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ブックマーク / youcannotdie.hatenablog.com (1)

  • 君は君自身の美意識を燃やして走る機関車であればいいよ - 柳下さん死なないで

    「君は僕のことを恐がりすぎだ」 柳下さんによくそう言われるのだけれど、編集者というのは書き手にとり程度の差こそあれ恐いものだと思う。編集者は書き手にとって「発注主」とか「第一の読者」を超えて、「メンター」や「先生」という役割を担っている。書き手ががりがりと下を向き、まるで土を掘っていくかのように書いているのを、編集者はより引いた目線で俯瞰して見る。そして「君はどこへ向かいたいのだろう」と言う。わたしは泥だらけの顔をあげて「えっ?」と聞く。そしてまわりを見渡して、ここはどこだろう、などと思うのだ。当にここに来たかったんだろうか? 掘ってきた道筋は、誰かがすでに通ったあとで柔らかかったから辿ってきたんじゃないだろうか? 当はもっともっと深く掘れたんじゃないだろうか? わたしはスコップを持ったままどきどきする。上を見上げると、編集者が見ている。 いちばん近い他者の目は恐い。それがもっとも騙せ

    君は君自身の美意識を燃やして走る機関車であればいいよ - 柳下さん死なないで
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/08/17
    「美文の反対は悪文じゃない。妥協した文章だ」「僕があのとき知りたかったのは君の美意識だ。その基準が僕の思っていたよりも浅いところにあるのなら、僕は今後もっと自分の意見を強く言おうと思った」
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