中国共産党系の環球時報(電子版)の18日付報道によると、ロシアのTsargradテレビのニュースサイトは17日、カナダのトロントトゥデイが「プーチン大統領の娘がロシアで開発された新型コロナウイルスのワクチンを接種後に死亡した」などと報じたことについて、「完全な偽りだ」とし、デマを打ち消した。 記事によると、トロントトゥデイは「プーチン氏の娘は、実験的なロシアの新型コロナウイルスを接種後、予期しない副作用を起こし、モスクワで死亡した」などと報じていた。 プーチン大統領は先日、国内で開発された世界初の新型コロナウイルスのワクチンを承認すると発表し、自身の娘の1人もワクチンを接種したと明らかにしていた。 ロシアメディアは、プーチン大統領の娘について「発熱が数日間続いたが、その後、すべての指標は正常だ」などと伝えているという。(翻訳・編集/柳川)
【ロンドン=木村正人】すっぱ抜きやスキャンダル報道を売り物にしてきた英日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」の廃刊が7日決まった。有名人や犯罪被害者を対象に携帯電話の伝言を盗聴していたことが発覚、世間の批判をかわせなくなったためだ。同紙を傘下に置くルパート・マードック氏のメディア帝国の一角が崩れ、同紙編集局長を報道官に抜擢(ばってき)するなどマードック氏と緊密な関係を築いたキャメロン首相にも批判が飛び火している。 同紙は1843年の創刊時からセンセーショナリズムで売り、1965年には600万部超の部数を誇った。69年にマードック氏に買収されてから部数は減り始め、現在は280万部まで落ち込んでいる。 同紙の組織的な盗聴問題は王室担当記者や私立探偵が2006年に逮捕され、有罪判決を受けて以降、くすぶり続けてきた。マードック氏が買収した米紙ウォールストリート・ジャーナルと火花を散らすニューヨ
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