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【前編・ロシアは到底勝てるとは思えない、米欧が考えるこの戦争の落とし所はこの辺り】で見てきたように、ウクライナ戦争は長期の消耗戦となる。この間、これまでの世界の秩序は崩壊してしまった。この戦争の先に見えてくる世界の対立構図はどのようなものになるのか。 ロシアがこの先、国力を回復することはない このウクライナ戦争によって西側諸国はウクライナ支援に廻り、対ロシア制裁やロシア自身の戦略によって、世界的なエネルギー、穀物の需給バランスの混乱が起きている。それでは戦争が何らかの終息を迎えたとき、世界はそれ以前の状態に戻っていくのであろうか。それはないだろう。世界の分断は恐らく固定化する。そしてその要因となるのは、戦後のロシアのあり方であると考える。
1月12日に発表された台湾の民意調査では「大陸への駒としてアメリカに利用されたくない」や「大陸と対立するのは台湾に不利」といった回答が多かった。日米が盛んに台湾有事を叫ぶ現状と乖離している。 ◆民進党や国民党への支持率 まず台湾人の(独立傾向の強い)民進党や(親中傾向の強い)国民党への支持率が現時点でどのくらいあるのかを見てみよう。以下に示すのは台湾民意基金会が2022年12月に最終調査をした政党支持率の結果である。あまりに横に長くこのコラムのページに入らないので、2019年2月からのみを日本語に訳して掲載する。 台湾民意基金会のデータの一部を筆者が和訳して作成 緑が民進党、藍が国民党で、灰色は無党派だ。 昨年11月26日に統一地方選挙で民進党が大敗したことからうかがえるように、民進党支持率が激減し、国民党支持率が激増している。 無党派層が同じ値で拮抗しているので、この状況での民意調査は中
岸田首相は13日、バイデン大統領と首脳会談を行う(写真:Andre Malerba/Bloomberg) 岸田文雄首相は1月13日、アメリカの首都ワシントンを訪問し、ジョー・バイデン大統領と日米首脳会談を行う。日本の新首相によるアメリカ訪問は通常、就任後すぐに行われるが、岸田首相の場合、なかなか訪問する機会がなかった。 昨年11月にカンボジアで開催された東アジア首脳会議の際にも首脳会談を行っており、バイデン政権と岸田内閣間ではほぼ絶え間なく接触が続いている。しかし、ホワイトハウスを訪問するということは通常、緊密な同盟国であることを意味する。バイデン政権は日本における岸田首相のリーダーシップが不安定であることを十分承知しており、そのイメージを改善することに躍起になっている。 バイデン政権が発表した異例の声明 岸田首相にとって、今回の訪米は正念場である。首相はイギリス、フランス、イタリア、カナ
「歴史のイフ(もしも)」を問う反実仮想は、出来事の必要条件や原因を推論するために使われる、政治学の1つの有力な方法です。歴史学では一部の研究者を除いて、「歴史のイフは禁句」とみなされるようですが、政治学では、この方法は積極的に活用されています。 冷戦後のアメリカの歴代政権は「リベラル覇権主義」を追求しました。これはアメリカが世界を自国のイメージに変えようとした壮大な社会工学的実験でした。ここ1つの興味深い疑問が生じます。それは、ワシントンの外交エリートがリベラルではなく「リアリスト」だったならば、冷戦後のアメリカの重要な対外政策やそれに影響された事象は、どのように変わっていただろうか、ということです。 ヨーロッパにおける平和 第1に、ヨーロッパ全体は、今より、はるかに平和だったでしょう。これは忘れられがちですが、冷戦後、ロシアとヨーロッパ諸国は「平和のためのパートナーシップ」により協調的に
中国の習近平国家主席が2016年に開かれた軍幹部の非公開会議で、沖縄県・尖閣諸島や南シナ海の権益確保は「われわれの世代の歴史的重責」だと述べ、自身の最重要任務と位置付けていたことが29日、内部文献で分かった。南シナ海の軍事拠点化を指示するかのような発言もあった。 【写真】尖閣諸島、のどかな海は一変した 翻弄される沖縄の漁師、かつては日中台の船で「夜は街のように輝いていた」 発言の約3カ月半後に中国の軍艦が初めて尖閣周辺の接続水域に進入。以降、軍事的圧力を含めて強硬姿勢を鮮明にしており、習氏の発言が背景にあったのは確実だ。習指導部は異例の長期政権に突入したことで、悲願の台湾統一と合わせ、尖閣実効支配への動きを加速させる構えとみられる。(共同)
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/0a/1c/13546592_0:0:2963:1668_1920x0_80_0_0_00f762670f05d7027e34081aea3a4e03.jpg 「ヴァルダイ国際討論クラブ」は、ロシアと国際社会の対話を促進するために2004年に設立された会議で、毎年開催されている。同クラブの名称は、第1回がロシア北西部ノヴゴロド州のヴァルダイ湖で行われたことによるもの。今回、この会議は19回目を迎え、24から27日にかけてモスクワで開かれている。会議では様々な分野の専門家、知識人、政治家らが参加し、国際情勢や経済、社会問題について分析や議論を行い、解決策の提案を行う。関連ニュース
プーチン「バルダイ演説」 に対する外国人の反応 Иностранцы отреагировали на речь Путина на «Валдае» Izvestia War in Ukraine #1798 28 Oct 2022 ロシア語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授) 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年10月28日 写真:IZVESTIA/Kristina Kormilitsina 2022年10月28日 05:48 ウラジーミル・プーチン 外国人西バルダイ・クラブ 本文 ロシアのプーチン大統領のバルダイ国際討論会全体会議での演説は、世界中で注視された。10月27日(木)のロシア指導者の演説の後、イズベスチヤの質問に外国人が答えた。 シンクタンク「パキスタン・ハウス」のムハマド・アサール・ジャベッド事務局長は、現在の欧米の世界秩序を、歴史となった過去の帝国に
https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/blog/bl/pNjPgEOXyv/bp/pvoKMxOYPv/ ロシアは兵器不足に陥っていると言われていますが、欧米側も兵器や弾薬の在庫不足と生産不足が大きな問題となっています。ウクライナ側の需要に生産が追いつかないのです。 NATOのストルテンベルグ事務総長は「欧米の防衛産業は既存の生産能力を活用して兵器を増産する。さらに生産能力を拡大するために投資が必要で、長期戦に備える。ウクライナへの軍事支援と自国の防衛と抑止のための在庫補充を両立させる」と話しました。 この在庫不足と生産不足は世界最大の軍事大国アメリカも例外ではなく、オースティン国防長官は「兵器によっては数週間や数か月かかり、数年かかるものもある。アメリカはウクライナにハイマースを18基追加供与するが、実際に生産し導入するまでには
タルシー・ギャバード 米軍産複合に敢然と挑戦 Tulsi Gabbard dares to challenge Washington’s war machine Op-Ed RT War in Ukraine #1695 13 Oct 202 翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授) 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年10月14日 ワシントンの戦争マシーンにあえて挑戦するトゥルシー・ギャバド トゥルシー・ギャバード © AP Photo/Charlie Neibergall この元大統領候補は、政権交代政策に反対することは、支配層が許さない唯一のタブーであることを示した。 著者紹介:トニー・コックス ブルームバーグや主要日刊紙で執筆や編集を担当する米国のジャーナリスト、トニー・コックス 本文 トゥルシー・ギャバードは、民主党の新星から悪魔のような追放者へと急速に変貌を遂げ
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