山陽新幹線“ナゾの桃太郎の駅”「岡山」には何がある? から続く 無人駅というのは、つまり駅員のいない駅のことである。 【画像】誰もいないはずの駅に…ホラーみたいな「人がいる無人駅」の写真を全部見る 東京や大阪のような大都市ではめったにみかけるものではないが、地方の鉄道を旅しているとむしろ無人駅ばかりに出会う。なんでも、全国の鉄道駅のうち半分近くが無人駅だというから、大都市をのぞけばそこらじゅう無人駅だらけなのだ。(全2回の2回め/ 前編を読む ) 「人がいる無人駅」 そんな無人駅に、人がいたらどうだろう。もちろん乗客の話ではない。たいていの駅がもとは有人駅でそれが無人駅になったわけで、だから乗客は少ないのだが、まったくいないわけではない。無人駅にいたら驚く人は、鉄道会社の人である。誰だって、無人駅には駅員さんも鉄道会社の人もいなくて、せいぜいたまの見回りに来るくらいなものだと思っている。