南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)で公開された、2008年に同国のウィットウォータースランド大学(University of the Witwatersrand)のリー・バーガー(Lee Berger)教授が発見した「セディバ猿人(Australopithecus sediba)」の手の化石(2011年9月8日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE 【9月10日 AFP】2008年に南アフリカで新たに発見された「セディバ猿人(アウストラロピテクス・セディバ、Australopithecus sediba)」の化石を詳しく調査したところ、この猿人がすでに道具を作っていた可能性があることが分かった。人類の祖先の「道具の歴史」は、これまで考えられていたよりも、さらにさかのぼる可能性が出てきた。 これまではタンザニアで発見された「ホモ・ハビリス(Homo habili