ提出期限後も府選挙管理委員会に提出していなかったことが29日、産経新聞の取材で分かった。橋本氏を巡っては、後援会の収支報告書を4年連続で提出していなかったことが元年に発覚し一時離党していた。橋本氏は取材に「申し訳ない」と不備を認めた。 関係者によると、2年間分の収支報告書が未提出だった政治団体は、「日本維新の会大阪府大東市及び四條畷市支部」と「橋本かずまさ後援会」。公表された3年分の維新支部の報告書には、62万円余りの収入の記載があった。2団体とも府選管が所管し、橋本氏が代表を務めている。 選管や橋本氏によると、政治資金規正法に基づき、政治団体は毎年1月から12月までの収支報告書を、翌年3月末までに提出しなければならないが、橋本氏側の2団体が提出したのは、
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