コンピュータの歴史を暗部も含めてていねいに掘り起こすことで定評のある大原雄介さんによる連載10回目。今回は、Z80後継がいかに失敗していったか。
Apple M1/M2対抗の「Oryon」はWindows on Armの流れを変えるか:鈴木淳也の「Windows」フロントライン(1/2 ページ) 「Windows on Arm(WoA)」あるいは「Windows on Snapdragon」は、10年来Microsoftがチャレンジしている「ArmプロセッサをPC分野に適用させる」という目標において、いまだ市場の支持を得られていない取り組み中の課題だ。 Xboxしかり、Microsoftは一度決めた目標を簡単には曲げない「あきらめの悪い会社」として知られているが、過去に同社が目標としていた「タブレットPC」が現在ではごく当たり前のものとなりつつあるように、WoAについてもまた「これが我々の正しい道」とばかりに、開発を続けている。 同社にとって最初のWoAと呼べる「Surface RT」が市場投入されたのは、Windows 8が発表さ
近年流通しているCPUの多くはマイクロプログラム方式と呼ばれる実装方式を採用しており、セキュリティ上の欠陥が見つかった際などにマイクロコードを書き換えることでアップデートを適用できます。IntelやAMDなどのCPUメーカーは基本的にマイクロコードの内容を公開していないのですが、一部のIntel製CPUのマイクロコードを抽出可能なソフトウェアがハードウェア研究者によって公開されました。 chip-red-pill/MicrocodeDecryptor https://github.com/chip-red-pill/MicrocodeDecryptor Intel製CPUのマイクロコードを抽出するソフトウェアは、ハードウェア研究者のMaxim Goryachy氏、Mark Ermolov氏、Dmitry Sklyarov氏らによって開発されました。 Goryachy氏によると、開発したソフ
え〜と、自分はノートPCでゲームをプレイしているんですが、ゲーム中結構頻繁にフリーズしたりとか画面が真っ黒になったりとかするもんで、ちょっと自分なりに色々調べてみて、今だにフリーズはするので特定は出来ていないんですが、これは!と思うものがあったので自分用にメモしておこうかなと とりあえず、ノートPCの一番の問題は排熱っぽくて、熱暴走しているせいで落ちてるのかと思って、どうにかこれを抑えられないかと調べていたんですが、PCの過熱・熱暴走を防止しよう(主にノートPC向け)というブログ記事を参考にしてして、「プロセッサの電源管理」のところで「最大のプロセッサの状態」を99%にしたところ、ゲーム中にCPUの温度が常時70℃を越えていたのが、50℃まで下がったのでこれは使えるかなと! たった1%で何で20℃も変わるの!?と思うんですが、どうやら99%にすることによって、CPUのターボブースト?がかか
Celeron(セレロン)とは何なのか CeleronはパソコンのCPUという部品の一種で、CPUでパソコンの計算処理を行っています。 良いCPUが使われているほどできる作業の幅が広がります。 Celeronはインテルの公式サイトで以下のように紹介されています。 インテル® Celeron® プロセッサー・ファミリーは、手ごろな価格のエントリーレベルの PC やモバイルデバイス向けに、信頼できるパフォーマンスと価値を提供するよう設計されています。 引用元:インテル® Celeron® プロセッサー 簡単に書くと、Celeronはインテルが製造する「安いパソコン向け」に作られたCPUです。 (CPUには他に、同じインテルの上位CPUであるCore i5,Core i7や、AMDのRyzen、AppleのM1などがあります。) パソコンの計算能力に大きく影響する部分で、「良いCPUであるほどパ
2020年11月、Appleは新型「Mac」を3機種同時に発売した。図1は、2020年11月17日に発売された3機種の梱包箱および、それぞれから取り出した基板の様子である。3機種ともにAppleが独自に開発したプロセッサ「Apple M1」(以下、M1)とそれを制御する電源IC、ストレージメモリを骨格として構成されている。 3機種の差は、仕様に応じてのインタフェースや周波数差に対応する放熱装置の差だけであった。具体的には「MacBook Air」が最も簡素にできており、そこに空冷ファンを搭載し高速化対応したものが「MacBook Pro」、Airに対して高速化とEthernetなどの端子を付加したものが「Mac mini」となっている。
Intel製のCPUには、2018年に「Meltdown」や「Spectre」、2019年には「SPOILER」など、ここ数年多くの脆弱性が判明しています。そうした脆弱性のひとつとして、Intel製CPUのセキュリティシステムである「Intel CSME」に見つかった、「すでに修正パッチを配布済み」の脆弱性が、実は完全には修正不可能なものであることが判明しました。この脆弱性を悪用すると、悪意のあるコードを特権レベルで実行できるほか、著作権保護技術のDRMの回避などが可能になります。 Positive Technologies: Unfixable vulnerability in Intel chipsets threatens users and content rightsholders https://www.ptsecurity.com/ww-en/about/news/unfix
iPad Pro (2024) review: So very nice, and so very expensive
by Dimitrios Gkorilas 世界中のPCやサーバーに使われているCPUのほとんどはIntelのx86という命令セット・アーキテクチャ(ISA)で設計されています。また、スマートフォンや携帯電話に使われるCPUの多くではARMのARMアーキテクチャが採用されていて、CPUのISA市場はIntelとARMの2社に寡占されている状態です。そんな中、イギリスの経済新聞のThe Economistは、オープンソースのISAであるRISC-Vには2社の牙城を崩す可能性が秘められていると主張し、RISC-Vが市場を席巻する原動力となる強みや、克服しなければならない弱みをまとめています。 A new blueprint for microprocessors challenges the industry’s giants - Open-source computing https://w
2011年以降のIntel CPUで情報漏洩の可能性がある脆弱性「ZombieLoad」が発見されAppleやMS、Googleが対応状況を説明しています。詳細は以下から。 2018年02月、CPUに対するサイドチャネル攻撃によりユーザーパスワードなどが窃取される可能性がある通称「Meltdown (CVE-2017-5754)」および「Spectre (CVE-2017-5753, CVE-2017-5715)」脆弱性が発見され、IntelはもちろんAppleやMicrosoft、Google、MozillaなどのMac/PC、ブラウザベンダーは各製品やソフトウェアにパッチを配布しましたが、 Apple では、iOS 11.2、macOS 10.13.2、tvOS 11.2 においてすでに Meltdown の影響緩和策をリリースしています。macOS Sierra および OS X E
macOS 10.14.5のアップデートには、2011年以降のIntel製プロセッサが持つ脆弱性を狙った「ZombieLoad」と呼ばれるセキュリティ攻撃への対策が含まれています。Microsoftも、Windowsアップデートを公開しています。 2011年以降のIntel製プロセッサに影響、iPhoneには影響なし 「ZombieLoad」は、Intel製プロセッサが持つ4つのバグを狙ったサイドチャネル攻撃の名称で、ドイツのグラーツ工科大学とベルギーのルーベン・カトリック大学のセキュリティ研究者グループが脆弱性を発見、Intelに報告していました。 「ZombieLoad」の影響を受けるのは、ほぼ全ての2011年以降のIntel製プロセッサで、パソコンだけでなく、クラウドシステムも含まれます。 AMDやARM製のプロセッサは該当する脆弱性を持たないため、iPhoneやiPad、Apple
Intelは、ドイツで現地時間8月31日に開幕する家電見本市「IFA 2018」に先立ち、6つの新しいノートPC用CPUを発表した。UシリーズとYシリーズの新しいプロセッサがそれぞれ3種類ずつ、Intelの第8世代「Core i」シリーズに加わる。これまではそれぞれ、「Whiskey Lake」と「Amber Lake」という開発コード名で知られていたチップだ。 これらのチップは、主流のクラムシェル型から薄型ファンレス設計にいたるまでのノートPC、タブレット、2in1端末向けで、ギガビットWi-Fiの搭載をサポートする。Intelによると、ギガビットWi-Fiの搭載は、このクラスのコンシューマー向けPCとしては初めてだという。ギガビットWi-Fiを搭載するシステムには、「Optimized for Connectivity」というラベルが付けられるという。 「Core m」およびCore
By VIA Gallery 台湾のVIA Technologiesで開発されたCPU「VIA C3 Nehemiah」にはバックドアが仕組まれており、これを使用することでシステムの管理者権限を奪取できることが明らかになりました。 GitHub - xoreaxeaxeax/rosenbridge: Hardware backdoors in x86 CPUs https://github.com/xoreaxeaxeax/rosenbridge Hacker Finds Hidden 'God Mode' on Old x86 CPUs https://www.tomshardware.com/news/x86-hidden-god-mode,37582.html VIA Cシリーズのプロセッサは工業用オートメーションやPOSシステム、銀行のATMなどの用途で幅広く使用されています。なお
投機的実行機能を持つ CPU はキャッシュサイドチャネル攻撃に対して脆弱性があります。"Variant 4" あるいは "SpectreNG" と呼ばれています。 投機的実行機能を持つ CPU に対してキャッシュタイミングサイドチャネル攻撃を行う下記の脆弱性が報告されています。 CVE-2018-3639 (Variant 4 "SpectreNG") : Speculative Store Bypass (SSB) CVE-2018-3640 (Variant 3a) : Rogue System Register Read (RSRE) 詳細については、Project Zero bug report、Intel security advisory INTEL-SA-00115 および ARM whitepaper を参照してください。 本脆弱性は、過去に公表された脆弱性 CVE-201
IntelなどのCPUに内在する脆弱性「Spectre」に、新たに「Variant 4」が追加されました。MicrosoftとGoogleのProject Zeroによって発見されたVariant 4に対して、IntelやAMD、ARMはそれぞれ対応を表明しています。 ADV180012 | Microsoft Guidance for Speculative Store Bypass https://portal.msrc.microsoft.com/en-US/security-guidance/advisory/ADV180012 1528 - speculative execution, variant 4: speculative store bypass - project-zero - Monorail https://bugs.chromium.org/p/project-
By laboratorio linux 2018年1月初頭に明らかにされたIntel、AMDおよびARM製のCPUに関連する脆弱性「Spectre」と「Meltdown」は、CPUを高速化するための技術「投機的実行」の仕組みがそのまま情報流出を招くセキュリティホールとなっている問題で、この件が衝撃とともに伝えられた以降は各社が対応に追われる事態となりました。Microsoftからも1月以降に問題に対処したパッチがリリースされているのですが、セキュリティ専門家の調査から、1月と2月のパッチを当てることでWindows 7およびServer 2008 R2においてさらに別の問題が生じて、事態が悪化する可能性があることが明らかになっています。 Security | DMA | Hacking: Total Meltdown? http://blog.frizk.net/2018/03/tota
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く