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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (9)

  • コロナ禍 じゃなくて COCOA禍 - 感染症診療の原則

    3−5月の混乱期に苦しみながらも学んだことも多かったので、6−8月は臨床での対応は(余計な苦労はまだ続いていたとしても)改善された、というか空気もだいぶ変わった。 8月末の安倍総理の会見の中にもあったように、すでに「未知のウイルス」でもないSARS-CoV-2は、「指定感染症/実際のところを1−2類"的な"対応」から、通常のカテゴリーの中に位置付けたりそこでの対応をどうするかという検討のフェーズに入っている。

    コロナ禍 じゃなくて COCOA禍 - 感染症診療の原則
    paravola
    paravola 2020/09/06
    (案外と問題全体の本質を突いている話かも)拍手はいらないから、ふつうの医療をさせてくれ
  • 数百例を経験した救急医のTip 診療中の先生がた、ご覧下さい! - 感染症診療の原則

    ミズーリ州の大庭先生が転送して下さった情報。板橋中央病院の加藤良太朗先生によりますと、この情報は加藤先生のMentorでらした元ワシントン大学のDr. Daniel Goodenberger(現セントルイスVA病院内科主任部長)の同僚の方からとのことです。 すでに数百例のCOVID-19症例を診ておられるようです。 以下、編集長が勝手にSamplingしたもの。重要と思ったものは日語も追加した。 臨床経過は定型的/予想通りに動く:Clinical course is predictable. ・潜伏期間:2-11 days after exposure (day 5 on average) flu like symptoms start. ・良くある症状は発熱、頭痛、乾性咳嗽、筋肉痛、悪心(嘔吐なし)、腹部不快感、時に下痢、嗅覚障害、欲低下、疲労感、(編集長:やはり咽頭痛少ない?)Co

    数百例を経験した救急医のTip 診療中の先生がた、ご覧下さい! - 感染症診療の原則
    paravola
    paravola 2020/03/30
    (年齢別で見たい)COVID-19症例で2例のインフルエンザ陽性/発症10日目、サイトカインの嵐でARDSに他臓器不全。これが数時間で/人工呼吸器の適応例の86%は亡くなる/Seattle reporting 70%
  • 日本の基幹病院をコロナから守るために必要な軸 その6 - 感染症診療の原則

    青木先生、医療機関向けのPPEのほとんどがアジアで製造されており(弊社も含めて)、中国台湾は全て中国台湾政府当局が輸出を日への輸出を禁止しています。今は国内メーカーさんに期待したいですが、生産量が少ない上に、消費者向けにも多く出されているようです。ここは中国台湾のように日政府が国内出荷を全て医療機関向けに管理するしかないと個人的には思っています。我々も今は他力願で忸怩たる思いです。手袋はマレーシアで製造しているので、まだ大丈夫です。 中国台湾当局が国外への輸出を禁じています。台湾は軍まで出動させて我々の工場を監視しています。日の経産省も動いてくれており、中国当局には日に出荷するようにクレームを入れてくれておりますが、今のところ、反応はありません。今一番の問題はサプライチェーンの寸断です。欧米のPPEもほとんどが中国を初めアジア製なので、パンデミックにより争奪戦が起きていま

    日本の基幹病院をコロナから守るために必要な軸 その6 - 感染症診療の原則
    paravola
    paravola 2020/03/21
    (合成の誤謬を防ぐためには、逆に余裕があるときにこちらから助けることが必要では)欧米のPPEもほとんどが中国を初めアジア製なので、パンデミックにより争奪戦が起きています/重要な医薬・医療品の海外依存の問題
  • 米国の集中治療医師のコロナ診療:印象記 - 感染症診療の原則

    以下は中部病院の後輩でミズーリ州で活躍する集中治療医師、大庭先生からの御厚意で頂いた情報です。シアトルの病院からチェーンメールで流れきた情報とのことです。「MUST READ」とのことです。但し、これはあくまでも一施設での経験ですので、全体像を必ずしも反映するものではないかもしれません。

    米国の集中治療医師のコロナ診療:印象記 - 感染症診療の原則
    paravola
    paravola 2020/03/21
    若い人も時に重症化。発症後、1週間前後してから悪化←コロナにユニークな印象/呼吸不全:発症から7-10日経過してから突然に、とにかく「速い」
  • 反○○ビジネス - 感染症診療の原則

    ワクチンや予防接種(とか他の医薬品でもいいんですが)についてネガティブな人たちがいます。ポジティブな人もいます。100かゼロという極端な人は少数で、その程度には差があります。 「断固反対、他の人のアクセスや選択も認めない!」という人もいれば、「自分は選択しないが他の人のことは知らない」という人もいます。 反対まではしていないけれど「疑問」「懐疑」の人もいるし、感染症や合併症の方が怖いのはわかっているのでしているけど「躊躇」がある、という人もいます。 判断の根拠は情報源や自分や半径2メートルくらいのところで知る体験談だったり、専門家向けのデーターベースや論文にアクセスするような人もいます。 見ている情報とその情報探しの目的もこれまた多様で、例えばワクチンの安全性や有効性はよいとしても、大勢の人に接種することは「むだじゃないか?」「費用対効果がよくないのでは」ということでの反対や批判もあります

    反○○ビジネス - 感染症診療の原則
    paravola
    paravola 2016/04/14
    (テンプレ化してる)医薬品に利権があるという指摘はそのとおりだとおもいます。それと同じように「反ワクチン」利権もあるわけです
  • Zika熱 渡航者への注意喚起、妊婦からの相談 - 感染症診療の原則

    Zika Virusは1947年にウガンダでみつかった(そう新しいわけでもない)ウイルスですが、もっとも対策が困難な「蚊が媒介する」感染症です。 潜伏期は2ー7日、60ー80%は無症状。 マイルドな発熱、関節の痛み、発疹等,他の感染症/疾患と区別する独特のサインがありません。 検査は現時点では商業ベースのものはありません。PCRでわかるのは短期間。 dengue, leptospirosis, malaria, rickettsia, group A streptococcus, rubella, measles, parvovirus, enterovirus, adenovirus, alphavirus infections等も考えつつ最終的には検査で確認が必要になります。 共感染もありえます。 1月13日、NEJMにZika Virus in the Americas — Yet

    Zika熱 渡航者への注意喚起、妊婦からの相談 - 感染症診療の原則
    paravola
    paravola 2016/02/04
    マイルドな発熱、関節の痛み、発疹等,他の感染症・疾患と区別する独特のサインがありません/(microcephalyは)684の地域から報告があり、最も多いのは北東部
  • メディアが専門家に言わせたいこと - 感染症診療の原則

    昨年のエボラ騒動のときから、エボラは日に入ってくると思うか? と何度も質問を受けました。 入ってきてもおかしくはないけど、出国時検疫含めた外国に入らないための対策をギリギリまでやってるので、直行便もない日にはいる確率的にはゼロに近く、入ってくるならMERSでしょ、と話してたときはMERSはスルーされていました。 今週はMERSのといあわせばかりです。 MERSはどんな病気か感染経路から語ってくれ、という記者には、まずは"ずいぶん前から"公開されている厚生労働省のQ&Aを読んで、さらに質問があったら連絡ください、と伝えてあります。 なんとか語らせたい内容は、韓国の関係者に落ち度があった、医療機関が失敗をした、日でも起きかねない、厚労省の対応が十分でない、などの批判記事で、個人や社会を守る視点ではないことが残念です。 2012年からのとりくみをまずざっとレビューするところから始めればいい

    メディアが専門家に言わせたいこと - 感染症診療の原則
    paravola
    paravola 2015/06/06
    マレーシアで死亡した高齢男性の輸入例は、糖尿病などの基礎疾患があり、肺炎と受診したときの発熱は36度代でした
  • エボラのNewsが渦巻く米国ですが・・ - 感染症診療の原則

    無事にPhiladelphiaのID week 2014に参加しました 編集長は辛くも台風の隙間を縫って成田を離陸、無事にPhiladelphiaのID week 2014に参加しました。年齢のためか多くのSessionを離脱、「後でWebで見よう・・」になりましたが、それでも旧友と会ったり・・Productiveな日程を終えアトランタに向かいました。 しかしアトランタで待って居たものは・・ そうです、テキサスのナースがエボラに罹患した事。とくにCNNを賑やかにしたのは以下のようなDiscussion、Questionでした。 最初は・・: ・宇宙服を着ていた筈のナースがどうしてエボラに感染するのか? ミステリー・・ ・空気感染するエボラに変異したのか? ミステリー・・ ・感染したのは、ナースが適切にProtocol通りに作業しなかったからではないか?(不注意ナースのやつ、お陰で周囲のCo

    エボラのNewsが渦巻く米国ですが・・ - 感染症診療の原則
    paravola
    paravola 2014/10/17
    草むらにテント、といった過酷な状況で年余にわたってエボラと戦った国境なき医師団は感染事故を起こしてないのに、近代的なアメリカの病院で起きた理由は極めて簡単な理由
  • 高校生のセックスは認めない(山形県) - 感染症診療の原則

    読売新聞・山形版に「高校生の性行動認めず」という記事がありました。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20100310-OYT8T00091.htm ま、認めていただかなくてもしようとおもえばできます。 よく誤解されることに、都会はススんでいて、性行動が早いとおもわれていることがあります。実際には都市部のワカモノは忙しく、レジャーもその他たくさんありますので、開始が早いのは非都市部なんですね。 ある地域の●ータリークラブの方の言葉をかりると、「ここらじゃね、デートやセックスがレジャーなんだよ。ほかにはなにもないの」です。 ・・・レジャー。・・安全なレジャーにしないといけませんね・・といって帰ってきました。 この記事のデータソースは、山形の開業医さんが学校医の集まりで発表した演題のようです。小学校の保護者564家族が対象で、回答者は

    高校生のセックスは認めない(山形県) - 感染症診療の原則
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