この日は山内昌之・東京大教授(歴史学)と大石眞・京都大教授(憲法学)が招かれ、両氏とも現在の皇室の活動を評価、皇族の大幅な減少が見込まれるなか、皇族女子が結婚後も活動できる制度改正が緊急に必要だとした。 山内氏は、戦後、昭和天皇と今の陛下がその両立に努力し国民の理解を得られてきた象徴天皇制と民主主義の調和的な維持発展のために女性宮家創設が必要と明言、対象は昭和天皇と陛下の血を引く方々(内親王)に限定してはどうかとした。 大石氏は、現行の永世皇族制は維持し、戦後皇室の身分を離れた旧宮家の子孫を現在の宮家の養子に迎える方策もあるとした。