【ワシントン=共同】物質と出合うとエネルギーを発して消滅する「反物質」が、雷の発生に伴って生成されたことを示す証拠を米航空宇宙局(NASA)の研究チームが初めて発見し、10日発表した。自然界にはあまり存在しないとされる反物質が、雷という自然現象によって生成されることが分かり、この分野の研究が活発化しそうだ。チームによると、2009年12月、NASAのガンマ線天文衛星「フェルミ」がエジプト上空
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