任天堂の「ニンテンドー3DS」=同社提供 裸眼で立体(3D)映像が楽しめる初の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」を2月26日に発売予定の任天堂は、6歳以下の子どもに3D映像を長時間見せないよう求める告知を同社のホームページで始めた。3D映像が幼児の視覚に悪い影響を与える可能性があり、これを防ぐためとしている。 3D映像は左右の目に異なる映像を次々と映すことによって、立体感を受け手に与える仕組みで、昨年からテレビやパソコンなどで3D機能搭載機種が発売されている。ただ、成人にも平面(2D)映像と比べ疲労感を与えるほか、視覚が未熟な幼児には目の成長に影響を与える可能性があると専門家が指摘。任天堂は8〜10日に千葉・幕張メッセで、一般人が初めて3DSに触れる無料体験会を開くが、会場では6歳以下には2D映像の設定で遊んでもらう。 発売予定の3DSには、保護者が決めた暗証番号を入力しないと2D映