首都圏のマンション発売戸数の推移 不動産経済研究所が14日発表した今年上半期(1~6月)の首都圏(1都3県)のマンション発売戸数は、前年同期比19.8%減の1万4454戸となった。バブル崩壊後の1992年上半期(1万959戸)以来、24年ぶりの低水準だった。前年の実績は3年連続で下回った。 上半期の1戸当たりの平均価格は8.2%増の5686万円だった。同研究所の担当者は「人件費の上昇などでマンション価格が高くなっている。購入意欲の鈍った消費者の動向を見極めるため、開発業者が販売を絞ったのが響いた」と分析している。