昨年末、全国のマンガ・アニメファンを恐怖に陥れた東京都のマンガ規制条例こと「東京都青少年健全育成条例」改定案をめぐる騒動。改定案が成立したことで、騒動も一段落したかと思いきや、改定案の施行はこれからで、まさに「俺たちの本当の戦いはこれからだ」と言うべき状況だ。そうした中で、東京都の新たな情報隠蔽工作が明らかになった。 昨年6月、最初の条例案改定が否決されてから、都青少年課は都内各地のPTA・保護者団体・自主防犯組織などに出向き、条例改定の意義を理解してもらうための説明会を開催した。その回数は80回余り。12月に改定案が可決した最大の理由である民主党が賛成に鞍替えした背景には、このことが大きかったとされる。民主党の一部議員は、PTAなどの支持者から「エロ議員」と非難されることを恐れたのだ。この点で、都青少年課の目論見は成功したと言えるだろう。 問題は、PTAなどに対して都青少年課からどのよう
式村比呂 Hiro Shikimura @saburou_sinra さて、改めまして、明けましておめでとうございます。昨年暮れにツイッターに来ましたゆえ、心機一転するほど何かをなしてもおりません。そのような中、フォローしてくださったみなさまに、感謝を。本年もよろしくお願いいたします。 2011-01-01 06:48:46 式村比呂 Hiro Shikimura @saburou_sinra 東さんは、健全育成条例と猪瀬副知事をだしに、自分ってこんなに素敵なの、というのをアピールしてました。問題意識の提言をしているようでいて、実はどっちに転んでも自分は汚れない立ち位置でニヤニヤ批判しているだけでございます。 #hijitsuzai #kisei 2011-01-01 06:54:55 式村比呂 Hiro Shikimura @saburou_sinra 東さんという思想家については、前か
どもです。 おかげさまで各方面に迷惑をおかけしつつ、昨晩遅く、ようやく冬コミ本の脱稿をいたしました。 印刷所さんに「遅れてごめんなさい」メールだしたら逆に「がんばれ!応援してます」って励まされた。 すごく嬉しかったです。 というわけで。 通常のエンタティメント作品を脇にうっちゃって、リアルタイムな話。 出ます。 「サルでもわかる都条例対策」 B5版 46p イベント限定価格 500円 2010年12月31日 コミックマーケット79 3日目 金曜日 東地区 M-12ab 「Firstspear」 「うに道楽」にて ●内容: 2010年12月15日、「東京都青少年健全教育育成条例改正案-第156議案」(以降「都条例」)東京都議会にて賛成多数で可決。 これは、マンガやアニメな好きな私たちにとっての「楽園の終わり」なのか。 いいえ、むしろ「楽しい新時代」の始まりだ! 今回の都条例がらみのゴタゴタで
野上武志Takeshi NOGAMI @takeshi_nogami 速報:漫画家川崎のぼる先生、東京都からの「受賞」を辞退 漫画家の川崎のぼる先生(巨人の星作者)が、東京国際アニメフェアでの「受賞」を辞退したそうです。(以下詳細) 2010-12-29 13:41:55 野上武志Takeshi NOGAMI @takeshi_nogami 経緯: 先日、漫画家の川崎のぼる先生のもとに東京都から連絡。 内容は、来る2011年の東京国際アニメフェアの席上にて川崎のぼる先生の偉業をたたえて授賞式を行いたいとの事。 2010-12-29 13:43:00 野上武志Takeshi NOGAMI @takeshi_nogami 川崎先生は念のため日本漫画家協会の理事に連絡したところ、理事の里中満智子さんから「最終的にはご本人の判断」としながらも、現在の東京都育成条例がらみの経緯について説明。結果、川
Author's Note: This article is an English translation of the article that I wrote for Takeshi Nogami's 2010 winter doujinshi, An Idiot's Guide to Tokyo's Harmful Books Regulation. The article was originally titled なぜ「非実在青少年条例」は否決されたのに「非実在性犯罪条例」が可決されたのか. I've changed parts of the article to make it easier for English readers to read and understand the subjects that I am talking about, but this Engl
▼イベント *12月31日(金)コミックマーケット79 東地区 M12ab 「うに道楽/Firstspear」 ▼各書店、通販サイト *アマゾン *とらのあな *コミックZIN *オフィシャル通販サイト
図書館戦争 作者: 有川浩出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/02メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 506回この商品を含むブログ (841件) を見る 12月15日、都条例改正により、漫画・アニメが一部「規制」されることになりました。 作品を「法」が「規制」することについては以前blogで語りましたし、様々なところで語られています。 ●絶望した!フィクションに現実の法律を持ち込む東京都に絶望した! ●「規制」を「法」が行うということ 出版各社も反対し、来年の東京アニメフェアのボイコットなども宣言しています。 ●出版倫理協議会、およびコミック10社会が、東京都青少年健全育成条例改正の動きに抗議する声明を発表! そんななかフジモリが真っ先に思ったのは、「このタイムリーな時期に、『図書館戦争』を文庫版で出したらいいのになぁ」でした。 「本」と「検閲」について書かれ
Have you ever heard the saying that “thoughts travel faster than the speed of light?” It’s a fascinating concept that raises questions about the capabilities of the human brain and the nature of consciousness. In this article, we’ll explore the science behind this claim and whether it holds any truth. What is the Speed of
先に発表され皆様ご存知の、東京都青少年健全育成条例改正に反対する、社団法人日本漫画家協会、21世紀のコミック作家の会、マンガジャパン、コミック10社会ならびに日本動画協会の声明について、我々はこれを支持いたします。 そのため、2011年3月に開催予定の石原慎太郎東京都知事が実行委員長を務める「東京国際アニメフェア」(以下「同フェア」)に参加を予定していた我々の多くが、条例改正反対を理由に、誠に残念ながら同フェアへの出展を取りやめることといたしました。 しかしながら、同フェアの歴史や意義についてはこれを高く評価しており、これまで同フェアの事務局として多大な貢献をされた日本動画協会には深く敬意を表しております。 一方で、同フェアを楽しみにされていたファンの皆様のお気持ちを考え、2011年春から夏にかけての有力な新作に関する最新情報が出揃うこの時期に、何らかの形で発表の場を設ける事を検討し
都条例の影響で同人誌すれなくなった\(^o^)/ 進む業界萎縮 都条例成立で広がる業界萎縮 ◆ニム (nimu) on Twitter◆ リーマン兼同人描き。適当人間。 ◆冬コミについてのお詫びです◆ ◆高藤Jr (erosyoujyo) on Twitter◆ 少女漫画家 「10000人に聞いたわたしたちのH」「抱きたい男抱かれたい男」Web配信中 あたしの45Pものネーム。。。高校生の恋愛もの。書き直しです。これで、本当に読者に伝わるのか。。。高藤Jrの漫画じゃない、こんなのって思われないか。。。都条例なんて知らない読者に、そっぽ向かれるんじゃないか。。。これからは高校生の話は描かないことにするか。。。少女漫画家なのに? あたしの漫画、ほとんどもうコミックス化できない。。。必死でどん底から這い上がってやってきたのに(涙)どうしたらいいんだろう。。。涙、涙、涙 高校生の話で
東京都の青少年健全育成条例改正案を巡って、石原都知事の不誠実な発言などに不信感を抱いた角川書店や講談社、集英社などのコミック10社会が東京国際アニメフェアへの参加拒否を発表したのは記憶に新しいところ。その後、12月14日には菅直人首相が同条例改正案に対して「日本のアニメを世界に発信することも重要」と懸念する声を挙げましたが、12月15日に都条例改正は可決されました。 本日、この話題で揺れる東京国際アニメフェアで実行委員会事務局を務める日本動画協会(AJA)が声明を発表しました。その内容はコミック10社会の表明を支持しつつも、アニメフェアの運営担当として、東京国際アニメフェアはこのままでは実質的には実行不能な事態にあることを憂慮したものとなっています。 声明全文と詳細は以下から。 以下は本日、一般社団法人日本動画協会(AJA:The Association of Japanese Anima
【映画化】※本日のお知らせ※【決定帯登場】 ○『天地明察』八代目帯完成! じきに書店でも販売開始。過去七代とは一線を画す、賑やかな振り袖帯となっております。 派手だ。 映画化という、これから長い戦いが始まる景気づけでございます。 ○『天地明察』が舟橋聖一文学賞を受賞しました! http://longlife.city.hikone.shiga.jp/funabashi/ 本屋大賞、吉川英治文学新人賞、北東文芸賞に続き、さらに授与されました。 さらなるプレッシャーと奮起の機会をいただけたこと、改めて多くの方々に育てていただき、選考作品として下さったことに、深く感謝を申し上げます。 かえすがえすも生(?)「ひこにゃん」が見たかったです。 ・都条例および諸議論に対する試論 先日の都条例に関することで、多少の試論を追加したいと思います。とはいえ、コメントを求められ、さらに対抗意見に対するコメントを
こんばんは。火曜日担当のH本です。 我々、出版に関わる人間は「かもしれない」を怖れます。表現に携わるとは、その責任を問われることに他なりません。この表現が誰かを傷つける「かもしれない」、何かに悪影響を与える「かもしれない」。表現し、創作することは、常にその恐怖を持つことができる人間にしか許されてはならない。特に「マスメディア」と呼ばれる我々は。 青少年健全育成条例改正案の何が問題か。頭の悪い僕なりに、考えていました。体感として思うのは、この法案は「かもしれない」という恐怖の際限のない肥大を呼ぶものだ、ということです。それは確実に表現の萎縮を招くし、ひいては漫画という文化の衰退を予言します。 つまり、どう考えても悪法です。 都は「描くのは自由だ」といいます。「販売を制限するだけだ」と。何を言っているのかわからない、というのが本音です。表現というのは読まれることでしか成立しない。芸術は過程こそ
☆☆元銀行員の株日記☆☆BLOG(ブログ) 株で儲けた金を握り締め銀行を退職し、仕事よりも投資に嵌っている男。 石原慎太郎『スパルタ教育』より http://hirorin.otaden.jp/e142284.html 山本弘さんのブログ 12月6日(月)、中野ZERO小ホールで開かれた「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」というイベントに出席してきた。 たいして宣伝をしたわけでもないのに、開場前から中野ZEROの前は長蛇の列。540人入れるホールは満席。急遽、入れない人は隣りの会議室やロビーにてモニターで視聴していただくことになった。 結局、会場に入れた人は約850人。入れずに帰った人も含めると、約1500人が来られたそうである。ありがとうございます。 また、ニコ動の生中継の視聴者は7万人を超えたそうだ。この問題への関心の深さがうかがえ
スパルタ教育という言葉がある。 賛否はともかく、この言い回しの意味するところを知らない人はそんなにいないと思う。 が、私が小学生だった頃は、誰も意味を知らなかった。というよりも、「スパルタ教育」という言い方自体が、まだ存在していなかった。一部のインテリ層が使っていた可能性はあるが、われわれのような普通の庶民は聞いたこともなかった。 「スパルタ? 誰だ?」 という感じ。スパルタが古代ギリシアの都市国家名に由来するということすら知らなかった。当時、この種のカタカナを使うのは洋行帰りの知識人に限られていて、そういう連中は「キザなヤツ」と見なされていた。「おそ松くん」に出てくる「イヤミ氏」がその典型だ。靴下が伸びている。もしかして、赤塚先生にとっては、ナイロンのソックスを履いているというだけで、キザだったのかもしれない。そういえば遠藤周作は「靴下のクサい文化人」という言い方で、キザな青年をクサして
東京都議会の本会議で2010年12月15日、過激な性描写を含むマンガやアニメなどの流通を規制する東京都青少年健全育成条例の改正案が可決された。作者の創作活動を不当に侵害しないように「慎重な運用」を都に求める付帯決議を付けることを条件に民主党が賛成にまわり、民主、自民、公明3会派の賛成多数で改正案は成立した。 この日の都議会本会議は傍聴希望者が多数訪れ、一般傍聴券が配布されたフロアは人で溢れた。186席分ある傍聴券が配布開始後15分でなくなってしまうほどだった。本会議終了後、傍聴していた人達に本会議の感想や意見を聞いてみた。 「陳述書とかがすごくきているのに、その民意を全然考慮に入れてないように感じました」という20歳前後の女性は「本当に短時間のうちに決まってしまった。悲しみよりも憤りのほうが強いですね」と語気を強めた。別の女性も「流れ作業的にどんどん決まっていってしまうので、いまいち納得が
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