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ブックマーク / www.nippon.com (3)

  • スペースに価値をつける「有料書店」という取り組み-東京・六本木「文喫」

    で初めての有料書店が東京・六木に登場したのは2018年12月11日。それから1年、1500円もの入館料を支払ってでもやってくる「好き」たちは引きも切らない。有料書店の試みは、今後書店が生き残っていくための課題を示すものである。 入館料をとる書店  幾重にも書棚が並ぶ空間は「選書室」と名づけられている。棚にはジャンルを示すサインがある。「文学」「哲学」「旅」「経済」「建築」などだ。 棚は徹底してテーマによって編集されている。文庫かハードカバーかといった分け方はない。作家ごとにまとめられてもいない。 デコボコと異なる判型のが並ぶ棚を眺めていくうちに、選書者の企みに誘われの森に迷い込んでいる、そんな錯覚に陥った。書名の流れに目を託すひとときで、を一冊読んだかのような充足感を覚えた。 ここは東京・地下鉄六木駅の真上の書店「文喫」。2018年12月に開業した。同じ場所にはその半年前

    スペースに価値をつける「有料書店」という取り組み-東京・六本木「文喫」
  • 「100年続く書店」を目指す書店界のドン・キホーテ 東京赤坂の選書専門店「双子のライオン堂」

    出版不況と言われて久しいものの、「」という形をとったメディアは決して不要となったわけではない。しかし、を買う「場所」は劇的に変わった。アマゾンでを取り寄せる習慣は私たちの生活に定着したのだ。かつて商店街には小さな書店があるのが当たり前の風景だったが、今、年間800〜1000店のペースで姿を消している。それなのに、「100年続く書店」を合言葉に始まった書店がある。 店主との星座に由来する「双子のライオン堂」という店名から書店を連想する人はほとんどいないだろう。風変わりなのは名前だけではない。店の所在する赤坂は、テレビ局や歓楽街があり、政治の中心地・永田町にも隣接する都心の一等地だが、「双子のライオン堂」があるのは、表通りから入り組んだ道を六木へ抜ける谷間の一角である。しかも青く塗られた分厚い扉は閉ざされていて、中を覗き見ることはできない。 青い扉の「双子のライオン堂」 「せめて扉は

    「100年続く書店」を目指す書店界のドン・キホーテ 東京赤坂の選書専門店「双子のライオン堂」
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2019/11/07
    「100年、200年と読み継がれる本には、コピーや複製に形を変えてもなお残り続けるエネルギーが宿っています。それは言霊のようなものかもしれませんし、叡智が込められているということなのかもしれない」
  • 台湾の次世代型ライブラリーに注目集まる—図書館総合展

    昨年の図書館総合展で、初めて台湾の次世代型ライブラリーが紹介された。国内志向の強い日図書館業界に刺激となりそうだ。 2015年11月パシフィコ横浜で開かれた第17回図書館総合展で、初めて台湾の次世代型ライブラリーが紹介され大きな注目を集めた。この展示会には毎年日図書館関係者が全国から詰め掛けるが、台湾の首都台北に隣接する新北市政府(英語名:New Taipei City、旧台北県)の林寬裕文化局長が「台湾にみる次世代型図書館~知的情報交流空間のデザインと演出を検証」と題された分科会(主催:図書館流通センター)に招かれ、「24時間365日開館」を初めて実現した先進的な新中央図書館(唐連成館長)の概要について説明した。 会場に詰め掛けた156人の出席者の間からは「まさに理想の図書館だ」「実に魅力的な図書館だ」「日が見習うべき要素がいっぱいある」と感嘆の声が上がった。日で発行されてい

    台湾の次世代型ライブラリーに注目集まる—図書館総合展
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