基本は<ふたり>である。話す人、聞く人。これがコミュニケーションである。意思の疎通。少し増えて<ミニコミ>。大人数になると<マスコミ>マスのコミュニケーションである。我々が雨露をしのいで、きたのがマスコミ。「話す・聞く」「ボケ・ツッコミ」「阿吽の呼吸」「つうと言えばかぁ(つうかぁの仲)」そこで私が50歳の時(初版発行日が1998年6月25日)、記念して出版したのが”笑芸界のバイブル”とも呼ばれ今や伝説ともなり これ1冊持っていないと この世界には居られないとも言われているこの本。「笑うふたり・語る名人、聞く達人」(中央公論社)何たって表紙の画が「HANA-BI」で どでかい賞を獲り「世界の北野」になったばかりの あの監督兼コメディアンの元祖二刀流。絵柄は一任したのですが よく見るとお分りの通り私とビートたけしのリスペクト男たちである。電柱の灯の下、刺青のテキ屋である私がお面を売っている。日