「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」など宇宙や冒険をテーマにした壮大なSF作品で知られる漫画家の松本零士さんが、今月13日、急性心不全のため東京都内の病院で亡くなりました。85歳でした。 1971年に雑誌に連載した「男おいどん」が人気を博すと、1974年にテレビアニメとして放送された「宇宙戦艦ヤマト」の制作に関わり、映画化もされるなど若者を中心に爆発的な人気を集めました。 また、少年が列車に乗って宇宙を旅する「銀河鉄道999」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」などはテレビアニメとしても放送され、松本アニメのブームを巻き起こしました。 宇宙を舞台にしたロマンあふれる冒険活劇を独特の幻想的な絵柄で描く一方で、豊富な科学知識と取材にもとづいた宇宙船などの緻密な描写でも知られ、コックピットに整然と並ぶ計器類は「零士メーター」と呼ばれるなどその後のSF作品に大きな影響を与えました。 また、陸軍のパ
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「我が家の2階から歴史的に極めて貴重な文書が発見された」――Twitterユーザー(@Ayukawa_Reijiさん)が投稿したコミックマーケット13の「カタログ」が話題になっていました。コミケ13が開催されたのは1979年12月。今から30年以上前のことです。 提供:@Ayukawa_Reijiさん コミケカタログといえば、近年は「鈍器」と呼ばれるほど分厚くなっている上、今年はWeb版も正式にリリースされましたが、コミケ13のものは、たった1枚の紙。そこに“手書き”で「明大SF研」「慶應義塾高校漫画研究会」「萩尾望都FCプランタン」「パロディにもっと光を与える会」「フッつかれたぜ」など、268個のサークルが記されています。開催場所も大田区産業会館で、現在の3万5000サークルが参加する東京ビッグサイトのイベントとは規模が違います
マンガ『テルマエ・ロマエ』はマンガ大賞2010を受賞したベストセラーである。ローマの建築技師が日本の先進的なお風呂文化に学ぶというものである。文明の絶頂期にあったローマ人ですら日本の先端のお風呂事情に劣るということである。 評価が高かったり、おもしろいという人がたくさんいるのだが、文明の「優越史観」というものが大嫌いなわたしとしてはかなり辛口に疑念を呈さざるをえない。わたしはこの自分たちの時代、文明に無自覚の賞賛や優越を感じるほどキケンなことはないと思っている。それは他者を勝手に自分たちに都合のよいように序列づけ、おとしめ、侮蔑し、足蹴にするからである。 道を歩いていたら、「おまえたちは劣っている、だから俺たちはおまえを自由にする権利がある」といって蹴られるような身勝手さがある。文明の進歩史観や優越史観というものはそれほどキケンな暴虐をはらむ思想であることに無自覚であるほど恐ろしいことはな
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