新日本石油など大手石油元売り各社は28日までに5月出荷分のガソリンの卸価格を発表した。原油価格の高騰による引き上げは1リットル当たり5円前後で、これに5月1日から復活する見込みの揮発油(ガソリン)税の暫定税率分25円を合わせると30円程度の値上がりとなる。暫定税率の失効で130円台に値下がりしたガソリン価格が、5月には160円を突破しそうだ。 石油元売り各社の出荷価格の引き上げ幅は、新日本石油が前月比3・7円、出光興産同7円、昭和シェル石油同5・2円、ジャパンエナジーが同6円となっている。この卸売価格とは別に暫定税率復活分の25円が上乗せされれば、5月の店頭価格は「1リットル当たり160円を超える可能性が高い」(新日石の中村雅仁常務)という。 物価に敏感な消費者がこの値上がり前にGSへ殺到するのは必至。「29、30日の需要は1日当たり前年比40%増が見込まれる」(同)と予想する。 た
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く