2020年の東京五輪について、東日本大震災で大きく被災した岩手、宮城、福島3県の42市町村の首長の約6割が、復旧・復興にマイナスの影響を与えるとみていることが朝日新聞のアンケートでわかった。五輪の招致活動では震災復興が強調されたが、資材や人手の不足による復旧・復興工事の停滞への懸念が広がっている。 4月の消費増税についても、8割の首長が悪影響が出ると回答。全体として、先行きに明るさを見いだせない被災地の実態が浮き彫りになった。 アンケートは、津波に襲われた3県の沿岸自治体と原発事故で避難区域が設けられた福島県内の自治体の首長を対象に実施。東京五輪の影響については「ややマイナス」が最も多い23人で、「大いにマイナス」も2人いた。 これら計25人には選択肢を…
自民党の二階俊博・党国土強靱(きょうじん)化総合調査会長が22日、東京都内で開かれた経団連主催のシンポジウムで講演し、東日本大震災と阪神大震災について、「自民党が選挙に負けたからああいうことになった。そのとき必ず災害が起こってくる。二度あることは三度ある。この次来るときは自民党が政権を離さないようにして災害に備えなきゃいけない」と話した。 民主党や社会党から首相を出していた当時の政権の対応のまずさが被害を拡大したとの認識を示したものだが、選挙結果と結びつけた発言は不謹慎との批判も招きそうだ。 二階氏は、御手洗冨士夫・経団連名誉会長が「3・11の時も阪神の時もたまたまあまり経験のない政府だった」と述べたのに応じて発言した。「そういうことに得手(えて)の悪い内閣が内閣の地位におった。これは本当に不幸なことだった」とも話した。さらに「だれが悪いかと言ったらいずれも自民党が悪い」と述べ、首相を出せ
ジブリ作品の美術監督が「奇跡の一本松」をアニメ化へ 『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』など多数のスタジオジブリ作品の美術監督を務めたことで知られる山本二三が、東日本大震災の大津波に耐えた高田松原の「奇跡の一本松」をモチーフにしたアニメーション映画『希望の木』の製作を目指していることがわかった。 アニメ映画『希望の木』は、秋川雅史のミリオンセラーヒット曲「千の風になって」の作詩作曲を手掛けた新井満が、東日本大震災復興のシンボルとなった「奇跡の一本松」を題材に執筆した写真詩集を基にした作品だ。 山本は「多くの方々がさまざまな活動を通して被災地の支援をしている中でわたしができることは何かと考えたときに、世界にメッセージを発信できるアニメーション映画を通して人々の思いを伝え、語り継がれることを願いました」と企画意図を説明。「ぜひ、この作品化実現に向けて多くの方のご協力を頂けますと幸いです」と呼び掛
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