京都市には、年間約110万人もの修学旅行生が訪れるという。先日、取材に伺った京都市環境政策局循環型社会推進部ごみ減量推進課より、修学旅行の宿泊先で、食べきりの声掛けの有無により、食べ残しがどう違うか、食べ残し削減効果の検証結果について伺った。 調査は、昼間の行動が似ており、夕食に同じメニューが提供される小学校2校を対象に行なった。 提供される夕食のメニューは次の通り。 ある旅館で提供される小学生向け夕食の例(京都市環境政策局ごみ減量推進課より提供された資料の写真を筆者がスキャンしたもの)陶板焼(豚肉・茄子・人参・青唐) 揚げもの 玉子豆腐 うどん 六角弁当(煮物・牛しぐれ煮・ハンバーグ・海老シュウマイ) 吸物 チョコレートクリームショートケーキ 香の物 白飯(おひつで提供) 以上 提供量合計 574.0g 対象の2校のうち、1校については、夕食のあいさつ時に、生徒から、なるべく残さず食べよ