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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/bongo-pete (81)

  • フジテレビが山スキーとコース外滑走をごっちゃにして、やりたい放題に番組を作ったらしい - 豊後ピートのブログ

    私はスキーをやったことがなくて、コース外滑走もバックカントリースキーもよくわからんのですが、少なくとも冬山登山の一形態と言っていいバックカントリースキーあるいは山スキーと、ゲレンデスキーヤーがスキー場の立ち入り禁止エリアを滑るコース外滑走は分けるべきだと思うのです。 1/21放映のフジTVとくダネ!の「無謀な山スキー」の内容文字起こし この放送で特に問題なのは、コース外滑走する若者を重点的に取材してるのに、ヘリコプターレスキューのシーンは長野県白馬村の八方尾根を登ってから滑走している際に骨折した、コース外滑走とは何ら関係無いバックカントリースキーヤーの事故であり、それをちゃんと説明していないことです。 もっとかみ砕いて書きますと、野沢温泉スキー場のアレを誇張するために、わざわざヨソから無関係のヘリコプターレスキューの映像をもってきて、さりげなく滑り込ませた、ってところでしょうか。 勢いに乗

    フジテレビが山スキーとコース外滑走をごっちゃにして、やりたい放題に番組を作ったらしい - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2013/01/23
    「知らない人がこの放送を見たら、山スキーやってる人がみんなアレな人に見えてしまうでしょうね。」ゲレンデの近くのコース外滑走は叩かれやすい。
  • 積丹岳の件で救助隊側が敗訴したわけですが - 豊後ピートのブログ

    まだ判決文とか読んでないので、あくまでも報道されているネタからの論評なのですが・・・ どうも雪庇を踏み抜いたことを地裁は過失と認定したようで、これはいくら何でもアレだろー、と思います。 積丹岳遭難死「救助隊に過失」…道に1200万賠償命令 読売新聞北海道版  2012年11月20日 引用 判決では、藤原さんの事前の天候確認などが不十分だったとしながら、救助隊が常に位置を確認することなく、雪庇を踏み抜いたことも過失にあたると認定し、「細心の注意を払ったとは到底言えない」とした。 引用おわり 雪庇を踏み抜いたのは事実ですが、それが直接の引き金となって遭難者が凍死したわけではありません。最終的に遭難者の死を決定してしまったのはストレッチャーを固定していたハイマツが折れたことであり、そっちのほうが問題視されるのかと思っていました。裁判って、そんなもんなのですかね。 雪庇を踏み抜くこと自体はベテラン

    積丹岳の件で救助隊側が敗訴したわけですが - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2012/11/25
    「以前の報道で読んだとき、遺族は盛んに「救助のプロとして」みたいなことを主張していたように思えます。が、厳密に言うと日本において山岳救助のプロと言えるのはごく少数でしょう。」
  • GIGAZINEに出てる富士山の記事がわけわからん - 豊後ピートのブログ

    山小屋には様々な問題があるのは事実で、以下の記事に出てくる批判が全部的外れなんてことは無いのですが、それにしても、落ち着いて深呼吸して、もうちょっとまとめて書けよ、と言いたいですね。 富士山の過剰に連なる山小屋の実態、商行為と自然保護が決して結ばれない現実 GIGAZINE 2012年09月09日 なんせ、最初からこの勢いです。 引用 彼らは商売のためなら、なんだってします。 引用おわり この記事で最高にわけわからんのが、山小屋が過剰にあると批判しておきながら、別のところでは自由競争が無いからダメだダメだと言ってることです。過剰にある山小屋を減らしたら、ますます自由競争が無くなるのではないでしょうか? そういえばこの記事の最後に「旅から帰ってきて感じたのは、自由な競争が繰り広げられている日の社会の強さでした。」なんて書いてますけど、富士山に山小屋が乱立したのは自由競争の結果ですよ。 てい

    GIGAZINEに出てる富士山の記事がわけわからん - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2012/09/09
    あの記事は施設の紹介にとどめておくべきでしたね。考察はその後でもよかったかも。
  • マッキンリーの雪崩遭難で、通報が遅れた件について - 豊後ピートのブログ

    あの遭難を思い出しますよね。 「雪崩で遭難」伝えたのは翌日…下山の隊長 読売新聞  2012年6月21日17時32分 引用 林さんは3人のチームで6月11日からマッキンリーに入った。14日朝、標高約2400メートル付近で扇さんとあいさつを交わした際に、扇さんから「雪崩に巻き込まれ、4人が行方不明になった」などと小声で告げられたという。その段階で林さんが救援を要請した。 扇さんは13日夕方の段階で、すでに大阪隊の近くにいて、林さん以外の大阪隊の2人とあいさつしていたが、その時には遭難のことは出なかったという。 扇さんがその時点で話していれば、より早い段階で捜索が始まった可能性があるが、林さんは「扇さんは放心状態だったし、これから登頂を目指すチームに、精神的負担をかけたくないと考えたのでは」と語った。 引用終わり 1991年の12月、明治大学山岳部のパーティ2名が利尻岳を登攀中、雪庇が崩落して

    マッキンリーの雪崩遭難で、通報が遅れた件について - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2012/06/24
    利尻の遭難の章、『死者は還らず』の第一章だったような記憶が。あの本からは死者に鞭打つある種の傲慢さが漂ってくるのだけど、遭難に至る背景は決して一様ではない、ということは学べたかな。
  • 菊地さんが捕まったわけですが - 豊後ピートのブログ

    今回はやや無理めな山ネタです、と、あらかじめ謝罪しておきます。 平田さんに続いて菊地さんも捕まったわけで、オウムの事件を松サリンからリアルで見ているオッサンとしては、いささか感慨深いものがあります。 ついでに書きますと、学生時代には衆院選でとある保守系新人候補の応援をしておりまして、当時の東京4区(中野、渋谷、杉並)を走り回っていたんですが、この時の東京4区って、例の麻原さんが出馬していて大変なことになっていたわけです。オウムの運動員と大学の先輩がケンカしてたとか、例の麻原ソングを一日中聴いているうちに知らず知らずと覚えてしまって「しょーこーしょーこーしょこしょこしょーこー♪」とか、いつのまにか歌い出してしまったりとか、思い出すと非常に感慨深いものがあります。 また、私が働いていた某山小屋なんですけど、逃亡中のオウム信者が働いているという噂が流れて、警察が内偵していたという噂話を聞いたこ

    菊地さんが捕まったわけですが - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2012/06/05
    オウム事件の1995年当時は南アルプスの三伏峠にサリンが隠されている噂があって、縦走を思いとどまるよう周りから説得されそうになりましたね。
  • GWの白馬岳で6人が凍死 その4 - 豊後ピートのブログ

    事故発生から10日が経過したところで、箇条書き気味にいろいろ書いてみます。 ○ 6人全員が死んだこの遭難事故は当初、安易な「軽装」批判で大変に盛り上がり、その後遺留品であるザックが回収された時にそれなりの装備が確認されたことから、パーティの名誉がやや回復されました。 思うんですけど、軽装が原因だと、批判するのにわかりやすくて、盛り上がりやすいんですよね。ただ、現実に装備の不足によって起きる遭難って、そんなに多くないと思います。北アルプスでは死因の多くを占める転落を考えるとわかりやすいのですが、これはあまり装備は関係していません。遭難事故の1/3ぐらいを占める道迷いもそうでしょう。地図とコンパスを持たないから迷う、というより、持っていても迷ってます。GPS持っていて現在地を超精密レベルで電話連絡できるのに、警察へ救助要請してる事例も、いくらでもあります。 一方、このパーティを経験者揃いみたい

    GWの白馬岳で6人が凍死 その4 - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2012/05/16
    「通常の登山で遭遇する程度の悪天候なら、無理に防寒着を着込まなくても、少々頑張って行動してしまえば何とかなってしまう」
  • GWの白馬岳で6人が凍死 その2 - 豊後ピートのブログ

    ようやく求めていた情報が出てきました。 北アルプス:冬山用ズボンなど遺留品回収 6人遭難死 毎日新聞  2012年05月07日 21時38分 引用 遺留品は長野県警大町署員が確認した後、遭対協の降籏義道隊長が取材に応じた。五つのザックにはそれぞれ、春・夏山用の羽毛ジャケット、防風機能のある冬山用ズボン、保温機能のある登山用下着、予備の手袋、500ミリリットル入りの水3などが入っており、約15キロの重さだった。簡易コンロも二つあったという。6人で使用したとみられ、発見時に遺体に巻き付いていたツェルト(簡易テント)1点も回収した。 引用おわり うむむ、ザックの中にはけっこうなものが入っているじゃないですか。「軽装」批判が盛んですけど、トータルで持っているものを見れば、決して軽装ではないと思いますよ。 引用 6人は発見時、防水透湿性素材の雨がっぱに綿のズボン、ウールのシャツなどの薄着だった 引

    GWの白馬岳で6人が凍死 その2 - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2012/05/07
    「トータルで持っているものを見れば、決して軽装ではないと思いますよ。」吹雪かれる前に危険を察知しないと間に合わない、ということか。
  • GWの白馬岳で6人が凍死 - 豊後ピートのブログ

    大量に報道されているので詳細は省きますが・・・・ 6人が着ていた衣服について「ジャンパーにTシャツ」という報道が出ていて、これだけ聞くとアレなイメージしかないのですが、報道機関も山のことをよくわからない人が記事を書いていたりする可能性がとっても高いので、何とも言えません。もしかしたらノースフェイスのジャケットのことを「ジャンパー」と言ってるかもしれませんし、文字通り、しまむらで買えそうなジャンパーかもしれません。詳細な報道はヤマケイあたりでないと無理ですかね。 また「夏用の雨合羽」を着ていたという話も出ていますが、ゴアの合羽でしたら春山に流用するのはごく普通のことだと思います。これもまた、よくわかりません。私なんぞゴアの合羽で冬の北アルプスも、八ヶ岳のアイスクライミングもやってましたし。 これらジャンパーや雨合羽の下はTシャツのみ、という報道も出ていますね。遺体が着ていた衣服だけだといかに

    GWの白馬岳で6人が凍死 - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2012/05/07
    「テントや防寒着など充分な装備があるのに、それらをザックにしまったまま低体温症で死んだ話はいくつもあります」低体温症になると、体力だけでなく判断力も急速に奪われてしまうだけに。
  • 「単独のほうがより慎重になるので安全」って・・・ - 豊後ピートのブログ

    最近、山と渓谷から少し前に出版された「レスキュー最前線 長野県警山岳遭難救助隊」というを購入しました。このの冒頭に登場するのは前の救助隊長である平出さんという方で、私が小屋番だったころ地元の警察署にいた関係で、遭難事故の対応を何度もお願いしたことがあります。で、その平出さんが、「単独登山の根強い人気」という見出しで、こんなことを書いています。 引用 「パーティを組むよりは、単独のほうがより慎重になるので安全だ」という意見もあるが、相対的に見てどうか。自分自身で慎重に判断していただきたい。警察としては「なるべく単独行は控えてください」と言うしかない。 引用おわり (長野県警察山岳遭難救助隊編「レスキュー最前線 長野県警山岳遭難救助隊」 山と渓谷社 14~15ページ) こういうこと言う人って、けっこういるような気がします。ていうか、自分も初心者の頃はそんなこと考えていました。 「単独のほう

    「単独のほうがより慎重になるので安全」って・・・ - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2012/03/24
    「山野井さんはクライミングで5~6回骨折…単独登攀の時には無い/パートナーがいるとカッコつけたくなってしまい、自分の限界以上に困難なところへ突っ込んでしまうから」ああ、これはわかる。
  • 安易な救助要請ってものをちょっと考察 - 豊後ピートのブログ

    某ソーシャルブックマークの関係で知った記事ですが・・・ 安易か否かは自分がいちばん知っている 羽根田治の安全登山通信 うーーむ。 いささか違和感が・・・・・最後のところだけですけどね。 引用 その救助要請が安易か安易ではないかの判断は、たしかに第三者には難しい。だけど、実のところどうだったのか、きっと人にはわかっているはずである。正当化する理由をいくら考え出そうと、自分にウソはつけない。もちろん、自分でも判断を下しかねるグレーゾーンのケースだってあるだろうが、みんなが内なる声に耳を塞ごうとしなければ、増え続ける遭難事故に少しは歯止めをかけられるのではないだろうか。 引用おわり これは要するに、安易な救助要請をしてくる人のほとんどは、もっと頑張れることを自分でも意識しているのではないか?ということのようです。 これって意識の高い(?)登山者が悩みに悩んだ挙げ句、救助要請に手を出してしまった

    安易な救助要請ってものをちょっと考察 - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2012/02/09
    「突発的事態に陥ったとき、人間の能力は大幅に落ちるのです。簡単なことが判断できなくなるものですよ。」
  • プロフィールおよび作品実績 - 豊後ピートのブログ

    プロフィール 1970年、東京都立川市に生まれる 大学卒業後、不動産屋勤務を経て槍沢ロッヂへ。その後槍ヶ岳山荘で3シーズン勤務 2001年から13シーズン連続で北アルプス北部山岳遭難防止常駐隊に参加。夏山の時期のみ主に白馬岳から五竜・鹿島槍付近までの山域においてパトロールを行う ここ最近で執筆したもの(山関係のみ) ◇山と渓谷 2023年3月号/P60-63 遭難予防のために今すぐできること 行動編 ◇PEAKS 2015年1月号/P56-60 山岳保険について ◇山と渓谷 2014年8月号/北アルプス北部テント場事情 ◇山と渓谷 2014年4月号/P19「富山県警が携帯電話のGPS機能を利用した遭難者位置特定システムを導入」 ◇山と渓谷 2013年8月号/P72-73 道迷いを防ぐ基的な歩き方 岩稜編 ◇PEAKS 2012年5月号/P123 「山小屋最前線」 ◇山と渓谷 2012年2

    プロフィールおよび作品実績 - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2011/11/10
    11月号のヤマケイを手に取れば豊後ピートさんのことをもっと詳しく知ることができる、ということですね。
  • 2011 夏の北アルプス北部を語る その1 - 豊後ピートのブログ

    というわけで東京に戻ってきたのですけど、下界の暑さはどうもダメでダラダラと過ごしております。が、このままではいかん、ということで、今夏の北アルプス北部について何か書いてみましょう。 で、まず筆頭に挙げたいのはテントです。テントの人が増加しつつあるのは数年前から実感していましたが、今年あたりの連休や週末はテント場が一杯になってしまって、けっこう大変でした。 最近の特徴といえば、例えば5人のパーティであってもテントが5つという、「ひとり1テント」がかなり増えてきたことでしょうか。事についてもそれぞれがバーナーやコッフェルを持ち、好き勝手にやるスタイルが増えてきていて、一緒に山登りしていても仲がいいのか悪いのかよくわからんパーティが増えている気がします。 「そんなの個人の自由じゃん」と言われればそうなのですが、いささか弊害がでてきています。おかげさんで、テント場がすぐに満杯になってしまうわけ

    2011 夏の北アルプス北部を語る その1 - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2011/08/29
    「最近の特徴といえば、例えば5人のパーティであってもテントが5つという、「ひとり1テント」がかなり増えてきたことでしょうか。」これは驚き。
  • 栗秋さん凄いよね - 豊後ピートのブログ

    というわけで、第15回植村直己冒険賞は栗秋正寿さんです。 植村直己冒険賞:受賞の栗秋正寿さん アラスカへの挑戦 毎日新聞  2011年2月16日 18時36分(最終更新 2月16日 22時48分) 冬のマッキンリー単独(第4登)をやった当時、ヤマケイなどで記事を読みましたけど、今回久々に名前を目にしました。「アラスカ3部作」って、まだ終わってないんですねえ。せっかくだから受賞はハンター登頂に成功してからでも良かった気はしますが、人にとってはどうでもいいことなのでしょう。それにこのこだわりっぷりは、天国の植村直己さんもご満悦でしょうね。 一時期、栗秋さんと栗○さんの区別がついていなかったのは内密にお願いします。

    栗秋さん凄いよね - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2011/02/20
    「栗秋さんと栗○さんの区別がついていなかった」同じことを思った人、きっと多かったのでは。
  • 冬富士で南アルプス市の市議会議員が遭難死 - 豊後ピートのブログ

    これ、事情がよくわからんのですけど・・・ 富士山遭難、南アルプス市議死亡 静岡 産経新聞  2010.12.5 19:16 他の報道を読んでみたところ、4日の午後、単独で下山中に転倒して左腕を骨折。で、救助隊が出動したのですが日没により捜索中止となり、また携帯電話もつながらない状態になっていたようです。 滑落:「富士山で滑落」 連絡の男性捜索 きょう朝から再開 /静岡 毎日新聞  2010年12月5日 この記事ですと、どうも「尻セード」で降りていたみたいですね。この時期だとおそらくカチンカチンになっているでしょうから、尻セードとはいえ、勢いが良すぎると大変なことになる気がします。 4日の時点では左腕骨折という話だったのですが、5日になってからの捜索では心肺停止状態とのこと。死亡原因が書かれていないのですけど、低体温症ですかね。 ところで、この方は山梨県南アルプス市の市議なもんで、ちょっと調

    冬富士で南アルプス市の市議会議員が遭難死 - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2011/01/04
    「けっこうハードな雰囲気のページ」40歳超えてやるような山行じゃない記録がたくさん。
  • 山の事故に対する非道い偏見 - 豊後ピートのブログ

    ちょっとこれはなあ・・・・・・と思ったコピペブログがあったのでエントリーしてみます。 富士山で酒飲んでtwitterに「酔っ払ったなう」と書き込んでた男性が滑落、意識不明の重体 アルファルファモザイク まあ、元になった2ちゃんのスレも非道いんですけど、亡くなった方が飲酒登山した証拠なんて無いんですよね。さらに山頂で呑んだみたいなことを適当な思いつきからコメントしている人もいたりして、もう無茶苦茶です。 遭難者のツィッターを読んでみましたけど、恐らく12月31日に馬返しから徒歩で入山して5合目の佐藤小屋に宿泊し、そこで宴会したのでしょう。で、翌日は普通に山頂目指して登っていったのだと思いますよ。で、下山中に滑落したわけですけど、どう考えてもそれが飲酒の影響だなんて思わないですね。 そもそも、ツィートは12月31日が最後であり、事故当日のツィートはありません。だから、まるで飲酒登山していたかの

    山の事故に対する非道い偏見 - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2011/01/04
    運悪く遭難してネットで弄られた人には同情するけど、それなりに気合を入れた山行はそれが終わるまで黙々と行うべきもの、という考えは旧いのだろうか?(「なう」することは個人の考え次第だとしても)
  • 人のフリ見て我がフリなんとか - 豊後ピートのブログ

    前回書いたエントリーのコメント欄が軽く盛り上がっていたんですけど、個人的に多忙だったもんで絡む気力が湧いてこなくてすいません。 で、 まあ、罵倒しようが何しようが、いいんでないの?と思ってます。ただね、やはり思うのは、罵倒した後で我が人生を(個人的に)こっそり振り返ること、ですな。これに尽きます。 この私めがトムラウシの件で執拗にアミューズを罵倒していたのは皆さんご存じの通りですが、それと同時にこっそりと、 「オレってちゃんと悪天候の時に山行の中止ができるかな」 という軽い疑問が湧いてきたもんで、パトロール中、わざわざプチ悪天候の時に行動して、 「やっぱり、こんな天気で動いたらダメだよねーー(お客さんを連れている場合)」 と、再確認してきました。 だいたい、山登りを始める人で、最初から上下ゴアテックスを装備し、気合いの入った登山を履き、山岳会に入会して、熱いシゴキを受けるなんて人は、一握

    人のフリ見て我がフリなんとか - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2010/11/18
    「山岳会に入ってくるような人でも、そのほとんどはGパンとスニーカーで登山していたとか、単独でそこそこヤンチャしてたとか、暗い過去を持っているんではないでしょうかね。」
  • こういう人が出てくるのはしょーがない - 豊後ピートのブログ

    大量の残雪がある登山道を山小屋の衆が懸命に掘り起こし、なんとか無事に山開きを迎えた富士山ですが・・・・・・ 「手ぶら思いつき」で富士登山、「助けて」 読売新聞  2010年7月3日12時07分 さ、引用してみましょう 同署の発表によると、男性は東京都中野区のパチンコ店店員(22)。2日午後5時頃、静岡県側の富士宮口5合目から入山し、9合目(3460メートル)付近まで登ったところで断念して下山を始めたが、暗くなったため携帯電話で救助を求めたという。 引用おわり 午後5時に入山ですか・・・・・・・・ しかも照明関係をまったく持っていないまま登り続け、9合目でようやく引き返したものの、暗くて下山不能になり救助要請。凄いな、凄すぎる。 携帯電話だけは持っていたということで救助要請ができたわけですけど、十数年以上前ならおそらく、そのまま凍死しているか翌日ヘロヘロになって無事下山でしょうね。 ここまで

    こういう人が出てくるのはしょーがない - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2010/07/06
    「十数年以上前ならおそらく、そのまま凍死しているか翌日ヘロヘロになって無事下山でしょうね。」
  • トムラウシの最終報告書読んだ - 豊後ピートのブログ

    というわけで、日山岳ガイド協会のサイトで公開されているトムラウシ遭難事故の最終報告書を読んでみました。最初から最後まできっちり読んだわけではないのですが、この報告書を元にちょこちょこと書いていきたいと思います。 この最終報告書は、中間報告書に大幅な加筆修正をしたもの、といったところでしょうか。行動の概要などは、ほとんど中間報告書そのままのようです。また特に新しい事実が記載されている印象もありません。 ざっと読んでみた印象ですけど、気象とか低体温症について専門の先生が絞って書いた部分については「なるほど」と思わせるものがあります。が、それ以外はちょっと、という感じです。 例えば3人のガイドの間で役割分担ができていなかった、リーダーシップ、フォロワーシップが無かった、と、報告書では批判していますけど、では、それがカンペキにできていたらこの遭難は防げたのか、というと、それは無いだろうね、という

    トムラウシの最終報告書読んだ - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2010/03/04
    「ようするに、悪天候をよくわかっていない人が、実はとても多いのでは、と思います。このエントリーを読んでいるアナタだって、そうかもしれません。」
  • 経験が邪魔をする - 豊後ピートのブログ

    今年の年末年始は31日から寒気の流入で大荒れ、という予報でした。だから入山者数は少なく、遭難事故も少ないだろうと勝手に予想していましたが、意外にも南アルプスで多発していますね。 聖岳では夫婦が動けなくなって救出され、さらにそのすぐそばで単独行の男性が遺体で発見、また北岳でも現時点では2名が行方不明になっているようです。 ところで、南アルプス聖岳で救出された夫婦のうち男性の方が「20年冬山をやっているが、あんな風は初めてだ」みたいなことを言っていました。20年登っていれば経験的には相当なものだと思います。が、それでも山のすべてを知るには短いと、つくづく思いますね。 「山は年数ではない。どれだけ経験したかだ」という意見もあって、それは正論なんですけど、どんなに密度の濃い山人生を送ったところで、経験できないことはいくらでもあると思っています。 自分の例で恐縮ですが、私の場合、山小屋で4シーズン、

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    hatayasan 2010/01/16
    経験の罠。
  • ELLEのサイトで登山入門とかやっている時代 - 豊後ピートのブログ

    なんだかね、ここ2~3年で凄いことになってきましたね。絶対に来るわけがないと思っていた若者登山ブームが、マジで来ているようです。未だに信じられません。 まあ短いブームで終わるような気がしないこともないのですが・・・・・ 【ELLE】ビギナーのための登山入門|エル・オンライン 世の中の動きに疎い私でも、エル・ジャポンぐらいは知ってるぜ、と言いたいところですが、何の雑誌なのかイマイチわからんかったのでググってしまいました。ファッション誌みたいです。出版業界にいますけど、流行から遠く離れた世界にいるので知らないのです。 で、ファッション誌ですから、おしゃれについても特集しています。 おしゃれ登山ルック×6 今はこういう時代なんですか。ノースフェイスのジャケットを見て「アイツ、金持っているな」とか思ってしまう私には、善し悪しがよくわかりません。 ていうか、山用ウェアと言えばムッシュでしょ。もう長い

    ELLEのサイトで登山入門とかやっている時代 - 豊後ピートのブログ
    hatayasan
    hatayasan 2009/11/19
    「ノースフェイスのジャケットを見て「アイツ、金持っているな」とか思ってしまう私」