Googleが「google.com」ドメインに「HTTP Strict Transport Security」(HSTS)を実装した。ユーザーがインセキュアなHTTPを使用して自社サイトにアクセスするのを防ぐためだ。 HSTSは、サイト運営者がブラウザに対して、セキュアなHTTPS接続を使用した場合にのみサイトへのアクセスを可能にすることで、SSLストリップ攻撃や中間者攻撃を阻止するものだ。「Chrome」や「Safari」、「Internet Explorer」、「Microsoft Edge」などの主要ブラウザは軒並みHSTSをサポートしている。 「HSTSは、インセキュアなHTTPのURLをセキュアなHTTPSのURLに自動的に変換することで、ユーザーがうっかりHTTPのURLにアクセスするのを防止する。ユーザーはプロトコルなし、またはHTTPのURLをアドレスバーに手動で入力した
次期HTTPの有力候補に挙げられたSPDY Googleが提唱している「SPDY(スピーディ)」がにわかに注目を集めている。 SPDYは高速なWebコンテンツ転送を実現するための新しいネットワークプロトコルである。Googleは以前からWebの高速化に極めて熱心に取り組んできた。そのために開発されたプロダクトは、Webサーバ、Webブラウザ、JavaScriptエンジン、各種開発ツールなど、Web技術のあらゆる側面をカバーしている。SPDYもその取り組みの一環であり、ネットワークプロトコルというWebの基幹部分から高速化へのアプローチを進めようというものだ。 SPDYは2010年に発表され、2011年前半にはブラウザのChromeに実装され、一般のユーザーでも利用できるようになった。このとき、Googleの一部のサービスではChromeとの通信にSPDYを利用していることが明かされている。
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